JIS A 5752:1994 規格概要
この規格 A5752は、金属製建具にガラスを取り付ける場合に使用する金属製金具用ガラスパテについて規定。
JISA5752 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A5752
- 規格名称
- 金属製建具用ガラスパテ
- 規格名称英語訳
- Putty for metal sash glazing
- 制定年月日
- 1966年1月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.100.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1966-01-01 制定日, 1969-03-01 確認日, 1972-03-01 確認日, 1975-04-01 確認日, 1975-11-01 改正日, 1978-11-01 確認日, 1983-12-01 確認日, 1989-03-01 確認日, 1994-06-01 改正日, 1999-02-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS A 5752:1994 PDF [8]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 5752-1994
金属製建具用ガラスパテ
Putty for metal sash glazing
1. 適用範囲 この規格は,金属製建具にガラスを取り付ける場合に使用する金属製建具用ガラスパテ(以
下,ガラスパテという。)について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JIS K 2207 石油アスファルト
JIS Z 8401 数値の丸め方
2. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考値である。
2. 種類 ガラスパテの種類は,次の2種類とする。
(記号)
1種(硬化性ガラスパテ) M1
2種(非硬化性ガラスパテ) M2
3. 原料及び製造 ガラスパテは,鉱物質充てん材(炭酸カルシウム,鉛白,亜鉛華,チタン白など)及
び液状展色材(油脂,樹脂など)を主な原料とし,よく練り合わせて均質に製造する。
4. 品質 ガラスパテの品質は,5.によって試験を行い,表1の規定に適合しなければならない。試験温
度は20±3℃とする。ただし,4週平均気温が10℃以下で施工するものは5±2℃で試験を行い,その試験
温度を明記する。
備考 施工の際に練り油(プライマー,ボイル油など)を加えるものは,練り合わせたものについて
試験する。
――――― [JIS A 5752 pdf 1] ―――――
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A 5752-1994
表1
項目 1種 2種
種類
過熱減量 (%) 2以下 1以下
作業性 合格 合格
軟度 (mm) 26.0以上 32.0以下26.0以上 32.0以下
スランプ (mm) 3以下 3以下
硬化性 (mm) 3.0以上 6.0以上
き裂試験 合格 合格
引張付着力 [{N/kgf}] 30 [{3.1}] 以上 40 [{4.1}] 以上
5. 試験
5.1 数値の丸め方 数値の丸め方は,JIS Z 8401による。
5.2 数値の換算 従来単位の試験機又は計測器を用いて試験する場合の国際単位系 (SI) による数値へ
の換算は,次による。
1kgf=9.80N
5.3 加熱減量 加熱減量は,次のとおりとする。
(1) 試験器具 試験器具は,図1に示す耐食性金属(厚さ約1mm)で作られた深さ3mm,内径80mmの
平底皿を使用する。
(2) 試験方法 平底皿の質量を0.01gの精度で測定する。試料(約40g)を,室温で,平底皿にパテナイフ
などで一様にならし,その質量を0.01gの精度で測定する。これを温度105110℃の恒温器で3時間
加熱後取り出し,デシケーターに入れて室温になるまで冷却して,その質量を0.01gの精度で測定す
る。加熱減量は,次の式によって求める。
m1 m0
加熱減量 (%) = 100
m1
ここに, m0 : 加熱後の試料質量 (g)
m1 : 加熱前の試料質量 (g)
図1 平底ざら
5.4 作業性 作業性は良好で,次の(1)及び(2)の規定に合格しなければならない。
(1) 試料(約500g)を4.の試験温度で1分間手でよく練り合わせる。その際手に著しく粘着して作業が困
――――― [JIS A 5752 pdf 2] ―――――
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難なものであってはならない。ただし,施工の際にガンなどの施工器具を用いる場合は適用しない。
(2) (1)の試験を図2に示す器具を用いて三角状(約15×15 mm)にパテ止めした場合,逆目を著しく起こ
したり,くずれ,割れを生ずることなくパテナイフで容易に滑らかに仕上げられるものでなければな
らない。
図2 作業性試験
5.5 軟度
5.5.1 試験器具 試験器具は,次の(1)及び(2)に示すものを用いる。
(1) 円筒容器 耐食性金属(厚さ約1mm)で作られた深さ50mm,内径70mmのもの(図3参照)。
(2) 針入度計 JIS K 2207に規定する針入度計。ただし,測定用針は,図4に示す先端角度30°円すい針
で,耐食性金属にニッケルめっきを施したもの。
――――― [JIS A 5752 pdf 3] ―――――
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図3 円筒容器
図4 針入度測定用円すい針
5.5.2 試験方法 試料を4.の試験温度で3時間以上静置後よく練り,円筒容器に一杯になるまで充てんし,
パテナイフなどでその表面を平らにならし,直ちに針入度計を用いて,その試験温度で測定用針を円筒容
器の中心に落下総質量150gで5秒間針入させ,その針入量を0.1mmの精度で測定する。軟度は,その針
入量をもって表す。
5.6 スランプ スランプは,次のとおりとする。
(1) 試験器具 試験器具は,図5に示すJIS H 4000の1100(厚さ1mm以上)で作られたみぞ形容器を使
用する。
――――― [JIS A 5752 pdf 4] ―――――
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図5 みぞ形容器
(2) 試験器具の洗浄 試験器具の洗浄は,エチルアルコールとベンゼンとの等容混合液で十分に洗浄し,
ほこりが付かないようにして乾燥した後,試験器具をつるしてその全面に水を注ぎかける。水の滴が
落ち切って,試験器具の全面がぬれて,連続した水の薄い膜で覆われている場合は,試験器具は清浄
であるとする。清浄であることが確かめられた後に次の処理を行う。容積でりん酸(試薬特級)10,n
−ブチルアルコール(試薬特級)40,イソプロピルアルコール(試薬)30,水20の混合溶液をビーカ
ーに入れ,約80℃に保ちながらその中に試験器具を浸す。10分後に取り出し,室内につるして2時間
後に柔かい綿布で軽くこする。次に水で十分に洗い,50℃に保った乾燥器に入れてほこりが付かない
ように1時間乾燥後取り出し,直ちに塩化カルシウム入りのデシケーターに入れる。試験器具は,デ
シケーターに入れてから48時間以内に使用しなければならない。
(3) 試験方法 試料をよく練り,みぞ形容器に一杯に充てんし,その表面をパテナイフなどで平らになら
す。これを4.の試験温度で24時間,引き続いて温度60±3℃の恒温器に24時間鉛直に懸垂する。
スランプの値は,容器の下端から試料の垂れ下った先端までの距離で表す。
5.7 硬化性
5.7.1 試験器具 試験器具は,次の(1)及び(2)に示すものを使用する。
(1) 平底皿 耐食性金属(厚さ約1mm)で作られた深さ10mm,内径80mmのもの。
(2) 針入度計 5.5の軟度試験に用いる針入度計及び測定用針を用いる。
5.7.2 試験方法 試料をよく練り,平底皿に一杯になるまで充てんし,その表面をパテナイフなどで平ら
にならす。これを温度60±3℃の恒温器に96時間静置後取り出し,デシケーターの中に入れて室温になる
まで冷却する。針入量は,針入度計を用いて落下総質量50gで5秒間針入させ,その針入量を0.1mmの精
度で測定する。硬化性は,針入量をもって表す。
5.8 き裂
5.8.1 試験器具 試験器具は,次の(1)及び(2)に示すものを使用する。
(1) 下板 JIS G 3302に規定する厚さ0.278mm(31番),大きさ約75×130mmのもの。
――――― [JIS A 5752 pdf 5] ―――――
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JIS A 5752:1994の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.50 : 結合材.シーリング材
JIS A 5752:1994の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3302:2019
- 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISK2207:1996
- 石油アスファルト
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方