JIS A 5758:2016 建築用シーリング材 | ページ 3

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6.4.3 試験方法
引張特性試験は,JIS A 1439の5.3.4のa) c) による。
なお,クラス12.5P及び7.5Pの場合には,JIS A 1439の5.3.4 d) による。

6.5 定伸長下での接着性

6.5.1  試験器具
定伸長下での接着性試験に用いる試験器具は,JIS A 1439の5.4.1による。
6.5.2 試験体の作製
定伸長下での接着性試験に用いる試験体の作製は,JIS A 1439の5.4.2による。
6.5.3 試験方法
定伸長下での接着性試験は,JIS A 1439の5.4.4による。ただし,適用する伸び率は,表7による。

6.6 圧縮加熱及び引張冷却後の接着性

6.6.1  試験器具
圧縮加熱及び引張冷却後の接着性試験に用いる試験器具は,JIS A 1439の5.5.1による。
6.6.2 試験体の作製
圧縮加熱及び引張冷却後の接着性試験に用いる試験体の作製は,JIS A 1439の5.5.2による。
6.6.3 試験方法
圧縮加熱及び引張冷却後の接着性試験は,JIS A 1439の5.5.4による。ただし,適用する拡大率及び縮小
率は,表8による。
表8−拡大率及び縮小率
クラス 拡大率・縮小率(%) 拡大時の目地幅(mm) 縮小時の目地幅(mm)
25LM ±25 15.0 9.0
25HM
20LM ±20 14.4 9.6
20HM
12.5E ±12.5 13.5 10.5
30SLM 両方向30 a) 両方向3.6 b)
30SHM
注a) 目地幅に対するせん断変形率を示す。
b) せん断変形量を示す。

6.7 拡大及び縮小繰返し後の接着性

6.7.1  試験器具
拡大及び縮小繰返し後の接着性に用いる試験器具は,JIS A 1439の5.6.1による。
6.7.2 試験体の作製
拡大及び縮小繰返し後の接着性に用いる試験体の作製は,JIS A 1439の5.6.2による。
6.7.3 試験体の養生
拡大及び縮小繰返し後の接着性に用いる試験体の養生は,JIS A 1439の5.6.3による。
6.7.4 試験方法
拡大及び縮小繰返し後の接着性試験は,JIS A 1439の5.6.4による。ただし,適用する拡大率及び縮小率
は,表9による。

――――― [JIS A 5758 pdf 11] ―――――

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表9−拡大率及び縮小率
クラス 拡大率・縮小率(%) 拡大時の目地幅(mm) 縮小時の目地幅(mm)
12.5P ±12.5 13.5 10.5
7.5P ± 7.5 12.9 11.1

6.8 高温状態及び湿潤状態でのガラス越しの人工光暴露後の接着性

6.8.1  試験器具
高温状態及び湿潤状態でのガラス越しの人工光暴露後の接着性に用いる試験器具は,JIS A 1439の5.7.1
による。
6.8.2 試験体の作製
高温状態及び湿潤状態でのガラス越しの人工光暴露後の接着性に用いる試験体の作製は,JIS A 1439の
5.7.2による。
6.8.3 試験方法
高温状態及び湿潤状態でのガラス越しの人工光暴露後の接着性試験は,JIS A 1439の5.7.4による。ただ
し,適用する伸び率は,表10による。
表10−伸び率
クラス 伸び率(%) 伸長時の目地幅(mm)
25LM 100 24.0
25HM
20LM 60 19.2
20HM
30SLM 30 a) 3.6 b)
30SHM
注a) 目地幅に対するせん断変形率を示す。
b) せん断変形量を示す。

6.9 水浸せき後の定伸長下での接着性

6.9.1  試験器具
水浸せき後の定伸長下での接着性に用いる試験器具は,JIS A 1439の5.8.1による。
6.9.2 試験体の作製
水浸せき後の定伸長下での接着性に用いる試験体の作製は,JIS A 1439の5.8.2による。
6.9.3 試験方法
水浸せき後の定伸長下での接着性試験は,JIS A 1439の5.8.4による。ただし,適用する伸び率は,表7
による。

6.10 水浸せき後の接着性

6.10.1 試験器具
水浸せき後の接着性に用いる試験器具は,JIS A 1439の5.9.1による。
6.10.2 試験体の作製
水浸せき後の接着性に用いる試験体の作製は,JIS A 1439の5.9.2による。
6.10.3 試験方法
水浸せき後の接着性試験は,JIS A 1439の5.9.4による。

――――― [JIS A 5758 pdf 12] ―――――

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6.11 体積損失

6.11.1 試験器具
体積損失に用いる試験器具は,JIS A 1439の5.11.1による。
6.11.2 試験方法
体積損失試験は,JIS A 1439の5.11.2による。

6.12 耐久性

6.12.1 試験器具
耐久性試験に用いる試験器具は,JIS A 1439の5.12.1による。
6.12.2 試験体の作製
耐久性試験に用いる試験体の作製は,JIS A 1439の5.12.2による。
6.12.3 試験方法
耐久性試験は,JIS A 1439の5.12.4による。ただし,適用する試験条件は,表11による。
表11−耐久性の区分による試験条件
試験条件 耐久性による区分
10030 9030 8020 7020 7010 9030G a)
圧縮加熱温度(℃) 100 90 80 70 90 b)
変形率(%) ±30 ±20 ±10 30 c)
注a) タイプGに区分する1成分形シリコーン系シーリング材に適用する。
b) せん断加熱温度を示す。
c) せん断変形率を示す。

7 製品の呼び方

  シーリング材は,例に示すようにタイプ,クラス,耐久性,主成分及び製品形態をこの順序で箇条4で
規定した記号を用いて表示する。
例 タイプF,クラス25,低モジュラスLM,耐久性区分9030,(変成シリコーン系及び2成分形の
シーリング材)の呼び方。
F-25LM-9030(MS-2)

8 検査

  検査は,合理的な抜取検査方式によるものとし,箇条6によって試験を行い,箇条5の各項目に適合し
たものを合格とする。ただし,3個の試験体のうち2個以上の試験体が不合格の場合には,その試験を不
合格とし,3個の試験体のうち1個が不合格の場合には,改めて3個の試験体について再試験を1回行い,
1個以上の試験体が不合格のときには,その試験を不合格とする。
なお,6.56.9及び6.12で規定した試験の判定は,次による。ただし,シーリング材両末端の12 mm×
12 mm×2 mmの部位での欠陥は対象外とする。
a) 弾性シーリング材の場合は,深さ2 mmを超える接着破壊又は凝集破壊が発生したときには,その試
験体を不合格とする(図2参照)。
b) 塑性シーリング材の場合は,試料の全深さに達する接着破壊又は凝集破壊が発生したときには,その
試験体を不合格とする。
c) 6.12で規定した試験の場合には,明確な異常がないものを合格とする。ただし,シーリング材の長さ

――――― [JIS A 5758 pdf 13] ―――――

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方向端部から5 mm以内の部位での欠陥は対象外とする。
単位 mm
注a) 部分(両末端12 mm×12 mm×2 mm)での欠陥 : 合否判定の対象外
b) 部分(深さ2 mm)でとどまる欠陥 : 合格
c) 部分に達する欠陥 : 不合格
図2−弾性シーリング材の合否判定

9 表示

  この規格の全ての要求事項に適合したシーリング材の容器には,次の事項を表示しなければならない。
a) 規格番号又は規格名称
b) 製品の呼び方
箇条7によって表示する。
c) 製造業者名又はその略号
d) 製造年月日又はその略号
e) 取扱い上の注意事項

――――― [JIS A 5758 pdf 14] ―――――

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附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS A 5758:2016 建築用シーリング材 ISO 11600:2002,Building construction−Jointing products−Classification and
requirements for sealants及びAmendment 1:2011
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及びその
国際 内容 差異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
3 用語及び 3 用語規格である 追加 JISではISO規格が引用しているISO 6927の用語 規定内容は,JISとほぼ同じで
定義 ISO 6927を引用。 あり,技術的な差異はない。
を規定したほか,JISとして必要な用語(3.10及び
3.12)を規定した。
4 種類 4 規定内容は,JISと追加 規定内容は,JISとほぼ同じで
JISでは,我が国特有なシーリング材であるクラス
ほぼ同じ。 あり,技術的な差異はない。
30Sを追加した。また,公的仕様書との整合化に必
要なため主成分,製品形態及び耐久性による区分を
追加した。
5 性能 5 規定内容は,JISと削除 ISO規格では,タイプGのシーリング材の性能で,規定内容は,JISとほぼ同じで
ほぼ同じ。 追加 あり,技術的な差異はない。
圧縮応力は試験結果を記録するだけで,性能規定と
なっていないことから,JISではこの項目を削除し
た。また,公的仕様書との整合化に必要なため耐久
性による性能を追加した。
6 試験 5 規定内容は,JISと追加 規定内容は,JISとほぼ同じで
JISでは,公的仕様書との整合化に必要なため耐久
ほぼ同じ。 性試験方法を追加した。 あり,技術的な差異はない。
7 製品の呼 8 規定内容は,JISと追加 規定内容は,JISとほぼ同じで
JISでは,公的仕様書との整合化に必要なため,主
び方 ほぼ同じ。 あり,技術的な差異はない。
成分,製品形態及び耐久性による区分を追加した。
8 検査 7 規定内容は,JISと追加 規定内容は,JISとほぼ同じで
JISでは,公的仕様書との整合化に必要なため,耐
ほぼ同じ。 あり,技術的な差異はない。
久性の検査を追加した。また,耐久性の判定基準も
追加した。
A5
9 表示 容器に表示する 8 規定内容は,JISと追加 JISでは,規格番号又は規格名称,製造業者名,製
輸出入量も非常に少なく障壁
758
事項を規定 ほぼ同じ。 造年月日及び取扱い上の注意事項を追加した。 にはならないので国内の事情
: 2
に合わせた。
0 16
4

――――― [JIS A 5758 pdf 15] ―――――

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JIS A 5758:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 11600:2002(MOD)
  • ISO 11600:2002/AMENDMENT 1:2011(MOD)

JIS A 5758:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5758:2016の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA1439:2016
建築用シーリング材の試験方法