JIS A 8334:2006 土工機械―取扱説明書―内容及び様式 | ページ 3

                                                                                              9
A 8334 : 2006 (ISO 6750 : 2005)
附属書A(参考)取扱説明書の様式
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
A.1 一般的な考え方 この附属書は,取扱説明書の表記及び様式に関する指針を与える。
A.1.1 用紙の寸法 A4サイズ(210 mm×297 mm)を推奨する。適切であれば,他の寸法,例えば,A5(210
mm×148 mm)を用いても差し支えない。
A.1.2 表紙 取扱説明書の表紙は,用紙と同じ寸法にするのがよく,丈夫で,潤滑油,水などに耐える材
質を推奨する。
A.1.3 注意書き 個別の状態に関する注意書きを付けるため,取扱説明書の終わりの方に,白紙ページを
1,2枚設けてもよい。
A.2 内容の表記
A.2.1 一般 取扱説明書は,運転員にわかりやすい文体と言葉で書くのがよい。取扱説明書は,機械を販
売した国の言葉で利用できるのがよい。
A.2.2 文体 取扱説明書の文体は,機械を使用する運転員を読者として,簡潔で直裁なのがよい。文節は
短く直裁で,用いる言葉は,誤解の虞のある場合は,その都度説明するか定義するのがよい。
A.3 印刷の体裁
A.3.1 活字の寸法 本文の活字の寸法は,10ポイント以下であってはならない。
A.3.2 段組 A4用紙の文面は,通常,二段組とし,A5用紙の文面は,一段組みとするのがよい。
A.3.3 見出し 見出しの使用は,一冊の取扱説明書を通じて一貫性のあるものとするのがよい。見出しの
活字は,本文より大きい寸法で,太字とするか,又は色を変えるのがよい。使用者の混乱を避けるため箇
条の細分は最小限とし,三段階とすれば,通常は記述内容を細別するのに十分である。
A.4 慣用的な文面
A.4.1 一般 言葉の様式,つづり,番号付け,記号などは,一冊の取扱説明書を通じて,一貫性のあるも
のを用いるのがよい。
A.4.2 用語及び寸法 JIS A 8411-1及びJIS A 8411-2に基づく寸法入りの図面及び関連する用語/仕様項
目の規格による用語は,一冊の取扱説明書を通じて,一貫性のあるものとするのがよい。
A.4.3 記号 操縦装置などの識別記号は,JIS A 8310に適合するものとするのがよい。用語及び記号も,
定義しておくのがよい。
A.4.4 大文字 ローマ字などで表す箇所では,大文字の使用は,なるべく控えるのが好ましい。基本的に
重要な言葉又は表現を強調するには,小文字の太字を用いるのが,通常は推奨される。操作事項(停止操
作)の表題を見分けるには,大文字を用いても差し支えない。
A.4.5 測定及び数量 測定及び数量の表記は,関係するSI単位によるのがよい。適切であれば,同じよ
うな表現を挿入する。

――――― [JIS A 8334 pdf 11] ―――――

10
A 8334 : 2006 (ISO 6750 : 2005)
A.4.6 数量 数量は,アラビア数字で表現する。文節を数量で始める場合は,言葉で表現するか,又は数
字を冒頭以外のところに移すのがよい。
四けた以上の数量は(日付を除く),例えば,21 000のように,三けたごとにまとめて示すのがよい。
A.5 説明図
A.5.1 一般 説明図に補助的な文章が付いたものは,技術的な情報を示すうえで親しみやすい方法である。
説明図はできるだけ簡潔にし,余分な情報を含まないのがよい。詳しい説明図は,使用者にとって難しい
本文を分かりやすくする手助けとなる。説明図の中に文章を含まないことが大事である。
説明図には,数字,文字,記号などを用い,それぞれに取扱説明書の本文で用いた説明を添える。取扱
説明書の本文中に説明図を用いる場合は,“図”として参照するのがよい。説明図,図表,グラフ及び表は,
本文の文章とどちらを選んでもよいように用いるのがよい。それらは明確,かつ,簡潔で,対応する部分
の参照として適切に配置するのがよい。
機械本体及び作業装置は右側から来て左側に向かうように作図するのがよい。
A.5.2 色彩の使用 複雑な図表を明確にするのに必要な場合にだけ,色彩を用いるのがよい。陰影付け,
斜線の交差,ぼかしなどのような技法を,色彩の代わりに使用するのがよい。色彩を用いる場合は,なる
べく原色を用いるが,赤と緑とを組み合わせるのは避ける。
A.5.3 チャート しばしば必要となる情報及び流れ図の形式で説明したほうが分かりやすい場合は,チャ
ートを用いるのがよい。略語,記号及び特殊な用語の記述を添えるのがよい。
A.5.4 表 表は,明確にするため,区分を最小限にして表記するのがよい。表ごとに,表題及び番号を付
けるのがよい。
A.6 索引 あいうえお順の索引を,ページ番号を添えて,取扱説明書の巻末におくのがよい。索引は,
ISO 999の規定に適合するのがよい。

――――― [JIS A 8334 pdf 12] ―――――

                                                                                             11
A 8334 : 2006 (ISO 6750 : 2005)
附属書B(参考)参考文献
この附属書は,本体及び附属書に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
[1] ISO 999:1996, Information and documentation - Guidelines for the content, organization and
presentation of indexes
[2] ISO 3600:1996, Tractors, machinery for agriculture and forestry, powered lawn and garden
equipment - Operator's manuals - Content and presentation

JIS A 8334:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6750:2005(IDT)

JIS A 8334:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 8334:2006の関連規格と引用規格一覧