JIS A 8426:2019 土工機械―つり上げ及び固縛箇所―性能要求事項 | ページ 4

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A 8426 : 2019 (ISO 15818 : 2017)
附属書B
(参考)
土工機械のつり上げ,積み付け,固縛及び輸送−方法及び推奨事項
B.1 概要
土工機械のつり上げ,積み付け,固縛及び輸送のための手引及び図B.1から図B.6の事例を示す。
B.2 つり上げ方法及びつり上げ配置
B.2.1 一般
一番上のつり上げフックは,機械の重心の上方で,3か所又は4か所のつり上げ箇所からのつりビーム
とつながるところに位置し,重心の垂線上にあることが望ましい。荷につり上げ用具を掛けるつり上げ箇
所は,機械の重心より上側にあることが望ましい。
製造業者は,各機械の型式又は機種に応じてつり上げ用具の特性及び各スリングの脚部の長さについて
の手引を提供することが望ましい(図B.1及び図B.2並びに図B.3A,図B.4及び図B.5参照)。
B.2.2 安全なつり上げのための事前の注意事項
原動機は停止し,操縦装置は(操作を不能とする手段が利用できる場合)操作不能とし,駐車制動装置
及び旋回駐車制動装置のような機械の動作の制動装置を適用することが望ましい。また,上部旋回式の機
械の旋回ロック及び車体屈折式機械の屈折ロック装置のような機械の動作のロック装置はロック位置とし,
変速機はか()み合い位置とすることを,各装置が備わり,かつ,そうするのが適切である場合は推奨
する。
機械は,つり上げ用具及びつり上げ箇所に衝撃荷重がかからないように,平衡を保ちつつ徐々につり上
げることが望ましい。
つり上げ方法及び事前の注意事項は,運転取扱説明書及び整備解説書に記述することが望ましい。
B.3 固縛方法及び固縛配置
B.3.1 一般
製造業者は,各機械の型式又は機種に応じて最適の固縛方法及び固縛用具について運転取扱説明書に記
載することが望ましい(図B.3図B.6参照)。
B.3.2 機械の固縛のための準備事項
原動機は停止し,操縦装置は(操作を不能とする手段が利用できる場合)操作不能とする。適切である
場合は旋回駐車制動装置及び駐車制動装置を適用する。
B.3.3 荷崩れの防止
機械は,機械の固縛箇所を,固縛用具を用いて輸送用機器に確実に荷締めすることが望ましい。
B.3.4 上部旋回体の旋回防止
[アタッチメント及びエクィップメント(作業装置)を含む]上部旋回体は,輸送状態での固定を確実
にするため,その機械専用の(自動又は手動)器具,又はその他の固縛用具で固縛することが望ましい。
B.3.5 アタッチメント及びエクィップメント(作業装置)の動きの防止
機械のアタッチメント及びエクィップメント(作業装置)で,機械に備え付けの拘束手段では確実でな
く,輸送用機器の動作範囲を超えて動く可能性がある場合は,動きを防止しなければならない。動く可能

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A 8426 : 2019 (ISO 15818 : 2017)
性のあるエクィップメントを固縛用具で拘束するための指示を提供することが望ましい。
輸送時の振動によって突き出る可能性がある油圧シリンダのように固定されない部品は,トレーラの荷
台にアタッチメント,可動性脚部などを置く又は固縛用具を用いて拘束するか,又はその両方で確実に固
定することが望ましい。
注記 一部のアタッチメントには,アタッチメント又は可動性の脚部が輸送用機器の外側に伸びない
ことを確実とする手段(例えば,スタビライザの可動部のチェックバルブ)を備えるものがあ
る。
B.3.6 車体屈折式の車体屈折防止
車体屈折式機械では,機械を固縛する前に,屈折ロックをロック位置にすることが望ましい。
B.4 つり上げ及び固縛用具の性能
つり上げ用具の最大使用負荷質量(WLL)は,表1に規定した対応するつり上げ箇所の強度要求に一致
することを,また,固縛用具の使用荷重(LC)は,表5に規定した対応する固縛箇所の強度要求に一致す
るか又は上回ることを,運転取扱説明書で推奨することが望ましい。
記号
1 つり上げ用具
2 つり上げ箇所の位置(アイ)
3 重心を通る垂線の側面投影
4 スプロケット
図B.1−油圧ショベルのつり上げ方法及びつり上げ箇所の位置の例

――――― [JIS A 8426 pdf 17] ―――――

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図B.2−車輪式油圧ショベルのつり上げ方法及びつり上げ箇所の位置の例
図B.3−履帯式油圧ショベルの固縛方法及び固縛箇所の位置の例

――――― [JIS A 8426 pdf 18] ―――――

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A 8426 : 2019 (ISO 15818 : 2017)
図B.3A−履帯式油圧ショベルのつり上げ方法及びつり上げ箇所並びに固縛方法及び固縛箇所の位置の例
図B.4−ローダのつり上げ方法及びつり上げ箇所並びに固縛方法及び固縛箇所の位置の例

――――― [JIS A 8426 pdf 19] ―――――

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A 8426 : 2019 (ISO 15818 : 2017)
図B.5−締固め機械のつり上げ方法及びつり上げ箇所並びに固縛方法及び固縛箇所の位置の例
2
2
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記号
1 固縛用具
2 固縛箇所
図B.6−履帯式ダンパ(不整地運搬車)の固縛方法及び固縛箇所の位置の例

――――― [JIS A 8426 pdf 20] ―――――

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JIS A 8426:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 15818:2017(IDT)

JIS A 8426:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 8426:2019の関連規格と引用規格一覧