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A 8961 : 2014
a
H
a′
上さん上端と中さん上端の距離(a)は50 cm以下とし,中さん上端と床面の距離(a')は40 cm以上,
50 cm以下とする。
また,高さ10 cm以上のつま先板と手すりが一体化したものにあっては,つま先板上端から中さん上端の
距離(a')は30 cm以上,40 cm以下とする。
図6−中さんの位置が平行な場合
d H
△ABO,△ACOなどの全ての空間の区域面積(S)は,0.5 m2以下又は各枠の内接円の直径(d)が
60 cm以下とする。
図7−中さんの位置が平行でない場合
6 強度
先行形手すりの強度は,表3による。
表3−先行形手すりの強度
項目 強度 試験方法
a) 先行形手すりの水平 30 kgのおもりによって生ずる水平力が作用したときの水平たわみ
たわみ量及び終局耐 量が10 cm以下でなければならない。
力 箇条7 a)
終局耐力は,100 kgのおもりによって生ずる水平力が作用したと
き,水平たわみ量が45 cm以下で,かつ,おもりを30秒間保持で
きなければならない。
b) 安全帯取付設備の性 落体が地面に接触してはならない。 箇条
能 7 b),c)
試験対象は,項目a),b) のいずれも最大スパンのものを供試体とし,b) についての試験項目は,表4のケ
ースNo.(1)(6)のうち,該当する試験を行う。
7 試験方法
試験方法は,次による。
a) 先行形手すり及び支柱の強度は,図8に定める試験方法によって確認する。図8に示すように,試験
用ジグに先行形手すりを取り付け,上さんの中央部に30 kgのおもりをつり下げることによって水平
――――― [JIS A 8961 pdf 6] ―――――
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力を与え,水平たわみ量(δH)を測定する。また,同様に上さんの中央部に100 kgのおもりをつり下
げ,水平たわみ量を測定する。さらに,そのまま30秒間おもりをつり下げ,以上の有無を確認する。
なお,試験はランダムに抜き取った3体の供試体で3回行い,その全てにおいて適合しなければな
らない。
150 cm以上
δH
(側面図) (平面図)
図8−先行形手すりの水平たわみ量及び終局耐力の試験
b) 安全帯取付設備として使用するS種先行形手すり及び第1種先行形手すりは,図9に定める落体(質
量100 kgの砂のう)及び170 cmのランヤードを使用し,床上面から90 cmの位置を落体のつ(吊)
り元とし,そのつり元から自由落下させ,落体が地面に接触しないことを確認する。
なお,試験はランダムに抜き取った3体の供試体で,次のc) に該当する試験を3回行い,その全て
において適合しなければならない。
――――― [JIS A 8961 pdf 7] ―――――
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単位 cm
a)
(床付き布わく)
b)
a) 手すりの芯と足場の芯とが一致している場合
(以下,Aタイプという。)
a)
(床付き布わく)
b)
c) ランヤード b) 手すりの芯と足場の芯がずれている場合
(以下,Bタイプという。)
注a) フックと上さんとは固縛しない。
b) 床付き布わくの幅は50 cmとし,先行形手すり側の建地(脚柱)に寄せて設置する。
図9−安全帯取付設備性能試験方法の例
c) 安全帯取付設備性能試験項目 安全帯取付設備性能試験は,表4の試験項目によって行う(図10図
15参照)。
試験項目ケースNo.(2),(3)及び(5)の場合,先行形手すりの形状が対称のものは左右いずれかの片側
で試験を行い,非対称のものは,強度的に不利側(不利側とは上方固定部と下方固定部との距離が短
い側をいう。)で試験を行う。
――――― [JIS A 8961 pdf 8] ―――――
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表4−安全帯取付設備性能試験項目
単位 cm
50
妻側先行形手すり
a) a)
注a) 最大スパンとは,先行形手すりの左右固定部の芯間距離が最大のものをいう。
種類
名称 ケースNo.
S種 第1種
(1) ○ ○
(2) ○ ○
桁側先行形手すり (3) ○ ○
(4) ○ −
(5) ○ −
妻側先行形手すり (6) ○ −
――――― [JIS A 8961 pdf 9] ―――――
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単位 cm
a)
Aタイプの場合 Bタイプの場合
(床付き布わく)
b)
H
Aタイプの場合
注a) 床付き布わくは,先行形手すり側の建地(脚柱)に寄せて設置する。
b) は,当該先行形手すりを使用する足場の作業床の2層分とし,3.4 m以上とする。
図10−安全帯取付設備性能試験のケース No.(1) 前踏側中央部から落下の例
――――― [JIS A 8961 pdf 10] ―――――
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