JIS B 0116:2020 パッキン及びガスケット用語

JIS B 0116:2020 規格概要

この規格 B0116は、パッキン及びガスケットの種類及び名称に関する用語,並びにそれらに関する技術用語について規定。

JISB0116 規格全文情報

規格番号
JIS B0116 
規格名称
パッキン及びガスケット用語
規格名称英語訳
Glossary of terms for packings and gaskets
制定年月日
1966年10月1日
最新改正日
2020年8月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.040.21, 21.140
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1966-10-01 制定日, 1970-10-01 確認日, 1973-10-01 確認日, 1976-10-01 確認日, 1978-06-01 改正日, 1983-06-01 確認日, 1988-02-01 確認日, 1997-12-20 確認日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2015-03-20 改正日, 2020-08-20 改正
ページ
JIS B 0116:2020 PDF [55]
                                                                                   B 0116 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 分類・・・・[1]
  •  4 用語及び定義・・・・[1]
  •  4.1 シール一般・・・・[1]
  •  4.2 パッキン・・・・[2]
  •  4.3 ガスケット・・・・[10]
  •  4.4 その他のシール・・・・[19]
  •  4.5 共通・・・・[19]
  •  附属書A(参考)参考規格・・・・[41]
  •  用語索引(五十音順)・・・・[43]
  •  用語索引(アルファベット順)・・・・[49]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0116 pdf 1] ―――――

           B 0116 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本高圧力技術協会(HPI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業
規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業
規格である。これによって,JIS B 0116:2015は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0116 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 0116 : 2020

パッキン及びガスケット用語

Glossary of terms for packings and gaskets

1 適用範囲

  この規格は,パッキン及びガスケットの種類及び名称に関する用語,並びにそれらに関する技術用語(以
下,用語という。)について規定する。

2 引用規格

  この規格には,引用規格はない。

3 分類

  この規格の用語の分類は,次による。
a) シール一般
b) パッキン
1) パッキン共通
2) 成形パッキン
3) グランドパッキン
4) メカニカルシール
5) その他のパッキン
c) ガスケット
d) その他のシール
e) 共通

4 用語及び定義

  パッキン及びガスケット並びにそれらに関する用語及び定義は,次による。
注記1 用語の一部に丸括弧“( )”で続けた用語は,用語を限定し,索引の際の負担を軽減するた
めのもので,実際の使用に際してはその表現の適否に留意する。
注記2 参考のため,用語には対応英語を示し,関連するJISのあるものは,その規格番号を示す。

4.1 シール一般

 番号      用語                         定義                     対応英語(参考) 参考規格
10001 シール 流体の漏れ又は外部からの異物の侵入を防止する機seal, JIS B 0142
能又は部品。密封部品(図1参照)ともいう。 sealing element
10002 パッキン packing,
回転運動,往復運動などの運動部に用いるシールの総 JIS B 0142
称。運動用シール又は動的シールともいう。 dynamic seal
注記 一般にはシールと同じ意味を表す。

――――― [JIS B 0116 pdf 3] ―――――

           2
B 0116 : 2020
番号 用語 定義 対応英語(参考) 参考規格
10003 ガスケット gasket,
フランジ継手などの静止部分(ドアのような開閉部を JIS B 0142
static seal
含む。)に用いるシールの総称(図2参照)。固定用シ
ール又は静的シールともいう。
10004 密封装置 流体の漏れ又は外部からの異物の侵入を防止するたsealing device JIS B 0142
めに用いる装置の総称。
10005 シール性 sealing performance
流体の漏れ又は外部からの異物の侵入を防止できる
性能。密封性ともいう。 sealability
10006 シール面 sealing surfaces
シールを行う面。密封部品(シール)自身,及び軸,
フランジなどの相手面をいうこともある。密封面とも
いう。
10007 接触面 contact surfaces
密封部品(シール)と相手材とが接触している面(機
能から見ればシール面)。接面ともいう。
10008 漏れ シール部分から,流体が流出又は流入する現象。 leakage
10009 接触面漏れ 接触面からの漏れ。接面漏れともいう。 leakage through
contact surfaces
10010 浸透漏れ leakage through
シール内部の繊維及び細孔に流体が浸み込んで起こ
る漏れ。 sealing element
10011 透過 permeation
シール内部を流体が分子レベルで通り抜ける現象。 JIS K 6275-1
JIS K 6275-2
10012 滑り面漏れ パッキンの相対運動のある接触面からの漏れ。 leakage along
sliding surfaces
10013 背漏れ leakage along
パッキンの相対運動のない接触面からの漏れ。一般に
は,グランドパッキンのグランド側の漏れをいう。 nonsliding surface
10014 なじみ conformability,
接触面の凹凸に沿ったシール材の変形,又はその変形
によって達成される密封。 embedment
10015 セルフシール 流体圧力を利用して密封性を向上させる機能又は特self-seal,
性。 self-sealing

4.2 パッキン

4.2.1 パッキン共通
番号 用語 定義 対応英語(参考) 参考規格
20001 接触形シール シール面を構成する二つの面が直接接触する動的シcontact seal
ール。
20002 非接触形シール シール面を構成する二つの面が小さな隙間を介してnon-contact seal
対向する動的シール。
20003 端面シール end-face seal,
軸に垂直な二つの平面間の接触圧力によって,回転部
axial seal
分の密封を行うシールの総称。アキシャルシールとも
いう。
20004 成形パッキン 金型を用いた成形加工によって作られたパッキンのmolded packing
総称。モールドパッキンともいう。
20005 グランドパッキ gland packing
断面が角形又は円形の,スタッフィングボックスに詰
ン め込んで用いるパッキンの総称。
20006 メカニカルシー mechanical seal
端面シールの一種で,緩衝機構をもつ動的シールユニ JIS B 2405
ル ット。
20007 セルフタイトニ 取付けのとき,特に組立調整を必要としないパッキself-tightening
ングパッキン ン。グランドパッキン及びVパッキンを除くほとんど packing
のパッキンは,この範ちゅうに入る。
20008 セルフシールパ 流体圧力を利用したパッキン。 self-seal packing
ッキン
20009 軸シール 軸封部に用いるパッキンの総称。 shaft seal

――――― [JIS B 0116 pdf 4] ―――――

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B 0116 : 2020
番号 用語 定義 対応英語(参考) 参考規格
20010 ピストンパッキ piston packing,
ピストンに取り付け,シリンダ内面をしゅう(摺)動
ン piston seal
する往復運動用パッキンの総称。ピストンシールとも
いう。
20011 ロッドパッキン rod packing,
ロッド面をしゅう(摺)動する往復運動用パッキンの
総称。ロッドシールともいう。 rod seal
20012 ピストンリング piston ring
シリンダとピストンとの潤滑を目的に,ピストンのリ
ング溝に装着する切り口をもった往復運動用パッキ
ンの総称。
20013 プランジャーパ プランジャーと相対運動をする相手側に取り付けらplunger packing
ッキン れ,プランジャーに接触して用いる往復運動用パッキ
ンの総称。
20014 スタンチューブ stern tube packing
船のプロペラ軸を通すシャフト(船尾管)部に用いる
パッキン パッキン。船尾管シールともいう。
20015 PV値 PV value
シールに加わる負荷の大きさを示す,流体圧力(P)
と周速(V)との積で表した値。
20016 往復運動 向きが常に反転する軸方向の運動。 reciprocating motion
20017 回転運動 円周方向にしゅう(摺)動する運動。 rotational motion,
rotary motion
20018 ヘリカル運動 helical motion
回転しながら回転面に垂直な方向へ移動するら(螺)
旋運動。
20019 シールハウジン パッキン溝を設けたパッキン箱(又は室)。 seal housing, JIS B 0142
グ housing
20020 スタッフィング stuffing box
グランドパッキン,Vパッキンなどを入れるパッキン
ボックス 箱(又は室)(図3参照)。
20021 パッキン溝 パッキンを取り付ける溝。 packing groove
4.2.2 成形パッキン
a) 種類
番号 用語 定義 対応英語(参考) 参考規格
21001 リップパッキン Vパッキン,Uパッキン,オイルシールなどのようなlip packing (or seal)
リップをもつ成形パッキンの総称。リップシールとも
いう。
21002 スクィーズパッ squeeze packing
Oリング,角リングなどのように,つぶし代を与えて
キン 使用する成形パッキンの総称。
21003 オイルシール oil seal,
リップを用いてラジアル方向に締め付け,回転又は往 JIS B 2402-2
復運動部分のシールを行うリップパッキン(図4参 rotary shaft lip-type
照)。 seal
21004 クッションシー ストロークエンドにおけるショックを吸収してシリcushion seal (or
ル ンダの破損及び衝撃音を防止するリップパッキン(図packing)
5参照)。クッションパッキンともいう。
21005 ダストシール dust seal,
余剰の流体膜又は異物を除くため,往復運動用のパッ JIS B 0142
scraper ring,
キンと併用するリップパッキン(図6参照)。スクレ
dust wiper,
ーパリング,ダストワイパ,ワイパリング又はワイパ
シールともいう。 wiper ring (or seal)
21006 Jパッキン J packing,
断面形状がJ字形をしたリップパッキン(図7参照)。
ハットパッキン又はフランジパッキンともいう。 hat packing,
flange packing
21007 Lパッキン L packing,
断面形状がL字形をしたリップパッキン(図8参照)。
カップパッキン又はCパッキンともいう。 cup packing,
C packing

――――― [JIS B 0116 pdf 5] ―――――

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JIS B 0116:2020の国際規格 ICS 分類一覧

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