JIS B 0420-3:2020 製品の幾何特性仕様(GPS)―寸法の公差表示方式―第3部:角度に関わるサイズ

JIS B 0420-3:2020 規格概要

この規格 B0420-3は、角度に関わるサイズの標準指定演算子について規定。

JISB0420-3 規格全文情報

規格番号
JIS B0420-3 
規格名称
製品の幾何特性仕様(GPS)―寸法の公差表示方式―第3部 : 角度に関わるサイズ
規格名称英語訳
Geometrical product specifications (GPS) -- Dimensional tolerancing -- Part 3:Angular sizes
制定年月日
2020年3月23日
最新改正日
2020年3月23日
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対応国際規格

ISO

ISO 14405-3:2016(MOD)
国際規格分類

ICS

17.040.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2020-03-23 制定
ページ
JIS B 0420-3:2020 PDF [23]
                                                                                 B 0420-3 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 指定条件及び記号・・・・[10]
  •  5 角度に関わるサイズの標準指定演算子・・・・[11]
  •  5.1 一般・・・・[11]
  •  5.2 角度に関わるサイズのISO標準指定演算子・・・・[12]
  •  5.3 図面に適用する角度に関わるサイズの図示標準指定演算子・・・・[13]
  •  6 図示・・・・[14]
  •  6.1 角度に関わるサイズの特別指定演算子の図示・・・・[14]
  •  6.2 角度に関わるサイズ特性を明確にした公差付き形体の指示・・・・[15]
  •  附属書A(規定)2直線間角度サイズ(回転体又はくさび形体)に対する当てはめ基準・・・・[16]
附属書B(参考)一つの角度に関わるサイズ形体による二平面と二つの単独形体による
二平面との違い 17
  •  附属書C(参考)GPSマトリックスモデルとの関係・・・・[18]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[20]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0420-3 pdf 1] ―――――

B 0420-3 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産
業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済
産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 0420の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 0420-1 第1部 : 長さに関わるサイズ
JIS B 0420-2 第2部 : 長さ又は角度に関わるサイズ以外の寸法
JIS B 0420-3 第3部 : 角度に関わるサイズ

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0420-3 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
B 0420-3 : 2020

製品の幾何特性仕様(GPS)−寸法の公差表示方式−第3部 : 角度に関わるサイズ

Geometrical product specifications (GPS)-Dimensional tolerancing- Part 3: Angular sizes

序文

  この規格は,2016年に第1版として発行されたISO 14405-3を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本産業規格である。
附属書Cにこの規格とGPSマトリックスモデルとの関係を示す。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,角度に関わるサイズの標準指定演算子について規定する。さらに,この規格は,角度に関
わるサイズ形体(以下,“角度サイズ形体”という。),例えば,円すい,円すい台,くさび形体,切頭くさ
び形体,方向が異なる二直線(図1及び図2参照)のための多くの特別指定演算子を規定する。
また,この規格は,これらの角度に関わるサイズのための指定条件及び図示方法についても規定する。
この規格で規定する角度に関わるサイズは,次による。
− 局部角度サイズ
− 2直線間角度サイズ
− 部分角度サイズ
− 全体角度サイズ
− 直接全体角度サイズ
− 最小二乗角度サイズ
− ミニマックス角度サイズ
− 間接全体角度サイズ,順位角度サイズ
− 最大角度サイズ
− 最小角度サイズ
− 平均角度サイズ
− 中央角度サイズ
− 中間角度サイズ
− 範囲角度サイズ
− 標準偏差角度サイズ

――――― [JIS B 0420-3 pdf 3] ―――――

2
B 0420-3 : 2020
この規格は,角度に関わるサイズ公差を次のように定義する。
− “+”及び/又は“−”で表す許容差。例えば0°/−0.5°
− 角度に関わる許容限界サイズ又は上の許容サイズ(ULS)及び/若しくは下の許容サイズ(LLS)
例 35°max又は15°min, 36
34
− 指定条件の有無
この規格は,幾つかの種類の角度に関わるサイズの特性の種類を表現するための一連のツールについて
規定する。ただし,“機能・用途”と“角度に関わるサイズの特性”との関連情報は規定しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 14405-3:2016,Geometrical product specifications (GPS)−Dimensional tolerancing−Part 3:
Angular sizes(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0024 製品の幾何特性仕様(GPS)−基本原則−GPS指示に関わる概念,原則及び規則
注記 対応国際規格 : ISO 8015,Geometrical product specifications (GPS)−Fundamentals−Concepts,
principles and rules
JIS B 0420-1 製品の幾何特性仕様(GPS)−寸法の公差表示方式−第1部 : 長さに関わるサイズ
注記 対応国際規格 : ISO 14405-1:2010,Geometrical product specifications (GPS)−Dimensional
tolerancing−Part 1: Linear sizes
JIS B 0420-2 製品の幾何特性仕様(GPS)−寸法の公差表示方式−第2部 : 長さ又は角度に関わるサ
イズ以外の寸法
注記 対応国際規格 : ISO 14405-2:2018,Geometrical product specifications (GPS)−Dimensional
tolerancing−Part 2: Dimensions other than linear or angular sizes
ISO 17450-1,Geometrical product specifications (GPS)−General concepts−Part 1: Model for geometrical
specification and verification
ISO 17450-2,Geometrical product specifications (GPS)−General concepts−Part 2: Basic tenets,
specifications, operators, uncertainties and ambiguities
ISO 17450-3,Geometrical product specifications (GPS)−General concepts−Part 3: Toleranced features

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0024,JIS B 0420-1,JIS B 0420-2,ISO 17450-1,ISO 17450-2
及びISO 17450-3によるほか,次による。
当てはめ基準のため,“最小二乗”と“ガウシアン”とは,“ミニマックス”と“チェビシェフ”とが同
じように,同義であると仮定する。この規格においては,“最小二乗”及び“ミニマックス”という用語を
適用する。最小二乗基準は,この規格では一貫して実体の制約なしとして理解する。

――――― [JIS B 0420-3 pdf 4] ―――――

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B 0420-3 : 2020
3.1
角度に関わるサイズ(angular size)
円すい切断面における二つの面素(直線)の間,同一平面上にある方向が異なる二直線の間,又は姿勢
が異なる(平行ではない)二平面の間の角度。
注記1 角度に関わるサイズは,当てはめ形体,又は角度サイズ形体に関連する形体から定義される。
注記2 図1及び図2に示す角度に関わるサイズの例を参照。
注記3 “角度サイズ形体”の定義はISO 17450-1で規定され,0°又は180°という角度はない。
注記4 二つの角度サイズ形体。
− 回転体に関わるサイズ形体 : 円すい又は円すい台。方向が異なる二直線は,円すい又は
円すい台に当てはめた回転軸を含む平面において,円すい又は円すい台の二つの縦方向
断面から定まる。
− 角柱体の角度サイズ形体 : くさび形体又は切頭くさび形体。方向が異なる二直線は,く
さび形体又は切頭くさび形体に当てはめた二平面の交線となる直線に垂直な平面と,く
さび形体又は切頭くさび形体と交わる断面から定まる。
注記5 図1及び図2は,角度サイズ形体の種類であるくさび形体,切頭くさび形体,円すい,円す
い台及び方向が異なる二直線を図示している。
注記6 図3のa) 及びb) は,角度サイズ形体の角度,及び角度サイズ形体ではないが方向が異なる
二つの実体の間の角度の事例を示している。附属書Bも参照。また,図3のa) 及びb) は,
それぞれこの規格の適用範囲内及び適用範囲外の例である。
注記7 包絡の条件は,角度サイズ形体には適用できない。
注記8 この規格では,“角度に関わるサイズ”は,JIS B 0001の3.4(角度サイズ)で定義された角
度サイズを製品の幾何特性仕様(GPS)に基づいて解釈したものの意味である。“サイズ”の
前に“角度”がない場合,“長さに関わるサイズ”を意味する(JIS B 0420-1参照)。
a) くさび形体 b) 円すい
c) 切頭くさび形体 d) 円すい台
図1−角度サイズ形体及び角度に関わるサイズの例(その1)

――――― [JIS B 0420-3 pdf 5] ―――――

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JIS B 0420-3:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 14405-3:2016(MOD)

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