JIS B 1501:2009 転がり軸受―鋼球 | ページ 4

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B 1501 : 2009
表JB.1−弾性接近量の計算式
測定の図例 接触の条件別の計算式
P 3
鋼球と測定子との接触点にお 1 2 1 1
2
ける測定力による弾性接近量1 .749P2 ···(3)
r Dw E1 E2
鋼球と測定子と
の接触点

球端面測定子
3 2
鋼球と測定平面との接触点に P W
2
1 1
2 .9 43 ······(4)
おける測定力及び鋼球の質量 Dw E2 E3
鋼球 による弾性接近量
鋼球と測定子 P+W

との接触点
測定平面
P 3
ブロックゲージと測定子との 2
.943P2 1 1 ············(5)
ブロックゲージ 接触点における測定力による3
2r E1 E4
と測定子との接
触点 弾性接近量
球端面測定子 攀
ブロックゲージ
測定平面
ここに, P : 測定力 (N)
W : 鋼球の質量 (kg)
r : 測定子球端面の曲率半径 (mm)
Dw : 鋼球の呼び直径 (mm)
E1 : 測定子のヤング率 (GPa)
E2 : 鋼球のヤング率 (GPa)
E3 : 測定平面のヤング率 (GPa)
E4 : ブロックゲージのヤング率 (GPa)
c) 計算例 測定力及び鋼球の質量による弾性接近量の補正の計算例を,次に示す。
呼び10 mmの鋼球を,超硬合金製測定子球端面と超硬合金製測定平面との間に挟んで,ブロックゲ
ージと比較した場合の直径の実測値が9.998 50 mmであったとする。ただし,この場合の測定力(P)は
0.39 N,鋼球の質量(W)は0.004 08 kg,測定子球端面の曲率半径(r)は1.587 5 mmとする。
P = 0.39 N,r = 1.587 5 mm,Dw = 10 mm,W =0.004 08 kg
また,超硬合金製測定子のヤング率 (E1) は550 GPa,鋼球のヤング率 (E2) は210 GPa,超硬合金
製測定平面のヤング率 (E3) は550 GPa,ブロックゲージのヤング率 (E4) は210 GPaとする。
E1 = 550 GPa,E2 = 210 GPa,E3 = 550 GPa,E4 = 210 GPa
まず,鋼球と超硬合金製測定子球端面との弾性接近量 攀 3)から求める。
3 2
.7 49 .0( 39 ) 21 2 1 1 .0 13 μm
1
.1 587 5 10 550 210

――――― [JIS B 1501 pdf 16] ―――――

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B 1501 : 2009
次に,鋼球と超硬合金製測定平面との弾性接近量 攀 4)から求める。
3
2 2
.0 39 8.9 .0 00408 2101 5501
2 .9 43 .0 09 μm
10
ブロックゲージと超硬合金製測定子球端面との弾性接近量 攀 5)から求める。
3
2 2
.0 39 1 1
3 .9 43 .0 12 μm
.1 587 5 2 550 210
弾性接近による補正量は,式(2)よりHs = 0.13 + 0.09−0.12 = 0.10
したがって,鋼球の実測直径は,式(1)よりDws = 9.998 50 + 0.000 10 = 9.998 60 mmとなる。
また,例として次の測定条件での鋼球の呼び直径 (Dw) と弾性接近による補正量 (Hs) との関係を図
JB.1に示す。
P = 0.39 N,r = 1.587 5 mm,Dw = 10 mm,W = 0.040 N
E1 = 550 GPa,E2 = 210 GPa,E3 = 550 GPa,E4 = 210 GPa
図JB.1−鋼球の呼び直径 (Dw) と弾性接近による補正量 (Hs) の例

――――― [JIS B 1501 pdf 17] ―――――

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B1
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附属書JC
501
(参考)
: 20
JISと対応する国際規格との対比表
09
JIS B 1501: 2009 転がり軸受−鋼球 ISO 3290:2001,Rolling bearings−Balls−Dimensions and tolerances
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差異
国際規 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 格番号 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び名称 の評価
1 適用範 鋼球 1.適用範 鋼球 一致 − −
囲 囲
2 引用規

3 用語及 用語に関する引用 3.用語及 用語に関する引用規格 一致 − −
び定義 規格 び定義
3.1呼び 呼びの定義を規定 − − 追加 ISO規格にない。 対応国際規格にはないが,日本国
内の必要性から規定した。
3.2呼び直 呼び直径の定義を 3.1 一致 − −
径 規定
3.3実測直 実測直径の定義を 3.2 一致 − −
径 規定
3.4平均直 平均直径の定義を 3.3 一致 − −
径 規定
3.5直径不 直径不同の定義を 3.4 一致 − −
同 規定
3.6表面の 表面の不均一性と 3.5 一致 − −
不均一性 形状特性の定義を
と形状特 規定

3.6.1真球 真球度の定義を規 3.5.1 一致 − −
度 定

――――― [JIS B 1501 pdf 18] ―――――

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B 1501 : 2009
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差異
国際規 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び名称 の評価
3.6.2ウェ ウェビネスの定義 3.5.2 一致 − −
ビネス を規定
3.6.3表面 表面粗さの定義を 3.5.3 一致 − −
粗さ 規定
3.7表面き 表面きずの定義を 3.6 一致 − −
ず 規定
3.8ロット ロットの定義を規 3.7 一致 − −

3.9ロット ロットの平均直径 3.8 一致 − −
の平均直 の定義を規定

3.10ロッ ロットの直径の相 3.9 一致 − −
トの直径 互差の定義を規定
の相互差
3.11等級 等級の定義を規定 3.10 一致 − −
3.12ゲー ゲージの定義を規 3.11 一致 − −
ジ 定
3.13ゲー ゲージからの寸法 3.12 一致 − −
ジからの 差の定義を規定
寸法差
3.14サブ サブゲージの定義 3.13 一致 − −
ゲージ を規定
3.15硬さ 硬さの定義を規定 3.14 一致 − −
4要求事 タイトルを示す。 4. 一致 − −

4.1寸法 推奨する寸法(呼 4.1 寸法 推奨する呼び直径を付表追加 ISOは鋼球の大きさをmm単 3.1“呼び”参照
B1
び)を表1に示す。 に示す。 位の呼び直径で規定。JISは呼
50
びで規定。
1 : 2009
5

――――― [JIS B 1501 pdf 19] ―――――

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B 1501 : 2009
B1
5
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差異
5
国際規 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
01 : 2
格番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
00
及び名称 の評価
9
4.2形状及 直径不同,真球度な 4.2 一致 − −
び表面の どの許容値を表2に
品質 示す。
4.3等級及 ロットの直径の相 4.3 一致 − −
びゲージ 互差,ゲージ間隔,
推奨ゲージなどの
等級ごとの値を表3
に示す。
4.4硬さ 硬さの値を表4に, 4.4硬さ 硬さの値及び測定方法を変更 ISOでは顧客と供給者間での 対応国際規格にはないが,日本国
球面で測定した場 規定。 合意によるとして規定しな 内の必要性から規定した。
合の補正方法を附 い。JISでは規定する。
属書JAに示す。
5 材料 鋼球の材料を規定 − − 追加 JISに,この項目追加 対応国際規格にはないが,日本国
内の必要性から規定した。
6 測定方 タイトルを示す。 − − 追加 JISに,この項目追加 対応国際規格にはないが,日本国
法 内の必要性から規定した。
6.1平均直 平均直径及び直径 − − 追加 JISに,この項目追加 対応国際規格にはないが,日本国
径及び直 不同の測定方法を 内の必要性から規定した。
径不同 示す。
6.2真球度 真球度の評価方法 − − 追加 JISに,この項目追加 対応国際規格にはないが,日本国
を示す。 内の必要性から規定した。
6.3ウェビ ウェビネスの測定 − − 追加 JISに,この項目追加 対応国際規格にはないが,日本国
ネス 方法を示す。 内の必要性から規定した。
6.4表面粗 表面粗さの測定方 − − 追加 JISに,この項目追加 対応国際規格にはないが,日本国
さ 法を示す。 内の必要性から規定した。
6.5ロット ロットの直径の相 − − 追加 JISに,この項目追加 対応国際規格にはないが,日本国
の直径の 互差及びゲージの 内の必要性から規定した。
相互差及 求め方を示す。
びゲージ

――――― [JIS B 1501 pdf 20] ―――――

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JIS B 1501:2009の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3290:2001(MOD)

JIS B 1501:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 1501:2009の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称