JIS B 4130:1998 ダイヤモンド/CBN工具―ダイヤモンド又はCBNと(砥)粒の粒度

JIS B 4130:1998 規格概要

この規格 B4130は、ホイール,セグメントソーなどのダイヤモンド又はCBN工具の製造に用いる,ダイヤモンド又はCBNと(砥)粒の粒度の種類と表現方法並びに粒度試験の方法について規定。

JISB4130 規格全文情報

規格番号
JIS B4130 
規格名称
ダイヤモンド/CBN工具―ダイヤモンド又はCBNと(砥)粒の粒度
規格名称英語訳
Diamond/CBN products -- Grain sizes of diamond or cubic boron nitride
制定年月日
1982年6月15日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6106:1979(MOD)
国際規格分類

ICS

25.100.70
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工具 2020
改訂:履歴
1982-06-15 制定日, 1987-02-01 確認日, 1993-02-01 確認日, 1998-07-20 改正日, 2005-01-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS B 4130:1998 PDF [9]
B 4130 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS B 4130 : 1987は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正は,国際規格と整合させるために,粒度の種類を改正したものである。
この規格の対応国際規格を次に示す。
ISO 6106 : 1979, Abrasive products−Grain sizes of diamond or cubic boron nitride
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 4130には,次に示す附属書がある。
附属書 ふるい分け機の特殊アダプタ

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 4130 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 4130 : 1998

ダイヤモンド/CBN工具−ダイヤモンド又はCBNと(砥)粒の粒度

Diamond/CBN products−Grain sizes of diamond or cubic boron nitride

序文 この規格は,1979年に第1版として発行されたISO 6106, Abrasive products−Grain sizes of diamond or
cubic boron nitrideを元に,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,規定項目の配
列順序を入れ替えるなど構成上の変更を行っている。
1. 適用範囲 この規格は,ホイール,セグメントソーなどのダイヤモンド又はCBN工具の製造に用い
る,ダイヤモンド又はCBNと(砥)粒[以下,と(砥)粒という。]の粒度の種類と表現方法及び粒度試
験の方法について規定する。
備考1. この規格は,粒径が411180 砥)粒に適用する。
2. と(砥)粒の表面が金属などで被覆された被覆と(砥)粒については,被覆前のと(砥)粒
について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。こ
れらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS Z 8801 試験用ふるい
備考 ISO 565 : 1990, Test sieves−Metal wire cloth, perforated metal plate and electroformed
sheet-Nominal sizes of openings, ISO 2395 : 1990, Test sieves and test sieving−Vocabulary,
ISO 3310-1 : 1990, Test sieves−Technical requirements and testing−Part 1 : Test sieves of
metal wire cloth 及びISO 3310-2 : 1990, Test sieves−Technical requirements and testing−
Part 2 : Test sieves of perforated metal plateが,この規格と同等である。
JIS Z 8815 ふるい分け試験方法通則
備考 ISO 2591-1 : 1988, Test sieving−Part 1 : Methods using test sieves of woven wire cloth and
perforated metal plateが,この規格と同等である。
3. 粒度の種類及び表示 粒度の種類及び表示は,表1による。粒度には,ナローレンジとワイドレンジ
の二つの区分がある。
ナローレンジは,目開き寸法が互いに隣り合う2枚のふるいを用いた場合の粒度を示し,ワイドレンジ
は,目開き寸法を一段とばした2枚のふるいを用いた場合の粒度を示している。表1には,粒度表示に対
応するふるいの目開き寸法も示した。ふるいの目開き寸法は,JIS Z 8801の付表3(網ふるいの目開き及
び線径)による。

――――― [JIS B 4130 pdf 2] ―――――

2
B 4130 : 1998
粒度の表示は,1種類の粒度に対して,二つの表示方式を規定する。
3.1 A方式の粒度の表示 A方式の粒度表示は,米国式ふるい表示法に基づいている。粒度表示は,使
用する二つのふるいの目開き数を斜線で区分し,目開き寸法の大きい方のふるいの目開き数を先に記すこ
ととする。
備考1. この場合の粒度の呼び方は,数字だけを読む。例えば,16/18は16,18,325/400は325,400
と呼ぶ。
2. 表1表3で,A方式の表示が空欄の箇所は,A方式では表示しないことを示す。
3.2 B方式の粒度の表示 B方式の粒度表示は,マイクロメートルで表したふるいの目開き寸法に基づ
いている。粒度表示は,使用する二つのふるいのうち,大きい方の目開き寸法を基本とし,目開き寸法の
小さい方のふるいが,目開き寸法の大きい方のふるいの1段下の場合は1を,2段下の場合は2を,それ
ぞれの大きい方の目開き寸法に加えることとする。
表1 粒度の種類及び表示
1 : ナローレンジ 2 : ワイドレンジ
粒度の種類 粒度の種類 ふるいの
ふるいの
A方式 B方式 A方式 B方式 目開き寸法(1)
目開き寸法(1)
の表示 の表示 の表示 の表示 (
(
(3.1) (3.2) (3.1) (3.2)
16/18 1 181 1 180/1 000 − 1 182 1 180/ 850
18/20 1 001 1 000/850 20/ 30 852 850/ 600
− 851 850/710 30/ 40 602 600/ 425
− 711 710/600 40/ 50 427 425/ 300
− 601 600/500 60/ 80 252 250/ 180
− 501 500/425
− 426 425/355
− 356 355/300
50/60 301 300/250
− 251 250/212
− 213 212/180
80/100 181 180/150
100/120 151 150/125
120/140 126 125/106
140/170 107 106/ 90
170/200 91 90/ 75
200/230 76 75/ 63
230/270 64 63/ 53
270/325 54 53/ 45
325/400 46 45/ 38
注(1) IS Z 8801による。

――――― [JIS B 4130 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
B 4130 : 1998
4. 粒度分布 と(砥)粒の粒度分布は,表2及び表3の規定値を満たさなければならない。
表2 網ふるいを使用して測定した粒度分布規定値
1 : ナローレンジ
粒度の種類 使用するふるいの目開き寸法
1枚目 2枚目 3枚目 4枚目
A方式 B方式 99.9%通過 一定量以上とどまって 一定量以上とどまら 通過し 2%以上
の表示 の表示 しなければ はいけないふるいとそ なければならないふ てもよ 通過し
(3.1) (3.2) ならないふ の量 るいとその量 い最大 てはな
るい の量 らない
ふるい
% % %
16/ 18 1 181 1 700 1 180 8 1 000 90 8 710
18/ 20 1 001 1 400 1 000 8 850 90 8 600
− 851 1 180 850 8 710 90 8 500
− 711 1 000 710 8 600 90 8 425
− 601 850 600 8 500 90 8 355
− 501 710 500 8 425 90 8 300
2 : ワイドレンジ
粒度の種類 使用するふるいの目開き寸法
1枚目 2枚目 3枚目 4枚目
A方式 B方式 99.9%通過 一定量以上とどまって一定量以上とどまら 通過し 2%以上
の表示 の表示 しなければ はいけないふるいとそなければならないふ てもよ 通過し
(3.1) (3.2) いけないふ の量 るいとその量 い最大 てはな
るい の量 らない
ふるい
% % %
− 1 182 1 700 1180 8 850 90 8 600
20/ 30 852 1 180 850 8 600 90 8 425
30/ 40 602 850 600 8 425 90 8 300
表3 電成ふるいを使用して測定した粒度分布規定値
1 : ナローレンジ
粒度の種類 使用するふるいの目開き寸法
1枚目 2枚目 3枚目 4枚目
A方式 B方式 99.9%通過 一定量以上とどまって一定量以上とどまら 通過し 2%以上
の表示 の表示 しなければ はいけないふるいとそなければならないふ てもよ 通過し
(3.1) (3.2) いけないふ の量 るいとその量 い最大 てはな
るい の量 らない
ふるい
% % %
− 426 600(2) 455 8 360 90 8 255
− 356 500(2) 384 8 302 90 8 213
50/ 60 301 455 322 8 255 90 8 181
− 251 384 271 8 213 90 8 151
− 213 322 227 8 181 90 8 127
80/100 181 271 197 10 151 87 10 107
100/120 151 227 165 10 127 87 10 90
120/140 126 197 139 10 107 87 10 75
140/170 107 165 116 11 90 85 11 65
170/200 91 139 97 11 75 85 11 57

――――― [JIS B 4130 pdf 4] ―――――

4
B 4130 : 1998
粒度の種類 使用するふるいの目開き寸法
1枚目 2枚目 3枚目 4枚目
A方式 B方式 99.9%通過 一定量以上とどまって一定量以上とどまら 通過し 2%以上
の表示 の表示 しなければ はいけないふるいとそなければならないふ てもよ 通過し
(3.1) (3.2) いけないふ の量 るいとその量 い最大 てはな
るい の量 らない
ふるい
% % %
200/230 76 116 85 11 65 85 11 49
230/270 64 97 75 11 57 85 11 41
270/325 54 85 65 15 49 80 15 −(3)
325/400 46 75 57 15 41 80 15 −(3)
2 : ワイドレンジ
粒度の種類 使用するふるいの目開き寸法
1枚目 2枚目 3枚目 4枚目
A方式 B方式 99.9%通過 一定量以上とどまって一定量以上とどまら 通過し 2%以上
の表示 の表示 しなければ はいけないふるいとそなければならないふ てもよ 通過し
(3.1) (3.2) いけないふ の量 るいとその量 い最大 てはな
るい の量 らない
ふるい
% % %
40/ 50 427 600(2) 455 8 302 90 8 213
60/ 80 252 384 271 8 181 90 8 127
注(2) 電成ふるいを使用しない。直径200mm又は75mm,深さ25mmの網ふるいを使用する。
(3) 4枚目のふるいは使用しない。
5. 粒度試験機器 と(砥)粒の粒度試験に用いる機器は,次に規定するものを使用しなければならない。
5.1 ふるい分け機 ふるい分け機は,次の仕様をもつ乾式ふるい分け機とする。
a) 回転数 約290回/分
b) タップ数 約156回/分(縦方向)
c) タッパーの落下距離 38±6mm
備考 同じ効果を得られることが証明できれば,これと同等の他のふるい分け機を用いてもよい。例
えば,JIS Z 8815の図4に例示されている乾式ふるい分け装置がこれに当たる。
5.2 試験用ふるい
5.2.1 粒径1 180425 ループ 使用する試験用ふるいは,直径が200 mmの円筒形のふるい枠に,
深さ25 mmの位置に金属製の網を張った網ふるいを用いる。このふるいの目開き及び線径は,JIS Z 8801
の付表3(網ふるいの目開き及び線径)に適合しなければならない。ふるい分けには,受け器及びふたが
必要である。
5.2.2 粒径45541 ループ 使用する試験用ふるいは,直径が200 mm又は75 mmの円筒形のふ
るい枠に,深さ25 mmの位置にふるい面をもった電成ふるいを用いる。ふるい枠の材質は,黄銅又はステ
ンレス製とする。受け器及びふたが必要である。電成ふるいの目開き寸法は,表4に規定する。この電成
ふるいは,1 cm当たり2.2本の金属製支持格子網をふるい面上に接着したものとする。支持格子網をふる
い面上に接着するのは,電成ふるいの網面が滑らかなため,ふるい分け操作のとき,と(砥)粒粒子が滑
らかなふるい面上を滑ってしまい,ふるい分け効率を減少させることを防ぐためである。

――――― [JIS B 4130 pdf 5] ―――――

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JIS B 4130:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6106:1979(MOD)

JIS B 4130:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 4130:1998の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISZ8801:1994
試験用ふるい
JISZ8815:1994
ふるい分け試験方法通則

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