JIS B 4226:1999 総形フライス | ページ 2

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B 4226 : 1999
表5 両面取りフライスの形状及び寸法
単位 mm
半径 外径 穴径 d(1) 幅 参考
R D A式 B式 L
基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 刃数
N11 js16 H7 H7 Z
1 −0.004 50 ±0.8 16 +0.018 22.225 +0.021 5 12
1.2 −0.064 0 0
1.25
1.6 7
2
2.5 63 ±1 22 +0.021 9
3 0
3.15 0
4 −0.075 12
5 16
6 80 27 25.4 18
6.3 0
8 −0.090 24
10 100 ±1.1 32 +0.025 31.75 +0.025 28 10
12 0 0 0 32
12.5 −0.110
16 125 ±1.25 40
20 0 48
−0.130
注(1) 式は,従来のJIS B 4226で使用されていたインチ系の寸法及び許容差であり,なるべく用いない。
備考1. 半径R,外径D及び穴径dの許容差は,JIS B 0401-2による。
2. 幅Lの許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級m(中級)とする。
3. キー溝の基準寸法及び許容差は,JIS B 4201による。

――――― [JIS B 4226 pdf 6] ―――――

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附属書(参考) 総形フライスの形状・寸法の推奨技術仕様
序文 この附属書は,本体に規定されていないが,推奨される技術仕様について記述するものであり,規
定の一部ではない。
1. 適用範囲 この附属書は,本体に規定されていない品質,材料,試験方法,検査,製品の呼び方及び
表示について記述する。
2. 引用規格
JIS B 0021 幾何公差の図示方法
JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示
JIS B 0659 比較用表面粗さ標準片
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7513 精密定盤
JIS B 7540 Vブロック
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験機
JIS B 7726 ロックウエル硬さ試験機
JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材
JIS G 7405 工具鋼
備考 ISO 4975, Tool steelsがこの規格と一致している。
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
3. 品質
3.1 外観 フライスの外観は,地きず,割れ,有害なまくれ,きず,さびなどの欠点がなく,仕上げは
良好であること。
3.2 表面粗さ フライスの刃部の表面粗さは,附属書の5.1の試験を行ったとき,すくい面でJIS B 0601
に規定する1.60 刀愀 6.3 刀 下とする。
3.3 硬さ フライスの刃部の硬さは,附属書の5.2による試験を行ったとき,63HRC以上又は772HV以
上とする。
3.4 振れ フライスの刃部の振れは,附属書の5.3による試験を行ったとき附属書表1による。

――――― [JIS B 4226 pdf 7] ―――――

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附属書表1 総形フライスの刃部の振れの公差
備考 図示方法はJIS B 0021による。
4. 材料 フライスの材料は,JIS G 4403に規定するSKH51若しくはJIS G 7405に規定するS1S5,又
はこれと同等以上の性能をもつものとする。
5. 試験方法
5.1 表面粗さ フライスの表面粗さは,目視によってJIS B 0659に規定する比較用表面粗さ標準片と比
較測定する。
5.2 硬さ フライスの刃部の硬さは,JIS B 7726に規定するロックウェル硬さ試験機を用いて,JIS Z
2245に規定する試験方法によって測定する。ただし,ロックウェル硬さ試験機によって測定できない場合
は,JIS B 7725に規定するビッカース硬さ試験機を用いて,JIS Z 2244に規定する試験方法によって測定
してもよい。
なお,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。
5.3 振れ フライスの刃部の振れは,フライスをテストアーバに緩みがないように挿入し,附属書図1
のように精密定盤上に置いたセンタ台に取付け,切れ刃の外周面及び側面に垂直にダイヤルゲージを当て,
フライスを矢の方向に回しながら,ダイヤルゲージの指針の動きを読む。読みの最大値と最小値との差を
測定値とする。
備考1. 精密定盤は,JIS B 7513に規定する1級とする。
2. ゲイヤルゲージは,JIS B 7503に規定する目量0.01mmダイヤルゲージとする。

――――― [JIS B 4226 pdf 8] ―――――

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附属書図1 総形フライスの刃部の振れの測定方法
6. 検査 フライスの検査は,形状・寸法,外観,表面粗さ,硬さ及び振れについて行い,それぞれ本体
の5.及び附属書の3.13.4に適合すること。
7. 製品の呼び方 フライスの呼び方は,名称,半径R×穴径d,刃の方向及び材料記号(1)による。ただ
し,片面取りフライスで右刃の場合は,刃の方向を省略してもよい。
例1. 外丸フライス R4×22 SKH51
例2. 内丸フライス R8×27 HSS−Co
例3. 片面取りフライス R8×27 左刃 HSS−Co
例4. 両面取りフライス R8×27 S2
注(1) 使用材料が,SKH51若しくはS1S5又はこれと同等の場合は,HSSと呼び,また,SKH55若し
くはS6S8又はこれと同等の場合は,HSS-Coと呼んでもよい。
8. 表示
8.1 製品の表示 フライスには,側面に,次の事項を横書きに表示する。
例1. 例2.
(1) 半径R×穴径d : R8×22 R8×27

――――― [JIS B 4226 pdf 9] ―――――

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(2) 刃部の材料記号(2) : SKH51 HSS-Co
(3) 製造業者名又はその略号 :
注(2) 使用材料が,SKH51若しくはS1S5又はこれと同等の場合は,HSSと表示し,また,SKH55
若しくはS6S8又はこれと同等の場合は,HSS-Coと表示してもよい。
8.2 包装の表示 フライスの包装には,名称,刃の方向及び附属書の8.1に記述する事項を表示する。た
だし,片面取りフライスで右刃の場合は,刃の方向を省略してもよい。
工具分野国際整合化調査研究委員会 構成表
氏名 所属
村 田 良 司 東京理科大学
中 嶋 誠 通商産業省機械情報産業局
本 間 清 工業技術院標準部
伊 藤 哲 工業技術院機械技術研究所
橋 本 繁 晴 財団法人日本規格協会
野 上 彰 株式会社不二越
羽 山 隆 貫 日立ツール株式会社
川 口 俊 充 株式会社不二越
日下部 祐 次 神鋼コベルコツール株式会社
宮 林 光 行 株式会社彌満和製作所
倉 持 建 日本高周波鋼業株式会社
舞 田 靖 司 社団法人日本機械工業連合会
岡 安 英 雄 社団法人日本工作機械工業会
西 村 欣 也 社団法人日本歯車工業会
石 川 侑 男 社団法人日本金型工業会
安 武 昭 彦 社団法人日本工作機器工業会
手 取 正 輝 いすゞ自動車株式会社
小 峰 武 夫 コベルコツールエンジニアリング株式会社
白 土 秀 明 オーエスジー株式会社
佐 藤 直 彦 理研製鋼株式会社
田 中 祐 弌 コベルコツールエンジニアリング株式会社
大 沢 秀 彦 オーエスジー株式会社
平 野 武 治 日本工具工業会
佐 野 保 次 日本工具工業会

JIS B 4226:1999の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3860:1976(MOD)

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