JIS B 4221:1998 角度フライス

JIS B 4221:1998 規格概要

この規格 B4221は、外径が50~100mmの角度フライスについて規定。

JISB4221 規格全文情報

規格番号
JIS B4221 
規格名称
角度フライス
規格名称英語訳
Milling cutters -- Angle milling cutters
制定年月日
1951年10月31日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6108:1978(MOD)
国際規格分類

ICS

25.100.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工具 2020
改訂:履歴
1951-10-31 制定日, 1954-10-30 改正日, 1957-10-30 確認日, 1958-12-12 改正日, 1961-12-12 確認日, 1962-11-01 改正日, 1966-08-01 改正日, 1969-08-01 確認日, 1972-07-01 確認日, 1975-06-01 確認日, 1978-07-01 確認日, 1987-02-01 確認日, 1989-09-01 改正日, 1996-02-01 確認日, 1998-08-20 改正日, 2005-01-20 確認日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 4221:1998 PDF [7]
B 4221 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS B 4221-1989は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,国際整合化を図るため,ISO 6108 : 1978, Double equal angle cutters with plain bore and key
drive(キー溝付き等角フライス)を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 4221 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 4221 : 1998

角度フライス

Milling cutters−Angle milling cutters

序文 この規格は,1978年に第1版として発行されたISO 6108 Double equal angle cutters with plain bore and
key driveを基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であり,対応国際規格と対応する部分については,技術的内容を変
更することなく作成しているが,対応国際規格には規定されていない規定項目(定義,種類における片角
フライス,品質,材料,試験方法,検査,製品の呼び方及び表示)及び規定内容(等角フライスのB式)
を追加している。
1. 適用範囲 この規格は,外径が50100mmの角度フライス(以下,フライスという。)について規定
する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 6108 : 1978 Double equal angle cutters with plain bore and key drive
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示
方式
JIS B 0172 フライス用語
JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部 : 穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表
JIS B 0405 普通公差−第1部 : 個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示
JIS B 0659 比較用表面粗さ標準片
JIS B 4201 フライス穴及びフライスアーバ部
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7513 精密定盤
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験−試験機の検証
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機の検証
JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0172による。

――――― [JIS B 4221 pdf 2] ―――――

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B 4221 : 1998
4. 種類 フライスの種類は,刃形によって,片角フライス及び等角フライスの2種類とする。
5. 形状・寸法 フライスの形状及び寸法は,表1及び表2による。
表1 片角フライスの形状及び寸法
備考 図は,右刃のものを例として示す。
単位 mm
外径 D 穴径 d 角度 愀 幅L 参考
基準 許容差 A式 B式(1) d1 d2 刃数
寸法 js16 基準寸法 許容差 H7 基準寸法 許容差 H7 基準角度 許容差 基準寸法 許容差 js16 Z
50 ±0.8 13 +0.018 12.7 +0.018 45° ±15′ 13 ±0.55 34 24 16
0 0 50°
60°
70°
80°
63 ±1 16 15.875 45° 18 43 27 18
50°
60°
70°
80°
80 22 +0.021 22.225 +0.021 45° 56 34 22
0 0 50°
60°
70°
80°
100 ±1.1 27 25.4 45° 72 41 26
50°
60°
70°
80°
注(1) 式はなるべく用いない。
備考1. 外径D,穴径d及び幅Lの許容差は,JIS B 0401-2による。
2. キー溝は,JIS B 4201による。
3. 刃角の右左は,JIS B 0172による。
参考 量記号は,ISO 6108では,幅をeと表示している。

――――― [JIS B 4221 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
B 4221 : 1998
表2 等角フライスの形状及び寸法
単位 mm
外径 D 穴径 d 角度 愀 幅L 参考
基準 許容差 A式 B式(1) 刃数
寸法 js16 愀一
基準寸法 許容差 H7 基準寸法 許容差 H7 基準角度 半角 差 基準寸法 許容差 js16
Z
50 ±0.8 16 +0.018 15.875 +0.018 45° ±15′ 8 ±0.45 20
0 0 60° 10 18
90° 14 ±0.55 16
63 ±1 22 +0.021 22.225 +0.021 45° 10 ±0.45 22
0 0 60° 14 ±0.55 20
90° 20 ±0.6 18
80 27 25.4 45° 12 ±0.55 24
60° 18 22
90° 22 ±0.6 20
100 ±1.1 32 +0.025 31.75 +0.025 45° 18 ±0.55 26
0 0 60° 25 ±0.6 24
90° 32 22
備考1. 外径D,穴径d及び幅Lの許容差は,JIS B 0401-2による。
2. キー溝は,JIS B 4201による。
参考 量記号は,ISO 6108では,幅をeと表示している。
6. 品質
6.1 外観 フライスの外観は,地きず,割れ,有害なまくれ,きず,さびなどの欠点がなく,仕上げは
良好でなければならない。
6.2 表面粗さ フライスの表面粗さは,8.1による試験を行ったとき,すくい面でJIS B 0601に規定する
1.60 刀愀 6.3 刀 下とする。
6.3 硬さ フライスの刃部の硬さは,8.2による試験を行ったとき,63 HRC以上又は772 HV以上とする。
6.4 振れ フライスの振れは,8.3による試験を行ったとき,表3による。

――――― [JIS B 4221 pdf 4] ―――――

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B 4221 : 1998
表3 刃部の振れの公差
7. 材料 フライスの材料は,JIS G 4403に規定するSKH51又はこれと同等以上の性能をもつものとする。
8. 試験方法
8.1 表面粗さ フライスの表面粗さは,目視によってJIS B 0659に規定する比較用表面粗さ標準片と比
較測定する。
8.2 硬さ フライスの刃部の硬さは,JIS B 7726に規定するロックウェル硬さ試験機を用いてJIS Z 2245
に規定する試験方法によって測定する。ただし,ロックウェル硬さ試験機による測定ができない場合は,
JIS B 7725に規定するビッカース硬さ試験機を用いて,JIS Z 2244に規定するビッカース硬さ試験方法に
よって測定してもよい。
なお,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。
8.3 振れ フライスの振れは,フライスをつば付きアーバにナットで締め付け,図1のように精密定盤
の上に置いたセンタ台に取り付け,切れ刃に垂直にダイヤルゲージを当て,矢の方向に回しながらダイヤ
ルゲージの指針の動きを読む。読みの最大値と最小値との差を測定値とする。
備考1. 精密定盤は,JIS B 7513に規定する1級とする。
2. ダイヤルゲージは,JIS B 7503に規定する目量0.01mmダイヤルゲージとする。

――――― [JIS B 4221 pdf 5] ―――――

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