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JIS B 4624:1998 規格概要
この規格 B4624は、電気通信機器,ラジオ,テレビなどの配線及び組立・修理のとき,銅線類又は鉄線類の曲げ加工などに用いる丸ペンチについて規定。
JISB4624 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B4624
- 規格名称
- 丸ペンチ
- 規格名称英語訳
- Round nose pliers
- 制定年月日
- 1950年12月16日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 5743:1988(MOD), ISO 5744:1988(MOD), ISO 5745:1988(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.140.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 1950-12-16 制定日, 1953-12-15 改正日, 1956-12-15 改正日, 1960-03-01 改正日, 1963-01-01 確認日, 1963-05-01 改正日, 1966-04-01 確認日, 1969-03-01 確認日, 1972-03-01 改正日, 1975-03-01 確認日, 1975-09-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1984-02-01 確認日, 1989-04-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 1998-03-20 改正日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 4624:1998 PDF [12]
B 4624 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS B 4624-1995は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との整合を図ることに重点を置き,対応国際規格の技術的内
容を変更することなく採用し附属書に規定した。さらに,旧JISの内容の一部を改正し,本体に規定した。
また,JIS Z 8301(規格票の様式)が1996年7月に改正されたのに伴い,それに従って規格票の様式も
変更した。
JIS B 4624には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定) I形丸ペンチ
附属書1-1(規定) I形丸ペンチの寸法及び品質
附属書1-2(規定) I形丸ペンチの一般的な技術的要求事項
附属書1-3(規定) I形丸ペンチの試験方法
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 4624 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 4624 : 1998
丸ペンチ
Round nose pliers
序文 この規格は,備考に示す国際規格を元に,本体には,従来日本工業規格(日本産業規格)で規定していた種類・等級
とこれらの形状・寸法,品質,検査,製品の呼び方及び表示を規定し,附属書には,対応国際規格を翻訳
し,技術的内容を変更することなく規定した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格にはない規定項目(検
査,製品の呼び方及び表示)を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,附属書のうち,点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にない事項である。
備考 この規格の対応国際規格を次に示す。
ISO 5743 : 1988, Pliers and nippers−General technical requirements
ISO 5744 : 1988, Pliers and nippers−Methods of test
ISO 5745 : 1988, Pliers and nippers−Pliers for gripping and manipulating−Dimensions and test values
1. 適用範囲 この規格は,主に電気通信機器,ラジオ,テレビなどの配線及び組立・修理のとき,銅線
類又は鉄線類の曲げ加工などに用いる丸ペンチについて規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
3. 形状及び寸法 丸ペンチの形状及び寸法は,次のとおりとする。
a) 丸ペンチの形状は,図1によるのがよい。
b) 丸ペンチの寸法は,表1による。
――――― [JIS B 4624 pdf 2] ―――――
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B 4624 : 1998
図1 形状
表1 寸法
単位mm
呼び寸法 a1 a2 a3 b L
寸法 許容差 最大 寸法 許容差 最大 寸法 許容差
125 13 ±0.7 1.8 10 ±0.7 50 130 ±4
150 14 2.2 11 52 155
4. 品質
4.1 外観 丸ペンチの外観は,割れ,有害なきず,まくれ,さび,その他使用上有害な欠点がなく,仕
上げの程度は良好でなければならない。
4.2 機能
4.2.1 接合部 丸ペンチの結合部の滑り接触面は,すきまが少なく,開閉が円滑でなければならない。
なお,先端部の内側は,先端から約5mmの間が密着しなければならない。
4.3 機械的性質
4.3.1 変形 丸ペンチのくわえ部の先端から約2mmの箇所に,直径3.4mmの試験用鉄線を挟み,柄部最
大幅のところに荷重を加えて,表2のトルクを約1分間加えた後の柄部最大幅の永久ひずみ(1)は2%以下,
くわえ部先端の永久ひずみは0.3mm以下であり,左右の遊び(がた)の動きは,くわえ部の先端で0.5mm
以下でなければならない。
注(1) 永久ひずみは,荷重を負荷する位置において,荷重を加える前の寸法の読みと荷重を除い
た後の寸法の読みとの差から求める。
――――― [JIS B 4624 pdf 3] ―――――
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B 4624 : 1998
表2 変形のトルク
呼び寸法 トルク
mm N・m
125 24.5
150 29.4
4.3.2 硬さ 丸ペンチのくわえ部の硬さは,4050HRCとする。
5. 材料 丸ペンチ本体の材料は,JIS G 4401のSK7,JIS G 4051のS15CK,又は4.に規定する品質と同
等以上の材料とする。
6. 検査 丸ペンチの検査は,次による。
a) 形状及び寸法の検査 丸ペンチの形状及び寸法の検査は,直尺,ノギスなどを用いて行い,3.に適合
しなければならない。
b) 外観の検査 丸ペンチの外観の検査は,目視によって行い,4.1に適合しなければならない。
c) 接合部の検査 丸ペンチの接合部の検査は,適切な用具又は感触によって行い,4.2.1に適合しなけれ
ばならない。
d) 変形検査 丸ペンチの変形検査は,4.3.1に適合しなければならない。
e) 硬さ検査 丸ペンチの硬さ検査は,JIS Z 2245によって行い,4.3.2に適合しなければならない。
7. 製品の呼び方 丸ペンチの呼び方は,規格番号又は規格名称,及び呼び寸法による。
例1. JIS B 4624 125
例2. 丸ペンチ 150
8. 表示 丸ペンチには,適切な箇所に,製造業者名又はその略号を表示する。
なお,材料記号を表示することが望ましい。
――――― [JIS B 4624 pdf 4] ―――――
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B 4624 : 1998
附属書1(規定) I形丸ペンチ
1. 適用範囲 この附属書は,I形丸ペンチ(以下,丸ペンチという。)について規定する。また,この附
属書は,活線作業のための絶縁工具及び帯電防止工具には適用しない。プラスチックコーティング又はプ
ラスチックスリーブは,握りやすさを意図するものに限る。
2. 寸法及び品質
2.1 寸法 寸法は,附属書1-1による。
2.2 品質 品質は,附属書1-1による。
2.3 技術的要求事項 技術的要求事項は,附属書1-2による。
3. 試験方法 試験方法は,附属書1-3による。
4. 検査 丸ペンチの検査は,次による。
a) 形状及び寸法の検査 丸ペンチの形状及び寸法の検査は,直尺,ノギスなどを用いて行い,附属書1-1
の2.に適合しなければならない。
b) 外観の検査 丸ペンチの外観の検査は,目視によって行い,附属書1-2の4.に適合しなければならな
い。
c) 接合部の検査 丸ペンチの接合部の検査は,適切な用具又は感触によって行い,附属書1-2の3.1に
適合しなければならない。
d) 変形検査 丸ペンチの変形検査は,附属書1-1の2.に適合しなければならない。
e) ねじり検査 丸ペンチのねじり検査は,附属書1-1の2.に適合しなければならない。
5. 製品の呼び方 丸ペンチの呼び方は,規格番号又は規格名称,この附属書に基づいて製作されたこと
を示す“I”,呼び寸法による。
例1. JIS B 4624 I形 125
例2. 丸ペンチ I形 160
6. 表示 丸ペンチには,適切な箇所に,次の事項を表示する。
なお,材料記号を表示することが望ましい。
製造業者名又はその略号及びこの附属書に基づいて製作されたことを示すために“I”を表示する。
――――― [JIS B 4624 pdf 5] ―――――
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JIS B 4624:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5743:1988(MOD)
- ISO 5744:1988(MOD)
- ISO 5745:1988(MOD)
JIS B 4624:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 4624:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4401:2009
- 炭素工具鋼鋼材
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法