JIS B 6210-2:2010 横中ぐりフライス盤―精度検査―第2部:床上形(コラム移動・テーブル固定形) | ページ 5

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B 6210-2 : 2010
検査事項 G14
中ぐり主軸中心線とコラム運動(W軸)との平行度
a) Z面内(EZY)
b) X面内(EBY)
測定方法図
許容値 測定値
a)及びb) a)
測定長さ300について0.02 b)
測定器
テストバー及び変位計,場合によっては定盤
測定手順及びJIS B 6191の参照箇条
5.412.1及び5.422.3
主軸頭は,できるだけ動きの中央に固定し,主軸は引っ込める。
コラムサドルは,動きの中央に固定してもよい。
測定は,主軸端にはめたテストバーを使用して行う。
測定は,主軸の半径方向の振れの平均位置で行うか,又は主軸を180°回転させた二つの位置で測定し,平均値
を求めてもよい。

――――― [JIS B 6210-2 pdf 21] ―――――

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B 6210-2 : 2010
検査事項 G15
中ぐり主軸中心線とコラムサドル又はコラム運動(X軸)との直角度
測定方法図
許容値 測定値
0.03/1 000
ここに,1 000は,変位計を当てた2点間の距離
測定器
直定規及び変位計
測定手順及びJIS B 6191の参照箇条
5.512.1及び5.512.32
直定規の使用面は,工作物定盤上で,コラムサドル又はコラム運動(X軸)と平行に定置する(平行とは,動き
の両端で直定規に当てた変位計の読みが同じ値になる状態をいう。)。
コラムサドル又はコラムは,動きの中央に固定する。主軸頭は,動きの下端で固定する。
主軸及びラムは,できるだけ引っ込める。
中ぐり主軸に取り付けた変位計を直定規に当てて,読みを取り,次に,中ぐり主軸を180度回し,再び測定子を
直定規に当て,読みを取る。
直角度の偏差は,二つの読みの差を,2点間の距離で除した値とする。

――――― [JIS B 6210-2 pdf 22] ―――――

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B 6210-2 : 2010
検査事項 G16
中ぐり主軸中心線と主軸頭運動(Y軸)との直角度
測定方法図
許容値 測定値
0.03/1 000,α≦90°
ここに,1 000は,変位計を当てた2点間の距離
測定器
円筒スコヤ,調整ブロック,定盤及び変位計
測定手順及びJIS B 6191の参照箇条
5.512.1及び5.512.32
できるだけコラムの近くで,円筒スコヤの使用面は,工作物定盤上で,主軸頭運動(Y軸)と平行に定置する(平
行とは,動きの両端で円筒スコヤに当てた変位計の読みが同じ値になる状態をいう。)。
主軸頭は,固定する。
中ぐり主軸及びラムは,できるだけ引っ込める。
中ぐり主軸に取り付けた変位計の測定子を円筒スコヤに当てて,読みを取り,次に,中ぐり主軸を180°回し,
再び円筒スコヤに当てて,読みを取る。
直角度の偏差は,二つの読みの差を,2点間の距離で除した値とする。

――――― [JIS B 6210-2 pdf 23] ―――――

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B 6210-2 : 2010
検査事項 G17
中ぐり主軸の繰出し運動(Z軸)と次の運動との精度
a) コラム運動(W軸)との平行度(コラムサドルがある場合)
b) 主軸頭運動(Y軸)との直角度(コラムサドルがない場合)
測定方法図
許容値 測定値
a)及びb) a)
主軸繰出し量が,次の量と等しいとき, b)
2D : +0.015(上向き)
4D : ±0.02
6D : −0.06(下向き)
ここに,D : 中ぐり主軸の直径
主軸の繰出し量は,中ぐり主軸直径の6倍を限度とし,900を超えてはならない。
許容値は,中ぐり主軸直径150までに適用し,その中ぐり主軸直径が150を超え
る場合は,受渡当事者間の協定による。
測定器
a) 直定規,変位計及びブロックゲージ
b) 直定規,ブロックゲージ,変位計及び直角定規
測定手順及びJIS B 6191の参照箇条
5.232.1及び5.422.22
a) 直定規の使用面は,工作物定盤上で,コラム運動(W軸)と平行に定置する(平行とは,動きの両端で直定
規に当てた変位計の読みが同じ値になる状態をいう。)。
主軸の回転は,固定する。
主軸端に取り付けた変位計を直定規の使用面に当てる。
主軸を必要な長さだけ繰り出し,各位置で順次変位計の読みを取る。
b) 直定規の使用面は,工作物定盤上で,中ぐり主軸繰り出し運動(Z軸)と平行に定置し,その直定規上に直
角定規を定置する。
主軸端に取り付けた変位計を直角定規の使用面に当てる。
主軸頭を必要な長さだけ移動させ,各位置で変位計の読みを取る。

――――― [JIS B 6210-2 pdf 24] ―――――

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B 6210-2 : 2010

7.5 フライス主軸

 検査事項                                                                                G18
フライス主軸端の精度
a) 振れ
b) 軸方向の動き
c) 端面の振れ(軸方向の動きを含む。)
測定方法図
1 特殊ジグ
許容値 測定値
D≦125 D>125 a)
a) 0.01 0.015 b)
b) 0.01 0.015 c)
c) 0.02 0.03
ここに,D : フライス主軸の直径
測定器
変位計及び特殊ジグ
測定手順及びJIS B 6191の参照箇条
a) 5.612.2
b) 5.622.1及び5.622.2
力Fの大きさ及び加える向きは,製造業者が指定する。
主軸に予圧をかけた軸受が使用されている場合は,力Fをかける必要はない。
c) 5.632
変位計と主軸中心線との間の距離Aは,できるだけ大きく取る。
注記 検査事項R1は,主軸の回転精度を評価するための検査である。

――――― [JIS B 6210-2 pdf 25] ―――――

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JIS B 6210-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3070-2:2007(MOD)

JIS B 6210-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 6210-2:2010の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称