JIS B 6327:1985 数値制御パートプログラム用言語 | ページ 9

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B 6327-1985
例 : 3平面の交点による点の定義の例

9.4.13 指定した点からの増分量による点の定義

9.4.13.1 意味 指定した点からの増分量により点を定義する。
一般形は,次のとおりとする。
POINT/点,DELTA,増分1,増分2
備考 増分1,増分2は,それぞれX方向及びY方向の増分とする。
例 : 指定した点からの増分量による点の定義の例

9.4.14 指定した点からの距離と角度による点の定義

9.4.14.1 意味 指定した点からの距離と角度により点を定義する。
一般形は,次のとおりとする。
THETAR,角度,距離
POINT/点, RTHETA,距離,角度
備考1. 角度は,基準軸Xと,指定した点から定義する点に向け結んだ直線とのなす角度とし,反時
計回りの向きに測った角度を正とする。
2. 距離は,指定した点から定義する点までの距離とする。

――――― [JIS B 6327 pdf 41] ―――――

         3. 距離は,正でなければならない。
例 : 指定した点からの距離と角度による点の定義の例

9.4.15 直線上の指定のX座標又はY座標をもつ点の定義

9.4.15.1 意味 直線上の指定のX座標又はY座標をもつ点を定義する。
一般形は,次のとおりとする。
XCOORD YCOORD
POINT/直線, ,数
備考1. XCOORD,YCOORDは,数がX座標又はY座標のいずれであるかを示す。
2. 直線は,XCOORDが選択されるときY軸に平行であってはならず,YCOORDが選択される
ときX軸に平行であってはならない。
例 : 直線上の指定のX座標又はY座標をもつ点の定義の例

9.4.16 タブシル上の点からタブシルに沿って指定した距離だけ離れた点の定義

9.4.16.1 意味 タブシル上の点からタブシルに沿い指定した距離だけ離れた点を定義する(9.18参照)。
一般形は,次のとおりとする。
XLARGE
XSMALL
POINT/点, YLARGE ,タブシル,距離
YSMALL
備考1. タブシルは,XY平面に垂直とする。
2. 距離は,指定したタブシル上に指定した点と定義する点とのタブシル上で測った距離とする。
3. 距離は,正でなければならない。

――――― [JIS B 6327 pdf 42] ―――――

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例 : タブシル上の点からタブシルに沿って指定した距離だけ離れた点の定義の例

9.5 パターン定義文

9.5.1 意味と構文

9.5.1.1  意味 パターン定義文は,XY平面上の一群の点を定義する。この一群の点をパターンと呼ぶ。
パターンのうち特に,点を直線上,円弧上及び格子上に配列したものをそれぞれ線形パターン,円弧パタ
ーン及び格子パターンと呼ぶ。パターンの各点のZ座標は,Z面が与えられた場合はZ面のZ座標とし,
Z面が与えられていない場合は0とする。パターンは,定義の方法で定められた順番号をもつ。順番号を
逆転するには修飾語INVERSを使う。あるパターンからある順番号をもつ点を省略するには修飾語OMIT
を,ある順番号をもつ点だけを保持するには修飾語RETAINを使う。削除したり選択したりする点の順番
号の並びは,コンマで区切り,順番号が連続しているときは,最初の順番号と最後の順番号の間にTHRU
を入れて示す。
9.5.1.2 構文 構文は,次による。
<パターン定義文> :: =<名前>=PATERN/<パターンのパラメータの並び>10 [, INVERS]
<パターン規制詞> :: =<名前>|
(10[<名前>=]PATERN/<パターンのパラメータの並び>10 [, INVERS] )
<修飾されたパターン> :: =<パターン規制詞>10 [, 11 [OMIT|RETAIN]
k1[,<スカラー>|,<スカラー>,THRU,<スカラー>]]
<パターンデータ> :: =<パターンデータ項目>k0[,<パターンデータ項目>]
<パターンデータ項目> :: =<スカラー>|
<スカラー>,AT,<スカラー>
<パターンのパラメータの並び> :: =LINEAR22[,<点規制詞>],<スカラー>|
LINEAR,<点規制詞>,<ベクトル規制詞>,<スカラー>|
LINEAR,<点規制詞>,<ベクトル規制詞>,INCR,<パターンデータ>|
LINEAR,<点規制詞>,ATANGL,<スカラー>,INCR,<パターンデータ>|
ARC,<円規制詞>22[,<スカラー>],11 [CLW|CCLW],<スカラー>|
ARC,<円規制詞>,<スカラー>,11 [CLW|CCLW],<スカラー>|
ARC,<円規制詞>,<スカラー>,11 [CLW|CCLW], INCR,<パターンデータ>|
GRID22[,<修飾されたパターン>]|
GRID,<修飾されたパターン>,<ベクトル規制詞>,<スカラー>|
GRID,<修飾されたパターン>,<ベクトル規制詞>,INCR,<パターンデータ>|
TRAFO22[,<修飾されたパターン>]10[, XYROT,<スカラー>]|

――――― [JIS B 6327 pdf 43] ―――――

                 CIRCUL22[,<修飾されたパターン>]|
RANDOM,11[<点規制詞>|<修飾されたパターン>]k0[,<点規制詞>|
,<修飾されたパターン>]|
MIRROR,<直線規制詞>,<修飾されたパターン>

9.5.2 始点,終点及びパターン内の点の総数によるパターンの定義

9.5.2.1 意味 始点,終点及びパターン内の点の総数により点が等間隔に並んだ線形パターンを定義する。
一般形は,次のとおりとする。
PATERN/LINEAR,点1,点2,数 [, INVERS]
備考1. 点1,点2は,それぞれ始点及び終点とする。
2. 数は,始点及び終点を含む点の総数とする。
例 : 始点,終点及びパターン内の点の総数によるパターンの定義の例
備考 PAT3では,P1の順番号が7でP2の順番号が1となる。

9.5.3 始点,ベクトル及びパターン内の点の総数によるパターンの定義

9.5.3.1  意味 始点,ベクトル及びパターン内の点の総数により線形パターンを定義する。
一般形は,次のとおりとする。
PATERN/LINEAR,点,ベクトル,数 [, INVERS]
備考1. 点は,始点とする。
2. ベクトルは,線形パターンの向きと点間隔とする。
3. 数は,始点を含む点の総数とする。

――――― [JIS B 6327 pdf 44] ―――――

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例 : 始点,ベクトル及びパターン内の点の総数によるパターンの定義の例

9.5.4 始点,ベクトル及び間隔の総数とジ増分によるパターンの定義

9.5.4.1  意味 始点からベクトルの向きに等間隔に点を置くための間隔の総数と増分の組により線形パ
ターンを定義する。
一般形は,次のとおりとする。
,1 AT ,1 AT
PATERN/LINEAR,点,ベクトル,INCR, ,増分1, , 増分2,
数1, AT 数 2, AT
,1 AT
··· , 増分n][, INVERS]
数n, AT
備考1. 点は,始点とする。
2. ベクトルは,線形パターンの向きとする。
3. 数1,数2,···,数nは,それぞれ増分1,増分2,···,増分nを用いる回数とする。
4. 数の値が1のときは,数,ATを省略することができる。
例 : 始点,ベクトル及び間隔の総数と増分によるパターンの定義の例

9.5.5 始点,角度及び間隔の総数と増分の組によるパターンの定義

9.5.5.1  意味 始点,向きを示す角度及びその向きに等間隔に点を置くための間隔の総数と増分の組によ
り線形パターンを定義する。
一般形は,次のとおりとする。
,1 AT ,1 AT
PATERN/LINEAR,点,ATANGL,角度,INCR, ,増分1, ,
数1, AT 数 2, AT

――――― [JIS B 6327 pdf 45] ―――――

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JIS B 6327:1985の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/DIS 4342:1980(MOD)

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JIS B 6327:1985の関連規格と引用規格一覧