6
B 6332-1986
3. 剛性検査方法 剛性試験は,表7によって行う。
表7
単位 mm
許容値 参考
JIS B 6201
番号 検査事項 測定方法 測定方法図
精密級 普通級 の3.6の対
応番号
1 主軸中心線 a (1) テーブルを動きの中央に
とテーブル Z-X面 固定し,テーブル上面から
上面との直内 主軸下端に上向き荷重
角度の変化 (P) を加えたときの,主軸
中心線とテーブル上面と
の直角度(以下,直角度と
いう。)の変化を測定する。
b (2) 荷重 (P) は,表8による。 1 000について 5-22
Y-Z面 (3) 直角度はテーブル上面を 1 1
内 基準として,X-Z面内及び
Y-Z面内における傾斜の
変化をそれぞれ測定し,そ
の値を測定値とする。
備考1. 同一設計の機械の剛性検査は,代表的な1台について行った検査結果で代表させ,他のものについては省略し
てもよい。
2. 移動する主軸頭は,動きの最上部に固定しておく。
3. 主軸スリーブは,なるべく引っ込めた位置とし,送り機構に結合する。
4. 生タレット形又はドラム形主軸頭の場合には,一つの主軸について行えばよい。
表8
ドリルの直径(11) 荷重 (P)
mm N [{kgf}]
5 490 [{ 50}]
10 980 [{ 100}]
15 1 570 [{ 160}]
20 2 450 [{ 250}]
25 3 430 [{ 350}]
30 4 400 [{ 450}]
35 5 500 [{ 560}]
40 6 600 [{ 670}]
415 7 700 [{ 780}]
50 8 800 [{ 900}]
55 10 000 [{1 020}]
60 11 100 [{1 130}]
65 12 400 [{1 260}]
70 13 500 [{1 380}]
75 14 700 [{1 500}]
注(11) ドリルの直径は,鋼に対して当該機械の仕様書
に示されている最大直径をいう。
――――― [JIS B 6332 pdf 6] ―――――
7
B 6332-1986
4. 機械精度試験及び検査方法
4.1 静的精度検査 静的精度検査は,表9によって行う。
表9
単位 mm
許容値 参考
JIS B 6201
番号 検査事項 測定方法 測定方法図
精密級 普通級 の4.の
対応番号
1 テーブル上 a テーブルをX軸方向及びY軸
面の平面度Z-X面 方向の動きの中央に置き,テ
内 ーブル上面の3か所(中央及
X軸方 び両端)に精密水準器をX軸
向 方向及びY軸方向に置き,そ 0.08/m 0.08/m
b れぞれの方向の読みの最大差 テーブル上面は中高で
8-11
Y-Z面 を測定値とする(12)。 あってはならない。
内
Y軸方
向
2 主軸穴内面の振れ 引き入れた主軸にテストバー
をはめ,その口元及び先端に
テストインジケータを当て テストバーの口元で
て,主軸回転中の読みの最大 0.01 0.02
差を測定値とする。 10-32
タレット形又はドラム形主軸 300の位置で
頭をもつものについては,す 0.03 0.04
べての主軸について同様の測
定を行う。
3 主軸中心線a 主軸頭及び主軸スリーブをZ
とテーブルZ-X面 軸方向の動きの中央に置き,
上面との直内 直定規をテーブル上面のX軸
角度 X軸方 方向及びY軸方向に置いて,
向 主軸に取り付けたテストイン 300について
b ジケータを直定規に当てて振 0.025 0.04
Y-Z面 り回し,テストインジケータ タレット形又はドラム
内 の読みの差を測定値とする 形主軸頭の場合
Y軸方 (12)(13)。 300について 9-22
向 なお,ニーが上下運動をする 0.035 0.05
ものについては,ニーの動き 主軸中心線に対してテ
の少なくとも上端及び下端の ーブル上面は前下り(14)
2か所において行う。 であってはならない。
タレット形又はドラム形主軸
頭をもつものについては,す
べての主軸について同様の測
定を行う。
――――― [JIS B 6332 pdf 7] ―――――
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B 6332-1986
単位 mm
許容値 参考
JIS B 6201
番号 検査事項 測定方法 測定方法図
精密級 普通級 の4.の
対応番号
4 主軸スリーa テーブル及び主軸頭をZ軸方 Z軸方向の移動量
ブのZ軸方 Z-X面 向の動きの中央に置き,直角 120以下の 150以下の
向の運動と内 定規をテーブル上面に置いた もの もの
テーブル上X軸方 直定規の上に立て,主軸に取 0.01 0.02
面との直角向 り付けたテストインジケータ 120を超え 150を超え
度 を直角定規に当てて主軸スリ るもの120 るもの150
ーブをZ軸方向に移動させ について について
て,テストインジケータの読 0.01 0.02
b みの最大差を測定値とする タレット形又はドラム
Y-Z面 (12)(13)。 形主軸頭の場合
内 タレット形又はドラム形主軸 Z軸方向の移動量
Y軸方 頭をもつものについては,す 120以下の 150以下の
9-32
向 べての主軸スリーブについて もの もの
同様の測定を行う。 0.015 0.025
120を超え 150を超え
るもの120 るもの150
について について
0.015 0.025
主軸スリーブの運動に
対してテーブル上面は,
前下り(14)であってはな
らない。
5 主軸頭のZ a 直角定規をテーブル上面に置 a Z軸方向の移動量
軸方向の運Z-X面 いた直定規の上に立て,主軸 120以下の 150以下の
動とテープ内 に取り付けたテストインジケ もの もの
ル上面とのX軸方 ータを直角定規に当てて主軸 0.01 0.02
直角度(15)向 頭をZ軸方向に移動させて, 120を超え 150を超え
テストインジケータの読みの るもの120 るもの150
最大差を測定値とする(12)。 について について
0.01 0.02
タレット形又はドラム
形主軸頭の場合 9-32
b b Z軸方向の移動量
Y-Z面 120以下の 150以下の
内 もの もの
Y軸方 0.015 0.025
向 120を超え 150を超え
るもの120 るもの150
について について
0.015 0.025
――――― [JIS B 6332 pdf 8] ―――――
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B 6332-1986
単位 mm
許容値 参考
JIS B 6201
番号 検査事項 測定方法 測定方法図
精密級 普通級 の4.の
対応番号
主軸頭の運動に対して
テーブル上面は,前下り
(14)であってはならな
い。
6 主軸頭のZ a テーブルを動きの中央に置
軸方向の移Z-X面 き,直角定規をテーブル上面
動とテーブ内 に置いた直定規の上に立て,
ル上面とのX軸方 主軸に取り付けたテストイン
直角度 向 ジケータを直角定規に当て 300について
b て,主軸頭をコラム滑り面の 0.025 0.04
Y-Z面 最上端及び最下端でそれぞれ
内 固く締めた場合におけるテス 9-32
Y軸方 トインジケータの読みの差を
向 測定値とする(12)。
7 テーブルのX軸方 定置した(例えば主軸に)テ 300について
向の運動とその上 ストインジケータをテーブル 0.025 0.025
面との平行度 上面に置いた直定規に当てて 全移動距離に対し
7-51
テーブルを移動させ,テスト 0.05 0.05
インジケータの読みの最大差 を超えてはならない。
を測定値とする(12)(13)。
8 テーブルのY軸方 定置した(例えば主軸に)テ 300について
向の運動とその上 ストインジケータをテーブル 0.025 0.025
面との平行度 上面に置いた直定規に当てて 全移動距離に対し
7-51
テーブルを移動させ,テスト 0.05 0.05
インジケータの読みの最大差 を超えてはならない
を測定値とする(12)(13)。
9 テーブルのX軸方 直角定盤(16)をテーブル上面
向の運動とテーブ に置き,その突起を基準T溝
ル基準T溝側面と 側面に当てて,定置した(例 500について
の平行度 えば主軸に)テストインジケ 0.03 0.03
ータを直角定盤の垂直面に当 7-53
ててテーブル及び直角定盤を
移動させ,テストインジケー
タの読みの最大差を測定値と
する(12)(17)。
10 テーブルのX軸方 直角定規の一辺をテーブルの
向の運動とY軸方 X(又はY)軸方向の運動と平
向の運動との直角 行にしてテーブル上面に置
9-31
度。 き,定置した(例えば主軸に) 300について
テストインジケータを直角定 0.02 0.03
規の他の辺に当ててテーブル
――――― [JIS B 6332 pdf 9] ―――――
10
B 6332-1986
単位 mm
許容値 参考
JIS B 6201
番号 検査事項 測定方法 測定方法図
精密級 普通級 の4.の
対応番号
をY(又はX)軸方向に移動
させたときのテストインジケ
ータの読みの最大差を測定値
とする(12)。
11 タレット又 a 一つの工具取付穴にテストバ a
はドラムのX軸方 ーを取り付け,テーブル上に
割出し精度向 定置したテストインジケータ
をその口元に当てて主軸を回
転し,テストインジケータの
読みの中央の値を求める。
次にタレット又はドラムを1
回転するか又は最大限旋回さ
せたのちに測定位置に戻し, 0.025 0.045 13-12
上記と同様の測定を行う。
テストインジケータを定置し
たまま,各軸を測定位置に割
b り出し,上記と同様の測定を b
Y軸方 すべての軸(軸数n)につい
向 て行い,求めた2n個の値のう
ちの最大値と最小値との差を
測定値とする。
注(12) 測定の際は,ニーを固く締める。
(13) 測定の際は,主軸頭を固く締める。
(14) コラムに対し,主軸頭のある側を機の前とする。
(15) この検査は,主軸頭送りの形式のものだけに適用する。
(16) 直角定盤は,テーブル基準T溝にはまる突起をもった長さ150mm以上のものを使用する。
(17) この検査は,テーブル基準T溝両側面に対して行う。
4.2 位置決め精度試験及び検査
4.2.1 一方向位置決め精度検査 一方向位置決め精度検査は,表10によって行う。
――――― [JIS B 6332 pdf 10] ―――――
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JIS B 6332:1986の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.040 : 産業オートメーションシステム > 25.040.20 : 数値制御工作機械
JIS B 6332:1986の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB4302:2007
- モールステーパシャンクドリル
- JISB4403:1988
- テーパシャンクチャッキングリーマ
- JISB6003:1993
- 工作機械―振動測定方法
- JISB6004:1980
- 工作機械の騒音レベル測定方法
- JISB6014:1980
- 工作機械の安全通則
- JISB6201:1993
- 工作機械―運転試験方法及び剛性試験方法通則
- JISB6330:1980
- 数値制御工作機械の試験方法通則
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4403:2015
- 高速度工具鋼鋼材