JIS B 6334:1986 数値制御横中ぐり盤(テーブル形)の試験及び検査方法 | ページ 2

6
B 6334-1986
までの距離は2Dとし,切削最終位置を約4Dとする。
(2) 主軸によるフライス削り 主軸により,次の条件によってフライス削りを行う(表6記録様式3参照)。

――――― [JIS B 6334 pdf 6] ―――――

                                                                                              7
B 6334-1986
表6 記録様式3
(a) 工具 原則として超硬正面フライスとし,その直径は表7により,表8記録様式4によって必要事
項を記録する。
表7
主軸直径 mm フライス直径(約)mm
90以下 100200
90を超え 130以下 150250
表8 記録様式4
備考 工具刃先の名称は,図2による。
図2

――――― [JIS B 6334 pdf 7] ―――――

8
B 6334-1986
(b) 切削条件
切削速度 : Vc=5080 (m/min)
D
切込み深さ : a≒
25
1刃当りの送り : Sz≒0.1, 0.2, 0.3, 0.4, 0.5 (mm)
2
切削幅 : b≒フライス直径 (mm)
3
送り速度 : Vf=Sz×刃数×n (mm/min)
(c) 切削方法 テーブル及び主軸頭送りによって,工作物のC1面又はC2面のフライス削りを行う。フ
ライス主軸端面からフライス刃先までの距離は,約1.5D2Dとする。
2.4.2 切削動力試験 切削動力試験は,所定の電力に耐えられることを試験するもので,次の条件によっ
てフライス主軸によるフライス削りを行い,所要電力を測定する(表9記録様式5参照)(JIS B 6201の
3.4の番号3-11参照)。
表9 記録様式5
(1) 工具 原則として超硬正面フライスとし,その直径は表10により,表8記録様式4によって必要事項
を記録する。
表10
主軸直径 mm フライス直径(約)mm
90以下 125200
90を超え 130以下 175250
(2) 切削条件
切削速度 : Vc=5080 (m/min)
D
切込み深さ : a≒ (mm)
25
1刃当たりの送り : Sz≒0.1, 0.2, 0.3, 0.4, 0.5 (mm)
ただし,フライス主軸用電動機が所定の電力に達したときは,その送り
で止める。
32
切削幅 : b≒フライス直径 (mm)
送り速度 : Vf=Sz×刃数×n (mm/min)
(3) 切削方法 テーブル及び主軸頭送りによって工作物のC1面(又はC2面)のフライス削りを行う。

――――― [JIS B 6334 pdf 8] ―――――

                                                                                              9
B 6334-1986
2.5 バックラッシ試験 バックラッシ試験は,表11によって行う。
表11
参考
JIS B 6201
番号 試験事項 測定方法 測定方法図
の3.5の
対応番号
1 主軸駆動系(1) 主軸速度変換装置を最高及び最低速度
の総合バッ に設定し,それぞれについて主軸の1
クラッシ 回転に対し,31回転ごとの位置におい
て主軸を正及び逆方向に動かしたと
き,元軸が回り始めるまでの回転角を 4-11
測定する。
(2) 元軸を正及び逆方向に動かしたとき,
主軸が回り始めるまでの回転角を測定
してもよい。
(3) バックラッシは主軸の回転角で表す。
3. 剛性試験方法 剛性試験は,表12によって行う。
表12
参考
JIS B 6201
番号 試験事項 測定方法 測定方法図
の3.6の
対応番号
1 X軸方向,Y軸方向及びZ軸方向のそ
主軸,主軸 (1)
頭,コラム, れぞれについて,フライス主軸端面か
ベッド及び らの距離 (l),テーブル上面から主軸中
テーブルの 心線までの高さ (H) の位置で,主軸と
剛性 テーブルとの間に荷重 (P) を加えたと
きの主軸とテーブルとの間の荷重方向
の相対変位を測定する。
(2) 荷重 (P),距離 (l) 及び高さ (H) は次
の表による。
なお,荷重 (P) は小さな値から順次
増加させるが,その最大値は表の値を
超えてはならない。
5-21
(3) 各運動部は締め付けた状態とする。

――――― [JIS B 6334 pdf 9] ―――――

10
B 6334-1986
備考 同一設計の機械の剛性試験は,代表的な1台について行った試験結果で代表させ,他のものについては省略し
てもよい。
4. 機械精度試験及び検査方法
4.1 静的精度検査 静的精度検査は,表13によって行う。
表13
単位 mm
許容値 参考
主軸直径 JIS
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 B 6201の
90以下 90を超え
4.の対応
130以下
番号
1 ベッド a 精密水準器をベッドの滑り面
滑り面 Y-Z 又は滑り面にまたがせた直定
の真直 面内 規の上に置き,少なくともベッ 0.02/m 0.03/m 6-11
度度 Z軸方 ドの中央及び両端の3か所にお
向 ける精密水準器の読みの最大
b 差を測定値とする。
X-Y
面内 0.03/m 0.04/m 7-41
X軸方

2 主軸頭 a 直角定規をベッド滑り面上に 300について
のY軸 Y-Z 立て,主軸頭に取り付けたテス 0.01 0.015
方向の 面内 トインジケータをこれに当て
運動と Z軸方 て,主軸頭をY軸方向に移動さ
ベッド 向 せ,テストインジケータの読み
9-32
滑り面 b の最大差を測定値とする。 300について
との直 X-Y 0.01 0.015
角度 面内
X軸方

3 テーブ a 直定規をテーブル上面の中央
ル上面 Y-Z 及び両端の3か所に置き,これ
の真直 面内 に当てたテストインジケータ
度 Z軸方 をテーブル上面に沿って移動
向 させ,それぞれ少なくとも中央
b 及び両端の3か所におけるテス 1 000について
X-Y トインジケータの読みの最大 0.03
6-12
面内 差を求め,その最も大きい値を テーブルは中高であ
X軸方 測定値とする。 ってはならない。
向 また,精密水準器を用い,2点
連鎖法により同様の測定を行
ってこれに代えてもよい。
4 テーブル上面と ベッド滑り面上に標高台(15)を
ベッド滑り面と 置き,テーブル上面に置いたテ
の平行度 ストインジケータをテーブル
0.025 0.03 7-11
の四隅で標高台の頂面に当て
て読みの最大差を測定値とす
る。

――――― [JIS B 6334 pdf 10] ―――――

次のページ PDF 11

JIS B 6334:1986の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 6334:1986の関連規格と引用規格一覧