JIS B 6502:1990 かんな盤の試験及び検査方法

JIS B 6502:1990 規格概要

この規格 B6502は、かんな胴の長さ100mm以上900mm以下のJIS B 0114に規定するかんな盤のうち,かんな盤及び直角二面かんな盤の機能,運転性能及び剛性に関する試験方法並びに精度及び工作精度の検査方法について規定。

JISB6502 規格全文情報

規格番号
JIS B6502 
規格名称
かんな盤の試験及び検査方法
規格名称英語訳
Test methods for performance and accuracy of wood planers
制定年月日
1960年3月1日
最新改正日
2017年10月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 7568:1968(NEQ), ISO 7569:1986(NEQ), ISO 7570:1986(NEQ), ISO 7571:1986(NEQ)
国際規格分類

ICS

79.120.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1960-03-01 制定日, 1963-03-01 確認日, 1963-12-01 改正日, 1966-10-01 確認日, 1970-02-01 確認日, 1973-03-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-03-01 確認日, 1979-11-01 改正日, 1985-03-01 確認日, 1990-07-01 改正日, 1997-08-20 確認日, 2003-02-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS B 6502:1990 PDF [10]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 6502-1990

かんな盤の試験及び検査方法

Test methods for performance and accuracy of wood planers

1. 適用範囲 この規格は,かんな胴の長さが100mm以上900mm以下のJIS B 0114に規定するかんな盤
のうち,表1に示すかんな盤及び直角二面かんな盤(以下,かんな盤という。)の機能,運転性能及び剛性
に関する試験方法並びに精度及び工作精度の検査方法について規定する。
表1 かんな盤
機械名
手押かんな盤
むら取りかんな盤
むら取り二面かんな盤
むら取り四面かんな盤
自動一面かんな盤
自動二面かんな盤
自動三面かんな盤
自動四面かんな盤
備考1. 直角二面かんな盤とは,隣接する二面を直角に切削するかんな盤。
2. この規格の引用規格を次に示す。
JIS B 0114 木材加工機械の名称に関する用語
JIS B 0905 回転機器の釣合い良さ−剛性ロータ
JIS B 6507 木材加工機械の安全通則
JIS B 6521 木材加工機械の騒音測定方法
JIS B 6601 自動一面かんな盤の構造の安全基準
3. この規格の対応国際規格を次に示す。
ISO 7568 Woodworking machines−Thickness planing machines with rotary cutterblock for one-side
dressing−Nomenclature and acceptance conditions
ISO 7569 Woodworking machines−Planing machines for two-, three-, or four-side dressing−
Nomenclature and acceptance conditions
ISO 7570 Woodworking machines−Surface planing and thicknessing machines−Nomenclature and
acceptance conditions
ISO 7571 Woodworking machines−Surface planing machines with cutterblock for one-side dress-ing
−Nomenclature and acceptance conditions
4. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考として併記したものである。

――――― [JIS B 6502 pdf 1] ―――――

2
B 6502-1990
2. 機能試験方法 かんな盤の機能試験は,表2による。
表2 機能試験
番号 試験項目 試験方法
1 電気装置 運転試験の前後に,各1回絶縁状態を試験する。
2 主軸の始動,停止及 適当な一つの主軸回転速度で,始動及び停止を繰返し
び運転操作 10回行い,作動の円滑さ及び確実さを試験する。
3 主軸回転速度の変換 表示のすべての回転速度について主軸回転速度を変換
操作 し,操作装置の作動の円滑さ及び指示の確実さを試験
する。
4 送材装置の始動,停 適当な一つの送り速度で,始動及び停止を繰返し10回
止及び運転操作 行い,作動の円滑さ及び確実さを試験する。
5 送り速度の変換操作 表示のすべての送り速度,無段変速式のものは最低,
中間及び最高の三つの送り速度について速度を変換
し,操作装置の作動の円滑さ及び指示の確実さを試験
する。
6 手送りの操作 手送りハンドルによって,動きの全長にわたって作動
の円滑さ及び均一さを試験し,また微動手送りハンド
ルを数回回転し,円滑さ及び均一さを試験する。
7 主軸の昇降及び締付 主軸を昇降させ,動きの全長にわたって作動の円滑さ
けの操作並びに自動 及び均一さを試験し,動きの中央及び両端において締
停止の操作 付けの確実さ及び締付装置の作動の円滑さを試験す
る。
また,動きの両端において,自動停止装置の作動の円
滑さ及び確実さを試験する。
8 テーブルの昇降及び テーブルを昇降させ,動きの全長にわたって作動の円
締付けの操作 滑さ及び均一を試験する。
また,動きの中央及び両端において,締付装置の作動
の円滑さ及び締付けの確実さを試験する。
9 可動部分の作動操作 動きの可動範囲に対して,その作動の円滑さ及び確実
さを試験する。
10 工具の取付け及び取 工具の取付け及び取外し並びに締付けねじの円滑さ及
外し び確実さを試験する。
11 安全装置 作業者に対する安全機能及び機械防護機能の確実さを
試験する(JIS B 6507及びJIS B 6601参照)。
12 潤滑装置 油密性,油量の適正な配分など,機能の確実さを試験
する。
13 油圧装置 油密性,圧力調整など,機能の確実さを試験する。
14 空気圧装置 気密性,圧力調整など,機能の確実さを試験する。
15 附属装置 機能の確実さを試験する。
備考 その機能をもたないかんな盤では,表2中のこれに対応する試験項目を省略す
る。
3. 運転試験方法
3.1 無負荷運転試験 主軸を回転させ,3060分間運転を継続して軸受温度が安定した後,所要電力及
び騒音を測定し,表3の記録様式1に規定する各項について記録するとともに,異常振動がないことを感
触によって観察する。
なお,騒音の測定は,JIS B 6521による。

――――― [JIS B 6502 pdf 2] ―――――

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B 6502-1990
表3 記録様式1
備考1. 主軸回転速度の変速装置があるものは,最大回転速度を含む少なくと
も2水準の回転速度について記録する。
2. 騒音測定条件については,記事欄に記録する。
3. 騒音以外の測定は,すべてのかんな胴について個々に行う。
4. かんな胴の名称は,機種によって変更することができる。
3.2 負荷運転試験 試験材の切削を行い,所要電力及び騒音を測定し,表4の記録様式2に規定する各
項について記録するとともに,異常振動がないこと及び切削面の状態を感触によって観察する。
所要電力の測定は送り速度を一定とし,試験材の厚さを変えるか,又は試験材の厚さを一定とし,送り
速度を変えて試験を行う。
表4 記録様式2
備考1. 試験材の切削方向及び騒音測定条件については,記事欄に記録する。
2. 刃形は,図示して主要寸法を記入する。
3. 騒音以外の測定は,すべてのかんな胴について個々に行う。
4. かんな胴の名称は,機種によって変更することができる。

――――― [JIS B 6502 pdf 3] ―――――

4
B 6502-1990
4. 剛性試験方法 かんな盤の剛性試験は,表5による。
表5 剛性試験
番号 試験項目 測定方法 測定方法図
1 主軸系の 定置したテストインジケータ
曲げ剛性 を主軸の先端部(側面)に当
てて,主軸に直角方向の荷重
(P) を加え(1),主軸のたわみ
を測定する。
この測定は,互いに90°をな
す2方向について荷重を加え
て行う(2)。
2 かんな胴 テーブル上面に固定したテス
とテーブ トインジケータをかんな胴に
ルの総合 当てて,かんな胴とテーブル
剛性 上面との間に,垂直方向の荷
重 (P) を加え(3),かんな胴と
テーブル上面との間の相対変
位を測定する。
注(1) 荷重を加える位置は,できるだけ主軸端に近い位置とし,その主軸端からの
距離を記録する。
(2) 主軸又は主軸スリーブを昇降するものについては,その動きの中央に固定し
て測定を行う。
(3) 荷重を加える位置は,できるだけかんな胴の中央とし,その主軸端からの距
離を記録する。
備考1. 同一設計の機械の剛性試験は,代表的な1台について行った試験結果で代
表させ,他のものについては省略してもよい。
2. 荷重 (P) は,製造業者の推奨する大きさとし,その値を記録する。
3. この測定は,主軸を回転させ,軸受温度が安定した後に行う。
5. 精度検査方法
5.1 静的精度検査 かんな盤の静的精度検査は,表6による。

――――― [JIS B 6502 pdf 4] ―――――

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B 6502-1990
表6 静的精度検査
単位 mm
番号 検査項目 測定方法 測定方法図 許容値
むら取り 自動かん
系(4) な系(5)
1 テ 前テ 直定規をテーブル上面に対 1 000に 500につ
ー ーブ 角線上,縦方向及び横方向 ついて いて

ル ル後 に置き,すきまをすきまゲ 0.10 0.05
上 テー ージで測定し,その最大値
面 を測定値とする(6)。
の ブル
真 前後 直定規を前テーブル上面と 1 000に 500につ
直 ついて いて
テー 後テーブル上面にまたがる

ブル ように対角線上及び縦方向 0.10 0.05
に置き,すきまをすきまゲ
ージで測定し,その最大値
を測定値とする(6)。
主テ 直定規を主テーブル上面に 500につ 500につ
ーブ 対角線上,縦方向及び横方 いて いて
ル 向に置き,すきまをすきま 0.05 0.05
ゲージで測定し,その最大
値を測定値とする(6)。
2 横丸かん かんな胴の中央及び両端 0.03 0.03
な胴の振 に,テストインジケータを
れ 当てて,かんな胴を手動で
回転し,回転中におけるテ
ストインジケータの読みの
最大差を測定値とする。
3 テ 丸か 基準テーブル(7)上面にテス 0.05 0.05
ー んな トインジケータを置き,上

ル 胴 かんな胴の場合は最下部,
上 下かんな胴の場合は最上部

と の中央及び両端におけるテ
横 ストインジケータの読みの
か 最大差を測定値とする(8)。


胴 角か 基準テーブル(7)上面にテス 0.10 0.10

の んな トインジケータを置き,上
平 胴 かんな胴の場合は最下部,

度 下かんな胴の場合は最上部
のうら刃部先端の中央及び
両端におけるテストインジ
ケータの読みの最大差を測
定値とする(9)。

――――― [JIS B 6502 pdf 5] ―――――

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  • ISO 7570:1986(NEQ)
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