JIS B 7263-4:2007 望遠鏡試験方法―第4部:天体望遠鏡

JIS B 7263-4:2007 規格概要

この規格 B7263-4は、アマチュア向けの天体望遠鏡の試験方法について規定。

JISB7263-4 規格全文情報

規格番号
JIS B7263-4 
規格名称
望遠鏡試験方法―第4部 : 天体望遠鏡
規格名称英語訳
Optics and optical instruments -- Test methods for telescopic systems -- Part 4:Test methods for astronomical telescopes
制定年月日
2007年2月20日
最新改正日
2016年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 14490-4:2005(MOD)
国際規格分類

ICS

37.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2007-02-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS B 7263-4:2007 PDF [11]
                                                                                 B 7263-4 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本望遠鏡工業会(JTMA)/財団法
人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 14490-4:2005,Optics and optical
instruments−Test methods for telescopic systems−Part 4: Test methods for astronomical telescopesを基礎として
用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS B 7263-4には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 7263の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 7263-1 第1部 : 基本特性
JIS B 7263-2 第2部 : 双眼鏡
JIS B 7263-3 第3部 : ライフルスコープ
JIS B 7263-4 第4部 : 天体望遠鏡

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 7263-4 pdf 1] ―――――

B 7263-4 : 2007

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 天体望遠鏡の光学試験方法・・・・[2]
  •  4.1 対物レンズ(対物ミラー)の有効径・・・・[2]
  •  4.2 対物レンズ(対物ミラー)及び接眼レンズの焦点距離・・・・[2]
  •  4.3 分解能・・・・[4]
  •  5. 試験報告書・・・・[6]
  •  附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[7]

――――― [JIS B 7263-4 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 7263-4 : 2007

望遠鏡試験方法−第4部 : 天体望遠鏡

Optics and optical instruments−Test methods for telescopic systems− Part 4: Test methods for astronomical telescopes

序文

 この規格は,2005年に第1版として発行されたISO 14490-4,Optics and optical instruments−Test
methods for telescopic systems−Part 4: Test methods for astronomical telescopesを基に,技術的内容を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,アマチュア向けの天体望遠鏡の試験方法について規定する。
なお,望遠鏡の基本特性の試験方法については,JIS B 7263-1による。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 14490-4:2005,Optics and optical instruments−Test methods for telescopic systems−Part 4: Test
methods for astronomical telescopes (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7157 望遠鏡用語
備考 ISO 14132-1,Optics and optical instruments−Vocabulary for telescopic systems−Part 1: General
terms and alphabetical indexes of terms in ISO 14132及びISO 14132-4 Optics and optical
instruments−Vocabulary for telescopic systems−Part 4: Terms for astronomical telescopesからの
引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 7263-1 望遠鏡試験方法−第1部 : 基本特性
備考 ISO 14490-1,Optics and optical instruments−Test methods for telescopic systems−Part 1: Test
methods for basic characteristicsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 7263-3 望遠鏡試験方法−第3部 : ライフルスコープ
JIS T 7309 視力検査装置
備考 ISO 8596,Ophthalmic optics−Visual acuity testing−Standard optotype and its presentationからの
引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 8120 光学用語

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2
B 7263-4 : 2007

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 7157及びJIS Z 8120による。

4. 天体望遠鏡の光学試験方法

4.1 対物レンズ(対物ミラー)の有効径

 対物レンズ(対物ミラー)の有効径は,次のいずれかの方法
によって測定する。
a) 屈折望遠鏡及びファインダ望遠鏡は,対物レンズのレンズホルダの有効径を測定する。また,反射望
遠鏡は,ミラー表面の有効径を測定する。
b) 望遠鏡又はファインダ望遠鏡の光学系の視度を,視度計を用いてゼロ毎メートル(m−1)に設定し,接眼
レンズ側からコリメータによる平行光線束をゼロ入射角で入射させ,対物レンズ(対物ミラー)から
射出する光線束を光軸に垂直なスクリーンに投影してその直径を測定する。
c) すりガラスで拡散した光を望遠鏡又はファインダ望遠鏡の接眼レンズ側から入射させ,物体空間の対
物レンズ(対物ミラー)の直径を横切る方向に移動できる光軸に平行な移動顕微鏡を用いて,対物レ
ンズ(対物ミラー)口径の最小値を測定する。

4.2 対物レンズ(対物ミラー)及び接眼レンズの焦点距離

 対物レンズ(対物ミラー)の焦点距離の試
験方法は,次による。
4.2.1 対物レンズ及び接眼レンズの焦点距離(ノーダルスライド法) 図1のように,コリメータレンズ
(図1の3)の光軸に平行なオプチカルベンチ(図1の6)上に光軸に垂直な回転軸をもつ回転テーブル(ノ
ーダルスライド台)(図1の8)を置く。コリメータレンズの焦点位置にはコリメータレチクル(図1の2)
をセットする。回転テーブル上にあり光軸方向に移動できるスライド台(図1の7)及びコリメータレン
ズの光軸とほぼ一致する光軸をもつ顕微鏡(図1の5)を設置して,次の手順に従って焦点距離(図1のf)
を測定する。
この方法に用いる顕微鏡の対物レンズの開口数値は0.1以上とし,光源は,波長が約0.55 μmとなるこ
とが望ましい。
4.2.1.1 図1のa)に示すように,調整用レチクル(図1の4)をスライド台上に設置し,その標線がテー
ブルの回転軸に一致するように調節する。レチクル像が鮮明に見えるように顕微鏡を調整した後,オプチ
カルベンチ上の顕微鏡の位置を読み取る。レチクルの横方向の位置は,回転台をわずかに回転しても標線
の像が横移動しなくなる位置に調節する。
4.2.1.2 次に,図1のb)に示すように,調整用レチクルの代わりに測定する対物レンズ(図1の9)を,
スライド台に載せる。顕微鏡を調節しながら,測定する対物レンズによって焦点板の像が鮮明に見えるま
で,スライド台を前後に移動させる。このとき,4.2.1.1と同様に対物レンズがノーダルスライドによって
垂直軸回りにわずかに回転したとき,コリメータのレチクル像が静止するような箇所に対物レンズの位置
を調整して顕微鏡を停止し,その位置をオプチカルベンチ上で読み取る。
4.2.1.3 測定する対物レンズの焦点距離(図1のf)は,4.2.1.1と4.2.1.2の顕微鏡の位置との差である。

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B 7263-4 : 2007
1 10 2 3 4 5
6 7
8
a)
1 10 2 3 9 5
6 7
8
b)
記号
1. 光源,2. コリメータレチクル,3. コリメータレンズ,4. 調整用レチクル,5. 顕微鏡,6. オプチカルベンチ,
7. スライド台,8. 回転テーブル,9. 被検対物レンズ,10. グリーンフィルタ(約0.55 μm),f. 焦点距離
図 1 対物レンズの焦点距離測定
4.2.2 対物ミラーの焦点距離(照明器付き顕微鏡を用いる方法) この方法は,中央に孔のある反射ミラ
ーには適用しない。
図2に示すように,照明器付き顕微鏡(図2の3)の光軸に平行なオプチカルベンチ(図2の6)上に回
転テーブル(図2の1)を配置し,次の手順に従って測定する。
回転テーブルの回転機構は,測定する対物ミラー(図2の2)の光軸と照明器付き顕微鏡の光軸とのア
ライメント用に用いる。
この方法で使用する照明器付き顕微鏡の対物レンズの開口数値は,0.1以上とする。
テーブルの回転軸を光軸と垂直に,かつ,照明器付き顕微鏡の光軸と同一平面にして,レチクル(図2
の4)を照明器付き顕微鏡の物体平面に,回転軸と平行に置く。
4.2.2.1 図2のa)に示すように,測定する対物ミラーを,照明器付き顕微鏡の前部の回転テーブルに載せ
る。

――――― [JIS B 7263-4 pdf 5] ―――――

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