JIS B 7553:1993 パーシャルフリューム式流量計 | ページ 2

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B 7553-1993
表6 寸法許容差
寸法 mm 寸法許容差
W 100以下 ±1.5mm
100を超え 600以下 ±1.5%
600を超えるもの ±10mm
A 1 000以下 ±1%
1 000を超えるもの ±10mm
その他 100以下 ±2mm
100を超え 1 250以下 ±2%
1 250を超えるもの ±25mm
8. 試験方法 流量表示値の誤差は,次の方法によって測定し,6.4の計算式によって求める。
(1) 表記してある使用流量範囲内の3点に相当する変位又は入力をレベル計に与えて行う。
(2) レベル計に変位又は入力を与えるには,水面又はこれに相当するものを用い,その変位又は入力はJIS
B 7516の2級より良い正確度の長さ計又はこれと同等以上の性能をもつ測定器によって設定する。
(3) 表示計器が表示した値を読み取る。
9. 検査 流量計の検査は,性能及び機能並びに形状,寸法及び構造について行い,6.及び7.の規定に適
合しなければならない。
10. 製品の呼び方 流量計の呼び方は,規格番号又は規格の名称及び呼びによる。
例 JIS B 7553 PF03
パーシャルフリューム式流量計 PF-03
11. 表示 流量計には表7に示す事項を表示する。
表7 表示事項
表示事項 フリューム本体 レベル計,変換器
又は表示計器
製造事業者名又はその略号 ○ ○
製造年 ○ ○
製造番号又はその略号 ○ ○
呼び又はその略号 ○
使用流量範囲 ○
流量表示値の単位 ○
入力・出力信号 ○
電源(電圧・周波数) ○
備考 ○印は表示を必要とする事項を示す。

――――― [JIS B 7553 pdf 6] ―――――

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B 7553-1993
附属書 対応国際規格によるパーシャルフリューム式
流量計の諸元
1. 適用範囲 この附属書は,国際対応規格による場合のパーシャルフリュームの呼び,使用流量範囲レ
ベル計の測定範囲,流量算出式及び主要部の寸法などについて規定する。
2. 呼び 流量計の呼びは,フリューム本体のスロート幅によって附属書表1のとおりとする。
附属書表1 呼び
呼び スロート幅 m 呼び スロート幅 m
No.1 0.152 No.14 3.05
No.2 0.25 No.15 3.66
No.3 0.30 No.16 4.57
No.4 0.45 No.17 6.10
No.5 0.60 No.18 7.62
No.6 0.75 No.19 9.14
No.7 0.90 No.20 12.19
No.8 1.00 No.21 15.24
No.9 1.20
No.10 1.50
No.11 1.80
No.12 2.10
No.13 2.40
3. 使用流量範囲 流量計の使用最小流量及び使用最大流量は,呼びに応じ附属書表2に示す値の範囲内
で定め,レベル計,変換器又は表示計器に表記する。
附属書表2 流量範囲
単位 10-3m3/s 単位 m3/s
呼び 最小流量 最大流量 呼び 最小流量 最大流量
No.1 1.5 100 No.14 0.16 8.28
No.2 3.0 250 No.15 0.19 14.68
No.3 3.5 400 No.16 0.23 25.04
No.4 4.5 630 No.17 0.31 37.97
No.5 12.5 850 No.18 0.38 47.16
No.6 25.0 1 100 No.19 0.46 56.33
No.7 30.0 1 250 No.20 0.60 74.70
No.8 30.0 1 500 No.21 0.75 93.04
No.9 35.0 2 000
No.10 45.0 2 500
No.11 80.0 3 000
No.12 95.0 3 600
No.13 100.0 4 000

――――― [JIS B 7553 pdf 7] ―――――

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4. レベル計の測定範囲 レベル計は,表記してある使用流量範囲に相当する水位を測定できるものでな
ければならない。
なお,附属書表2の最小流量及び最大流量に相当する水位を附属書参考表1として示す。
附属書参考表1 レベル計の測定範囲
単位 m
呼び 最小 最大 呼び 最小 最大
No.1 0.03 0.45 No.14 0.09 1.07
No.2 0.03 0.60 No.15 0.09 1.37
No.3 0.03 0.75 No.16 0.09 1.67
No.4 0.03 0.75 No.17 0.09 1.83
No.5 0.05 0.75 No.18 0.09 1.83
No.6 0.06 0.75 No.19 0.09 1.83
No.7 0.06 0.75 No.20 0.09 1.83
No.8 0.06 0.80 No.21 0.09 1.83
No.9 0.06 0.80
No.10 0.06 0.80
No.11 0.08 0.80
No.12 0.08 0.80
No.13 0.08 0.80
5. 流量算出式 測定した水位から流量を演算する算式は,次による。
Q=K・han
ここに, Q : 流量 (m3/s)
ha : 水位 (m)
K及びn : 呼びに応じ附属書表3に定める定数
附属書表3 定数K及びnの値
呼び K n 呼び K n
No.1 0.381 1.580 No.14 7.463 1.6
No.2 0.561 1.513 No.15 8.859 1.6
No.3 0.679 1.521 No.16 10.96 1.6
No.4 1.038 1.537 No.17 14.45 1.6
No.5 1.403 1.548 No.18 17.94 1.6
No.6 1.772 1.557 No.19 21.44 1.6
No.7 2.147 1.565 No.20 28.43 1.6
No.8 2.397 1.569 No.21 35.41 1.6
No.9 2.904 1.577
No.10 3.668 1.586
No.11 4.440 1.593
No.12 5.222 1.599
No.13 6.004 1.605
6. 主要部の寸法 主要部の寸法は,附属書表4又は附属書表5による。

――――― [JIS B 7553 pdf 8] ―――――

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附属書表4 フリューム本体の寸法
単位 m
呼び スロート部 収縮部 拡大部 側壁高さ
W F X Y N D B le l3 C G K E
No.1 0.152 0.305 0.05 0.075 0 115 0 40 0.610 0.620 0.415 0.39 0.61 0.08 0.60
No.2 0.25 0.60 0.05 0.075 0.230 0.78 1.325 1.350 0.90 0.55 0.92 0.08 0 80
No.3 0.30 0.60 0.05 0.075 0.230 0.84 1.35 1.380 0.92 0.60 0.92 0.08 0 95
No.4 0.45 0.60 0.05 0.075 0.230 1.02 1.425 1.45 0.967 0.75 0.92 0.08 0 95
No.5 0.60 0.60 0.05 0.075 0.230 1.2 1.50 1.53 1.02 0.90 0.92 0.08 0 95
No.6 0.75 0.60 0.05 0.075 0.230 1.38 1.575 1.610 1.074 1.05 0.92 0.08 0 95
No.7 0.90 0.60 0.05 0.075 0.230 1.56 1.650 1.68 1.121 1.20 0.92 0.08 0 95
No.8 1.00 0.60 0.05 0.075 0.230 1.68 1.705 1.73 1.161 1.30 0.92 0.08 10
No.9 1.20 0.60 0.05 0.075 0.230 1.92 1.800 1.840 1.227 1.50 0.92 0.08 1.0
No.10 1.50 0.60 0.05 0.075 0.230 2.28 1.950 1.993 1.329 1.80 0.92 0.08 10
No.11 1.80 0.60 0.05 0.075 0.230 2.64 2.100 2.14 1.427 2.10 0.92 0.08 10
No.12 2.10 0.60 0.05 0.075 0.230 3.0 2.250 2.30 1.534 2.40 0.92 0.08 10
No.13 2.40 0.60 0.05 0.075 0.230 3.36 2.40 2.453 1.636 2.70 0.92 0.08 1.0
附属書表5 フリューム本体の寸法
単位 m
呼び スロート部 収縮部 拡大部 側壁高さ
W F X Y N D B A C G K E
No.14 3.05 0.91 0.305 0.23 0.343 4.760 4.270 1.83 3.66 1.83 0.152 1.22
No.15 3.66 0.91 0.305 0.23 0.343 5.61 4.88 2.03 4.47 2.44 0.152 1.52
No.16 4.57 1.22 0.305 0.23 0.457 7.62 7.62 2.34 3.59 3.05 0.229 1.83
No.17 6.10 1.83 0.305 0.23 0.686 9.14 7.62 2.84 7.32 3.66 3.305 2.13
No.18 7.62 1.83 0.305 0.23 0.686 10.67 7.62 3.45 8.94 3.96 3.305 2.13
No.19 9.14 1.83 0.305 0.23 0.686 12.31 7.93 3.86 10.57 4.27 3.305 2.13
No.20 12.19 1.83 0.305 0.23 0.686 15.48 8.23 4.88 13.82 4.88 3.305 2 13
No.21 15.24 1.83 0.305 0.23 0.686 18.53 8.23 5.89 17.27 6.10 3.305 2.13
7. 製品の呼び方 流量計の呼び方は,規格番号又は規格の名称及び呼びによる。
例 JIS B 7553 No.4又はパーシャルフリューム式流量計 No.4

――――― [JIS B 7553 pdf 9] ―――――

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参考 設置上の注意
この参考は,本体及び附属書の規定に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
1. 一般的事項 設置する開水路の流れは安定流であることが必要で,フリューム本体のほか,流入側水
路及び流出側水路についても次に示す点について注意しなければならない。
(1) 流れの断面に変化がなく,まっすぐで適切な長さがあること。
(2) 水路内の流速の方向及び分布が均一であること。
(3) 水力学的な跳ね水が生じるような急こう配がないこと。
(4) 潮の干満,他の流れとの合流,水門などの影響が少ないこと。
(5) 地盤の沈下及び水の浸み込みのおそれがないこと。
(6) あふれるおそれがないこと。
(7) 比較的大きなフリュームの場合で水深が浅いときは,水路を横切る風によって水位の測定が影響され
ないよう対策を講じること。
2. 流入側水路 流入側水路の流速分布は流量の測定精度に大きく影響するので,次に示す点について注
意する必要がある。
(1) 岩,曲がり,水門,大きな泡,その他流れに乱れを起こすものによって,流れの境界層が不規則にな
らないようにすること。安定な流速分布を得るためには,一定な断面の,まっすぐな水路を備えるこ
とが必要である。
その長さは,急な曲がりや挿入された管によって部分的に速い流れが混じることがなければ,スロ
ート幅の510倍程度でよいが,できるだけ長いことが望ましい。
なお,事前に流速計によって流速分布を調べておくことが望ましい。
(2) フリューム本体との接続部は,上りこう配の底面と収縮側壁とし,それぞれ次によることが望ましい。
底面 : フリューム本体に向かって約4分の1のこう配をもつ平面
側壁 : 最大流量に相当する水位の2倍以上の曲率半径をもつ曲面又は水路の中心線に対して約45°
の傾斜をもつ平面
(3) 流れの条件を良くするために整流板を設けるときは,水位測定点より上流側に最大流量に相当する水
位の10倍以上離して設置する。
(4) 水路に水力学的な跳ね水があるときは,その場所から,最大流量に相当する水位の30倍以上離れた下
流にフリューム本体を設置する。
3. 流出側水路 流出側水路の流れは,もぐり流又は逆流とならないよう注意するとともに,たい積物の
除去に留意する。
4. フリューム本体
4.1 限界流の維持 スロート部に限界流が存在していることが必要で,スロート部の水位hbと収縮部の
水位haとの比(もぐり度)が,常に参考表1の値を満足するよう,クレストの設置高さを考慮する。

――――― [JIS B 7553 pdf 10] ―――――

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JIS B 7553:1993の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9826:1992(MOD)

JIS B 7553:1993の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7553:1993の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7516:2005
金属製直尺
JISZ8103:2019
計測用語