JIS B 7552:2011 液体用流量計の校正方法及び試験方法

JIS B 7552:2011 規格概要

この規格 B7552は、液体用流量計の校正方法及び器差試験の方法について規定。

JISB7552 規格全文情報

規格番号
JIS B7552 
規格名称
液体用流量計の校正方法及び試験方法
規格名称英語訳
Procedures for calibration and testing for liquid flowmeter
制定年月日
1982年3月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

17.120.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ポンプ 2019
改訂:履歴
1982-03-01 制定日, 1990-01-01 確認日, 1993-05-01 改正日, 1998-06-20 確認日, 2003-03-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2011-05-20 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS B 7552:2011 PDF [33]
                                                                                   B 7552 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 設備・・・・[3]
  •  4.1 構成・・・・[3]
  •  4.2 機能・・・・[3]
  •  4.3 試験液の種類・・・・[4]
  •  5 校正・・・・[4]
  •  5.1 一般・・・・[4]
  •  5.2 標準流量計による校正・・・・[4]
  •  5.3 体積管による校正・・・・[12]
  •  5.4 ひょう量法による校正・・・・[15]
  •  5.5 繰返し測定及び校正結果の計算・・・・[18]
  •  5.6 第三者認定を受けた校正事業者による校正・・・・[19]
  •  5.7 校正結果の報告・・・・[19]
  •  6 器差試験・・・・[20]
  •  6.1 試験設備の機能・・・・[20]
  •  6.2 試験の手順・・・・[20]
  •  6.3 器差の計算・・・・[27]
  •  附属書A(規定)標準流量計の校正値の補間方法・・・・[30]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 7552 pdf 1] ―――――

B 7552 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本計量
機器工業連合会(JMIF)及び独立行政法人産業技術総合研究所(AIST)から,工業標準原案を具して日本
工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS B 7552:1993は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象になっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 7552 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 7552 : 2011

液体用流量計の校正方法及び試験方法

Procedures for calibration and testing for liquid flowmeter

1 適用範囲

  この規格は,液体用流量計の校正方法及び器差試験の方法について規定する。校正は,被試験流量計に
対してトレーサビリティのとれた校正値及びその不確かさを求めるために行う。また,器差試験は,被試
験流量計の器差を求める作業であり,不確かさは付与しない。この規格では,液体で満たされた閉管路に
設置される流量計を対象とし,気体又は固体が混合している混相流を測定するための流量計及び開水路に
設置される流量計は対象としない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7505-1:2007 アネロイド型圧力計−第1部 : ブルドン管圧力計
JIS Q 17025 試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項
JIS Z 8103 計測用語
JIS Z 8762-1 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第1部 : 一般原理及び要求事項
JIS Z 8762-2 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第2部 : オリフィス板
JIS Z 8762-3 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第3部 : ノズル及びノズル形ベンチュリ管
JIS Z 8762-4 円形管路の絞り機構による流量測定方法−第4部 : 円すい形ベンチュリ管
ISO 4185:1980,Measurement of liquid flow in closed conduits−Weighing method

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。
3.1
偏差(器差)(measurement error)
標準器と被試験流量計に同一の流量を流し,このときの被試験流量計の指示値から標準器の指示値を引
いた値を,標準器の指示値に対する百分率(%)で表した値。
3.2
補正係数(correction factor)
標準器と被試験流量計に同一の流量を流し,このときの標準器の指示値を被試験流量計の指示値で除し
た値。

――――― [JIS B 7552 pdf 3] ―――――

2
B 7552 : 2011
3.3
Kファクタ(K factor)
パルス出力形の流量計が出力するパルスの周波数を,流量計を通過する流量で除した値。
注記 通常,体積流量に対してはpulse/L,質量流量に対してはpulse/kgの単位が用いられる。
3.4
流出係数(discharge coefficient)
絞り流量計で測定される差圧及び試験液の密度と,流量とを結び付ける値。式(9)によって定義される。
3.5
不確かさ(uncertainty)
測定の結果に付随した,合理的に測定量に結び付けられ得る値のばらつきを特徴付けるパラメータ。測
定された結果がどの程度確かなのかを示す指標で,計量トレーサビリティが確保できていることを証明す
るものでもある。
3.6
JCSS(Japan Calibration Service System)
計量法に基づく校正事業者登録(認定)制度。
3.7
(液体用流量計の)校正(calibration)
上位の標準(この規格では,標準流量計,体積管及びひょう量タンク)を用いて,被試験流量計のKフ
ァクタ,流出係数,補正係数又は偏差(器差)とその不確かさを求める作業。
3.8
器差試験(proving)
被試験流量計の器差を求める作業。不確かさは付与しない。
3.9
標準器(measurement standard)
液体用流量計の校正又は器差試験を行うときに用いられ,基準となる値を発生するもの。校正において
は,標準流量計,体積管,ひょう量タンクシステムのいずれかが用いられる。また,器差試験においては,
タンク,体積管,はかりと密度計との組合せ又は流量計が用いられる。
3.10
標準流量計(standard flowmeter)
校正・試験における流量値の標準値を与える参照標準として用いられ,校正・試験の流量値の不確かさ
を明記した校正証明書又は試験報告書を備えている流量計。
3.11
被試験流量計(device under test)
校正・試験の対象になる流量計で,流量値又はそれに関係する量を与える計測器。
3.12
質量流量(mass flow rate)
管路内を流れる液体の単位時間当たりの質量。
3.13
体積流量(volume flow rate)
管路内を流れる液体の単位時間当たりの体積。

――――― [JIS B 7552 pdf 4] ―――――

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B 7552 : 2011
3.14
積算体積(integrated volume)
通過した流体の体積を次々に加算した累計値。
3.15
体積管(prover)
ある体積(基準体積)をもつループの中を運動子(以下,ピストンなどという。)が移動することによっ
て基準体積を表す構造をもつ体積標準器。
3.16
スモールボリュームプルーバ(small volume prover)
基準体積の小さい体積管。
3.17
ひょう量タンク(weighing tank)
液体を蓄積し,その質量を測定することができるタンク。
3.18
転流器(diverter)
標準器とバイパス管路との間で,その流量を乱すことなく流れを切り換える装置。
3.19
指示量(indicated quantity)
被試験流量計又は標準器が表す量で,測定終了時の指示値から測定開始時の指示値を減じた量。
3.20
実量(corrected quantity)
器差試験において真の値とみなす量(体積又は質量)で,標準器の指示量にその器差を補正し,かつ,
必要に応じて測定条件に補正をした量。
3.21
メータラン(meter run)
流量計に流入・流出する液体の流れの状態を整えるために必要な整流器,上流・下流の直管及び流量計
を含む配管部分。

4 設備

4.1 構成

  校正及び試験のための設備は,標準器,被試験流量計取付部,流量発生装置及びこれらを接続する配管,
バルブ類,温度計,圧力計などの補助測定器,必要に応じてストレーナ,気体分離器などの補助機器によ
って構成する。

4.2 機能

  設備の機能は,次による。
a) 被試験流量計に応じて,所定の体積又は質量の試験液を,所定の流量で流すことができる。
b) 試験・校正結果に影響を及ぼすような流量変動がなく,安定した流量が得られる。
c) 試験・校正結果に影響を及ぼすような配管などの振動,流れの脈流,旋回流又は偏流が生じるおそれ
がない。
d) 試験・校正結果に影響を及ぼすような試験液の温度変化が生じるおそれがない。特に,被試験流量計,

――――― [JIS B 7552 pdf 5] ―――――

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