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図5 横形試験機用検定ロータ
番号 質量 慣性 外径 全長 軸径 軸受間 危険速度** 最高試験**
モーメント 距離 回転速度
M I=MR2 D L d A B C E F P1 H* K* P2* N Q
9.5×10−6D3 (2.5D) (0.2D) (2D) (0.25D) (0.5D) (0.15D) (1.2D) (0.5D) (7.6×106/D***)(7.6×105/D***)
kg kg・m2 mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm ×1 000rPm ×1 000rpm
1 0.5 0.000 1 38 95 8 76 9.5 19 6 45 19 − − − M3 M2 200 20
2 1.6 0.000 6 56 140 12 112 14 28 9.5 65 28 − − − M3 M2 140 14
3 5 0.004 82 205 17 164 20.5 41 11.5 100 41 2 4 10 M6 M3 95 9.5
4 16 0.03 120 300 25 240 30 60 15 150 60 3 8 16 M6 M3 65 6.5
5 50 0.2 176 440 35 352 44 88 27 210 88 4 10 24 M12 M6 45 4.5
6 160 1.3 260 650 50 520 65 130 40 310 130 5 25 40 M12 M6 30 3
7 500 9 380 950 75 760 95 190 60 450 190 5 25 60 M20 M12 20 2
注* これらの寸法は参考である。
** 危険速度は剛性軸受上で回転したときの値である。
*** 直径Dは,単位mmで表した数値である。
――――― [JIS B 7737 pdf 6] ―――――
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(3) 立形試験機用検定ロータの形状・寸法は,図6による。
図6 立形試験機用検定ロータ
番号 質量 慣性モーメント 外径 内径 高さ めねじ
M I=Mk2 D d H A B F G
(8.5×10−7D3) (0.9D) (0.5D) (0.075D) (0.35D) (0.06D)
kg kg・m2 mm mm mm mm mm mm mm
1 1.1 0.002 5 110 99 55 8 40 6.5 M3
2 3.5 0.017 160 144 80 12 60 9.5 M3
3 11 0.12 230 206 127 19 90 13 M6
4 35 0.8 345 310 170 25 120 20 M10
5 110 5.5 510 460 255 38 180 30 M10
6.2 試しおもり
6.2.1 試験機の性能検査に用いる試しおもりは,検定ロータのねじ穴を用いて取り付けることができるも
のでなければならない。
6.2.2 到達最小(比)不釣合いの検査に用いる試しおもりは,次による。
(1) 2面試験機には,試しおもりを2個用い,試しおもり1個の質量は,次の式によって算出する。
5Umar 5emar M
m= = (2)
R R
ここに, m : 試しおもりの質量 (g)
Umar : 呼び到達最小不釣合い (g・mm)
emar : 呼び到達最小比不釣合い (g・mm/kg=
――――― [JIS B 7737 pdf 7] ―――――
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M : 検定ロータの質量 (kg)
R : 検定ロータの試しおもりの重心位置半径 (mm)
例 呼び到達最小比不釣合い1g・mm/kg (1 検定ロータの質量50kgの場合,図5によれば試しお
もりの重心位置半径は44mmであるから
5 1 g・mm/kg 50( kg)
(試しおもり質量)= (7.5g) =5.7 (g)
44( mm)
(2) 1面試験機には1個の試しおもりを用い,その質量は,次の式によって算出する。
10Umar 10emar M
m= = (3)
R R
(3) 試しおもりの質量の誤差は,±5%の範囲内になければならない。
6.2.3 不釣合い低減比の検査に用いる試しおもりは,質量の異なる2種類のおもりとし,その質量は次に
よる。
(1) 2面試験機には,(a)及び(b)の2種類の質量の試しおもりをそれぞれ2個用い,試しおもり1個の質量
は,式(4)及び式(5)によって算出する。
(1025)Umar (1025)emar M( 7 )
(a) = = (4)
R R
注(7) 係数 (1025) は,10から25までの範囲で任意である。
例 呼び到達最小比不釣合い1g・mm/kg (1 検定ロータの質量50kgの場合,試しおもりの重心位
置半径を100mmとし,式(4)の係数を25とすれば,
25 g(1・mm/kg)50(kg)
(試しおもり質量)= =12.5 (g)
100( mm)
(50 250) Umar (50 250) emar M
(b) = = (5)
R R
例 呼び到達最小比不釣合い1g・mm/kg (1 検定ロータの質量50kgの場合,試しおもりの重心位
置半径を100mmとし,式(5)の係数を200とすれば,
200 g(1・mm/kg) 50(kg)
(試しおもり質量)= =100 (g)
100( mm)
(2) 1面試験機には,(a)及び(b)の2種類の質量の試しおもりをそれぞれ1個用い,その質量は式(6)及び式
(7)によって算出する。
(20 50) Umar (20 50) emar M
(a) = = (6)
R R
(100500) Umar (100500) emar M
(b) = = (7)
R R
(3) 試しおもりの質量の誤差の許容範囲は,呼び不釣合い低減比によって決まり,その値は次の式によっ
て算出する。
am=0.1×(100−URR) (8)
ここに, am : 試しおもりの質量の誤差の許容範囲 (%)
URR : 呼び不釣合い低減比 (%)
例 呼び不釣合い低減比90%の場合
(誤差の許容範囲)=0.1×(100−90)=1.0 (%)
――――― [JIS B 7737 pdf 8] ―――――
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(4) 検定ロータの各測定面について,試しおもりを移動して取り付けたとき,試しおもりの重心位置は,
軸方向にも,半径方向にも変化してはならない。
また,左右両測定面の同じ角位置に試しおもりを取り付けたときの両試しおもりの重心位置は,検
定ロータの軸中心線を含む同一平面上になくてはならない。
6.3 検査に用いる検定ロータの種類 試験機の検査に用いる検定ロータは,原則として,6.1の検定ロー
タのうちの2種類とする。一つは,試験機の容量の範囲内で,その最大に近い質量のものとし,他の一つ
は,呼び到達最小不釣合いを達成できる最小ロータに近い質量のものとする(5.3備考参照)。ただし,特
定のロータのための専用の試験機では1個だけでよい。
また,特定の種類のロータだけに用いる専用の試験機(例えば,クランク軸専用試験機,プロペラ軸専
用試験機など)では,6.1の規定にかかわらず,その試験機の性能検査に適した形状の検定ロータを用いる
ことができる。
横形試験機で,そのスピンドルの端面に直接ロータを取り付けて運転する形式のものに対しては,6.1(3)
の立形試験機用検定ロータを適用する。
試験機の容量が6.1の検定ロータよりも大きい場合又は小さい場合及び特別の理由がある場合は,使用
者の提供するロータを検定ロータとして用いることができる。
なお,6.1による検定ロータ以外のロータによる検査方法は,受渡当事者間の協定による。
6.4 検査のための運転の回転速度 各検定ロータに対する回転速度は,それぞれの検定ロータに対して
適用できる最も大きい速度とする。
6.5 到達最小(比)不釣合いの検査
6.5.1 2面試験機における到達最小(比)不釣合いの検査は,次による。
(1) 検査に用いる検定ロータに適応するように試験機の機械的調整,校正などを行う。検定ロータの不釣
合いが,呼び到達最小(比)不釣合いの5倍以下であることを確認する。
(2) 呼び到達最小(比)不釣合いの1020倍に相当するおもり(例えば,油粘土)を2個,検定ロータに
取り付ける。この場合,2個のおもりの取付位置は,次の条件を満たす範囲で任意である。
(a) 2個のおもりが,同一の面(軸に直角な面)にあってはならない。
(b) 2個のおもりは,いずれも修正面上にあってはならない。
(c) 2個のおもりが,互いに同じ角度にあってはならない。
(d) 2個のおもりが,互いに180°離れていてはならない。
(3) 試験機の取扱方法(8)に従い,各修正面で不釣合い修正を行って,ロータを釣り合わせる。この場合,
不釣合い修正の回数は最大4回までとする。
注(8) ここでいう取扱方法とは,試験機の使用者が,試験機によって一般のロータを釣り合わせると
きの取扱方法であって,試験機の製造業者が試験機の取扱説明書に記載した方法をいう。
(4) 6.2.2(1)による試しおもりを,検定ロータの,用意された二つの測定面の各々に取り付ける。このとき,
これらの試しおもりは,互いに同じ角度にあるように,両面に用意されたすべての穴に任意の順序で
取り付ける。試しおもりの各位置に対して,各面の不釣合いの大きさを読み取り記録する(表1参照)。
不釣合いの指示が一定値を示さないときは,試しおもりのすべての取付角度に対して,指示の最大と
最小の値を読み取り記録する。
(5) これらの読みを各面ごとに平均し,その値を記録する。更に,この平均の±12%の値を記録する(表
1参照)。(4)で求めた読みのすべてが±12%の範囲内にあれば,呼び到達最小(比)不釣合いは合格と
する。
――――― [JIS B 7737 pdf 9] ―――――
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表1 到達最小(比)不釣合い検査表の様式
試しおもり取付角度 0° 45° 90° 135° 180° 225° 270° 315° 平均 +12% −12%
不釣合いの大 左(上)*測定面
きさの読み 右(下)*測定面
注* 左,右は横形試験機に,上,下は立形試験機に適用する。
6.5.2 1面試験機における到達最小(比)不釣合いの検査は,検定ロータの左又は右のいずれか一つの測
定面(立形の場合は下測定面)に,6.2.2(2)による1個の試しおもりを用いて,6.5.1(1)(5)に準じて行う。
6.5.3 立形試験機の場合は,スピンドルの釣合いを検査しなければならない。検定ロータを取り除いて試
験機を運転したときの不釣合いの大きさが,呼び到達最小(比)不釣合いより小さくなければならない。
備考 偏心補償装置(9)の組み込まれた試験機では,スピンドルの釣合いの検査は行わない。
注(9) 偏心補償装置とは,ロータを取り付ける基準(例えば,スピンドル上端面のはめあい部)の,
スピンドル回転軸線に対する偏心及びスピンドル自体の不釣合いを打ち消すために,外部から
電気信号をピックアップの出力に付加するための装置をいう。
6.6 不釣合い低減比の検査
6.6.1 2面試験機における不釣合い低減比の検査は,次による。
(1) 極座標グラフ用紙(図7参照)の0°,90°,180°及び270°の位置に許容円を描く。図の尺度は,g
又はg・mmとする。許容円の中心の,座標原点からの距離及び許容円の半径は,式(9)(12)によって
算出する。
Rt=m (9)
1 Umar URR 1 emar M URR
rt= 1 m= 1 m (10)
2 R 100 2 R 100
又は,
Rt=mR (11)
rt=21Umar+ URR 100
mR=21emarM+ URR 100
1 1 mR (12)
ここに, Rt : 許容円の中心の座標原点からの距離
rt : 許容円の半径
m : 6.2.3(1)(a)による試しおもりの質量 (g)
Umar : 呼び到達最小不釣合い (g・mm)
emar : 呼び到達最小比不釣合い(g・mm/kg=
M : 検定ロータの質量 (kg)
R : 検定ロータの試しおもりの重心位置半径 (mm)
URR : 呼び不釣合い低減比 (%)
例 6.2.3(1)(a)の例で,呼び不釣合い低減比が90%の場合(図7参照)
(許容円の中心の座標原点からの距離)=12.5 (g)
1 g(1・mm/kg)50(kg)
(許容円の半径)= +(1−0.90)×12.5 (g)=1.5 (g)
2 100( mm)
――――― [JIS B 7737 pdf 10] ―――――
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JIS B 7737:1995の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.120 : 軸及び継手 > 21.120.40 : 釣合い及び釣合機
JIS B 7737:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0153:2001
- 機械振動・衝撃用語