JIS B 7762-4:2006 手持ち可搬形動力工具―ハンドルにおける振動測定方法―第4部:グラインダ

JIS B 7762-4:2006 規格概要

この規格 B7762-4は、手持ち動力式グラインダのハンドルにおける振動を実験室で測定する方法について規定し,規定の試験円盤を装着したときの動力工具のハンドルにおける振動の大きさを確定するための形式試験について規定。

JISB7762-4 規格全文情報

規格番号
JIS B7762-4 
規格名称
手持ち可搬形動力工具―ハンドルにおける振動測定方法―第4部 : グラインダ
規格名称英語訳
Hand-held portable power tools -- Measurement of vibrations at the handle -- Part 4:Grinders
制定年月日
2006年9月20日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 8662-4:1994(IDT)
国際規格分類

ICS

13.160, 25.140.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2006-09-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS B 7762-4:2006 PDF [11]
                                                                 B 7762-4 : 2006 (ISO 8662-4 : 1994)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会(JFPA)
/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 8662-4:1994,Hand-held portable
power tools−Measurement of vibrations at the handle−Part 4:Grindersを基礎として用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS B 7762-4には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) グラインダのハンドルにおける振動測定の試験報告書例
JIS B 7762の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 7762-1 第1部 : 通則
JIS B 7762-2 第2部 : チッピングハンマ及びリベッティングハンマ
JIS B 7762-3 第3部 : ロックドリル及びロータリハンマ
JIS B 7762-4 第4部 : グラインダ
JIS B 7762-5 第5部 : 舗装ブレーカ及び建設作業用ハンマ
JIS B 7762-6 第6部 : インパクトドリル
JIS B 7762-7 第7部 : インパクト,インパルス又はラチェット動作のレンチ,スクリュードライバ及
びナットランナ
JIS B 7762-8 第8部 : ポリッシャ及びロータリ並びにオービタル及びランダムオービタルサンダ
JIS B 7762-9 第9部 : ランマ
JIS B 7762-10 第10部 : ニブラ及びシャー
JIS B 7762-11 第11部 : 締結工具
JIS B 7762-12 第12部 : 往復動作ののこぎり及びやすり並びに揺動又は回転動作ののこぎり
JIS B 7762-13 第13部 : ダイグラインダ
JIS B 7762-14 第14部 : 石工工具及び多針たがね

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 7762-4 pdf 1] ―――――

B 7762-4 : 2006 (ISO 8662-4 : 1994)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 測定事項・・・・[1]
  •  4. 測定器・・・・[2]
  •  4.1 一般・・・・[2]
  •  4.2 トランスデューサ・・・・[2]
  •  4.3 メカニカルフィルタ・・・・[3]
  •  4.4 トランスデューサの固定・・・・[3]
  •  4.5 補助機器・・・・[3]
  •  4.6 校正・・・・[3]
  •  5. 測定方向及び測定位置・・・・[3]
  •  5.1 測定方向・・・・[3]
  •  5.2 測定位置・・・・[3]
  •  6. 作業手順・・・・[4]
  •  6.1 一般・・・・[4]
  •  6.2 グラインダの作業・・・・[4]
  •  6.3 試験円盤・・・・[5]
  •  6.4 押付け力・・・・[5]
  •  7. 測定手順及び測定の有効性・・・・[5]
  •  7.1 供給動力・・・・[5]
  •  7.2 測定手順・・・・[5]
  •  7.3 測定の有効性・・・・[7]
  •  7.4 測定結果の処置・・・・[7]
  •  8. 試験報告書・・・・[7]
  •  附属書A(参考)グラインダのハンドルにおける振動測定の試験報告書例・・・・[8]

――――― [JIS B 7762-4 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 7762-4 : 2006
(ISO 8662-4 : 1994)

手持ち可搬形動力工具−ハンドルにおける振動測定方法−第4部 : グラインダ

Hand-held portable power tools− Measurement of vibrations at the handle−Part 4:Grinders

序文

 この規格は,1994年に第1版として発行されたISO 8662-4,Hand-held portable power tools−
Measurement of vibrations at the handle−Part 4:Grindersを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。

1. 適用範囲

 この規格は,手持ち動力式グラインダのハンドルにおける振動を実験室で測定する方法に
ついて規定し,規定の試験円盤を装着したときの動力工具のハンドルにおける振動の大きさを確定するた
めの形式試験について規定する。
動力工具は,空気圧又は他の手段によって駆動する(図1参照)。
この規格は,その適用によって,同じと石(同じ直径及び同じ最大周速度)を用いる同じ種類の異なる
形式の動力工具を比較するために用いることを目的とする。また,ダイグラインダには適用しない。振動
暴露の評価が必要な場合には,実作業状態で測定することが必要となる。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 8662-4:1994,Hand-held portable power tools−Measurement of vibrations at the handle−Part
4:Grinders (IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7762-1 手持ち可搬形動力工具−ハンドルにおける振動測定方法−第1部 : 通則
備考 ISO 8662-1:1988,Hand-held portable power tools−Measurement of vibrations at the handle−Part
1: Generalが,この規格と一致している。

3. 測定事項

 測定事項は,次による。
a) IS B 7762-1の3.1及び3.3に規定する補正加速度実効値
b) 回転速度
c) 下方への押付け力

――――― [JIS B 7762-4 pdf 3] ―――――

2
B 7762-4 : 2006 (ISO 8662-4 : 1994)
単位 mm
図 1 測定方向,トランスデューサ位置及び押付け力の加え方の例

4. 測定器

4.1 一般

 測定器の詳細については,JIS B 7762-1の4.14.6による。

4.2 トランスデューサ

 トランスデューサの詳細については,JIS B 7762-1の4.1による。

――――― [JIS B 7762-4 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 7762-4 : 2006 (ISO 8662-4 : 1994)

4.3 メカニカルフィルタ

 測定誤差の生じないことが分かっている場合の測定には,通常メカニカルフ
ィルタを用いる必要はない(JIS B 7762-1の4.3参照)。

4.4 トランスデューサの固定

 トランスデューサの固定は,JIS B 7762-1の4.2によるが,小さなトラン
スデューサは,平らな表面に適切な接着剤を用いて固定してもよい(図2参照)。いずれの場合にもトラン
スデューサの固定は,トランスデューサ製造業者の取扱説明書によって行う。
ハンドルに弾力性のあるカバーがついている場合,トランスデューサが取り付けられているクランプを
カバーの周りにしっかりと固定するか,又は特殊なアダプタを用いてもよい。工具のハンドルに弾力性の
あるカバーがある場合,試験報告書にはその措置の内容,例えば堅く固定する,又はアダプタを用いるな
どを記載する。
参考 JIS B 7762-1の4.2 参照。

4.5 補助機器

 空気圧は,圧力計を用いて測定する。回転速度は,少なくとも1 %の精度をもった回転
計を用いて測定する。

4.6 校正

 校正は,JIS B 7762-1の4.8による。
トランスデューサの固定方法は,次のいずれかによる。
A : ブロックをろう付け,又は溶接したホースクリップで固定する。
B : トランスデューサをねじ止めしたアダプタで固定する。アダプタは,プラスチックバンドで固定する。
C : 平らな表面に,適切な接着剤を用いて固定する。
D : 平らな面を削りだし,ねじ穴を設けて,ねじで固定する。
図 2 トランスデューサ固定方法の選択

5. 測定方向及び測定位置

5.1 測定方向

 測定は,両方のハンドルに対してz方向(図1参照)で行う。ストレートグラインダの
場合,z方向は,回転軸に対して垂直となる。縦形グラインダ及びアングルグラインダのz方向は,回転
軸に対して平行である。

5.2 測定位置

 ハンドルは,工具に固定するか,又は振動絶縁を行うために弾性体で取り付けてもよい。
ハンドルが固定されている場合,動作の中心は工具のハウジング内部にあるので,振動の測定は,ハン
ドル下側のグリップ面の中心点に取り付けた1個のトランスデューサを取り付けて行う。この中心点は,
グリップエンドから60 mm離れた位置とする(図1参照)。
防振装置として設計されたハンドルは,工具に対し弾力的に取り付ける。このような場合,工具とハン
ドルとでは振動の位相が一致しないことがあり,そのためトランスデューサ1個だけでは動作の正確な測

――――― [JIS B 7762-4 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 7762-4:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8662-4:1994(IDT)

JIS B 7762-4:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7762-4:2006の関連規格と引用規格一覧