この規格ページの目次
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B 7960-1 : 2015
A35−B35 A15−B15
T= − (mV)
5.08 5.28
ここに, A15 : 15 ℃のフタル酸塩pH標準液での検出器の起電力(mV)
A35 : 35 ℃のフタル酸塩pH標準液での検出器の起電力(mV)
B15 : 15 ℃のほう酸塩pH標準液での検出器の起電力(mV)
B35 : 35 ℃のほう酸塩pH標準液での検出器の起電力(mV)
d) 直線性 検出器をフタル酸塩pH標準液,ほう酸塩pH標準液及び中性りん酸塩pH標準液に浸したと
きの検出器のそれぞれの起電力を計量し,直線性(L)を次の式によって求める。
L=C− 0.449 A 0.551 B (mV)
ここに, A : フタル酸塩pH標準液での検出器の起電力(mV)
B : ほう酸塩pH標準液での検出器の起電力(mV)
C : 中性りん酸塩pH標準液での検出器の起電力(mV)
e) アルカリ誤差 検出器をほう酸塩pH標準液及び炭酸塩を含まない0.1 mol/L水酸化ナトリウム溶液に
浸たときの検出器のそれぞれの起電力を計量し,次の式によってアルカリ誤差(EA)を求める。
EA B D (mV)
ここに, B : ほう酸塩pH標準液での検出器の起電力(mV)
D : 水酸化ナトリウム溶液での検出器の起電力(mV)
f) pH7の起電力 検出器を中性りん酸塩pH標準液に浸し,検出器の起電力Cを計量し,次の式によっ
てpH7の起電力(EC)を求める。
EC 8 (mV)
g) 劣化 検出器のf) の性能確認後,検出器(内部液の補充口をもつものは口を閉じる。)を55 ℃の水
に浸し,24時間放置する。24時間経過後,f) の試験を再度行いpH7の起電力(EC)を求める。
h) 内部抵抗 25 ℃の1 %塩化ナトリウム溶液中にガラス電極及び白金棒を浸し,ガラス電極導線の心線
と白金棒との間の抵抗を直流100 Vの絶縁抵抗計で測定する。
i) 絶縁抵抗 ガラス電極導線の心線と電極キャップとの間の電気抵抗を直流500 Vの絶縁抵抗計で測定
する。
8 表記
検出器には,その見やすい箇所に,容易に消えない方法で鮮明かつ誤認のおそれがない方法で,次に掲
げる事項を表記しなければならない。
a) 製造事業者名,製造事業者の登録商標又は経済産業大臣に届け出た記号
b) 型の記号(検出器の型名)
9 器差検定の方法
器差検定の方法は,附属書Aによる。
10 使用中検査
使用中検査は,附属書Bによる。
11 対応関係
この規格の箇条と特定計量器検定検査規則(以下,検則という。)の項目との対応関係は,表2による。
――――― [JIS B 7960-1 pdf 6] ―――――
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B 7960-1 : 2015
表2−この規格の箇条と検則項目との対比表
箇条 検則項目
8 表記
第二十三章 第一節 第一款 第一目“表記事項”
5 材質
第二十三章 第一節 第一款 第二目“材質”
6 性能
第二十三章 第一節 第一款 第三目“性能”
4 検定公差
第二十三章 第一節 第二款“検定公差”
7 性能試験
第二十三章 第一節 第三款 第一目“構造検定の方法”
附属書A 器差検定の方法 第二十三章 第一節 第三款 第二目“器差検定の方法”
B.1 性能に係る技術上の基準 第二十三章 第二節 第一款“性能に係る技術上の基準”
B.2 使用公差 第二十三章 第二節 第二款“使用公差”
B.3 性能に関する検査の方法 第二十三章 第二節 第三款 第一目“性能に関する検査の方法”
B.4 器差検査の方法 第二十三章 第二節 第三款 第二目“器差検査の方法”
――――― [JIS B 7960-1 pdf 7] ―――――
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B 7960-1 : 2015
附属書A
(規定)
器差検定の方法
A.1 器差検定の一般条件
器差検定の一般条件は,7.2 a),7.2 c) 及び7.2 d) による。
A.2 器差検定の方法
器差(M)は,検出器をフタル酸塩pH標準液及びほう酸塩pH標準液に浸して,検出器の起電力をそれ
ぞれ計量したときの検出器の1 pH当たりの起電力と理論起電力との差であり,次の式によって求める。
A−B
M= −59.16 (mV)
.517
ここに, A : フタル酸塩pH標準液での検出器の起電力(mV)
B : ほう酸塩pH標準液での検出器の起電力(mV)
――――― [JIS B 7960-1 pdf 8] ―――――
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B 7960-1 : 2015
附属書B
(規定)
使用中検査
B.1 性能に係る技術上の基準
検出器は,B.3の検査を行ったとき,表B.1の性能を満足しなければならない。
表B.1−使用中検査の性能
項目 性能
繰返し性 3 mV以下
pH7の起電力 ±30 mV
B.2 使用公差
検出器の使用公差は,箇条4で規定する検定公差の1.5倍とする。
B.3 性能に関する検査の方法
性能に関する検査の方法は,7.3 a) 及び7.3 f) による。
B.4 器差検査の方法
器差検査の方法は,附属書Aによる。ただし,器差検定を器差検査に置き換える。
JIS B 7960-1:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 7960-1:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0211:2013
- 分析化学用語(基礎部門)
- JISK0213:2014
- 分析化学用語(電気化学部門)
- JISZ8103:2019
- 計測用語