JIS B 8008-6:2000 往復動内燃機関―排気排出物測定―第6部:試験報告

JIS B 8008-6:2000 規格概要

この規格 B8008-6は、本来路上での使用のために設計された自動車用機関を除いた,移動式,可搬式及び定置式の往復動内燃機関(オフロード機関[off-road engines]とする。)からの排気排出物測定結果を報告する標準データ形式として使用する。土工機械,発電セットなどの用途の機関に適用。実験室及び現地での測定に適用。

JISB8008-6 規格全文情報

規格番号
JIS B8008-6 
規格名称
往復動内燃機関―排気排出物測定―第6部 : 試験報告
規格名称英語訳
Reciprocating internal combustion engines -- Exhaust emission measurement -- Part 6:Test report
制定年月日
2000年11月20日
最新改正日
2015年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO/DIS 8178-6:1995(IDT)
国際規格分類

ICS

13.040.50, 27.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2000-11-20 制定日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS B 8008-6:2000 PDF [17]
B 8008-6 : 2000(ISO/DIS 8178-6 : 1995)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本内燃機関連合会 (JICEF) /財団法人日
本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
作成に当たって,対応する国際規格との関係を考慮し,全体を8部による構成とし,第6部ではガス状
排出物及び粒子状排出物の試験報告について規定した。
JIS B 8008-6には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) 排気排出物測定試験報告用紙
− 排気排出物測定試験報告用紙1 : 一般情報
− 排気排出物測定試験報告用紙2-1 : 試験機関情報
− 排気排出物測定試験報告用紙2-2 : エンジンファミリ情報
− 排気排出物測定試験報告用紙2-3 : エンジングループ情報
− 排気排出物測定試験報告用紙3 : 大気条件及び機関試験データ
− 排気排出物測定試験報告用紙4 : ガス状排出物データ
− 排気排出物測定試験報告用紙5 : 粒子状物質及び排気煙排出物データ
− 排気排出物測定試験報告用紙6-1 : 試験室情報
− 排気排出物測定試験報告用紙6-2 : 試験室情報 温度,圧力及び湿度
− 排気排出物測定試験報告用紙7 : 燃料性状
JIS B 8008は,次の部によって構成される。
− 第1部 : ガス状排出物及び粒子状排出物の台上測定
− 第2部 : ガス状排出物及び粒子状排出物の現地測定
− 第3部 : 定常状態における排気煙濃度の定義及び測定
− 第4部 : 各種用途の試験サイクル
− 第5部 : 試験燃料
− 第6部 : 試験報告
− 第7部 : エンジンファミリの定義及び決定方法
− 第8部 : エンジングループの定義及び決定方法

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 8008-6 pdf 1] ―――――

                                                              B 8008-6 : 2000 (ISO/DIS 8178-6 : 1995)

pdf 目次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 記号・・・・[2]
  •  4.1 一般記号・・・・[2]
  •  4.2 化学組成の記号・・・・[3]
  •  5. 排出物試験報告・・・・[3]
  •  5.1 一般情報・・・・[3]
  •  5.2 機関情報・・・・[3]
  •  5.3 大気条件及び機関試験データ・・・・[4]
  •  5.4 ガス状排出物データ・・・・[4]
  •  5.5 粒子状物賓及び排気煙排出物データ・・・・[4]
  •  5.6 試験室情報・・・・[4]
  •  5.7 燃料性状・・・・[4]
  •  附属書(参考) 排気排出物測定試験報告用紙・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 8008-6 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8008-6 : 2000
(ISO/DIS 8178-6 : 1995)

往復動内燃機関−排気排出物測定−第6部 : 試験報告

Reciprocating internal combustion engines−Exhaust emission measurement−Part 6 : Test report

序文

 この規格は,1995年にISO/DISとして発行されたISO/DIS 8178-6, Reciprocating internal combustion
engines−Exhaust emission measurement−Part 6 : Test reportを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更す
ることなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

 この規格は,本来路上での使用のために設計された自動車用機関を除いた,移動式,可搬
式及び定置式の往復動内燃機関[この規格では,総称してオフロード機関 (off-road engines) とする。]か
らの排気排出物測定結果を報告する標準データ形式として使用する。例えば,土工機械,発電セットなど
の用途の機関に適用する。この規格は,実験室及び現地での測定に適用する。
追加の要求規定[例えば,職業上の健康及び安全にかかわる規制,発電プラントのじんあい(塵挨)に
かかわる規則など]が適用される機械に使用される機関には,追加のテスト条件及び特別な評価法を適用
することがある。
備考1. 排気排出物の試験結果は明確に提出し,排出物試験結果を導き出すすべての情報を含めるも
のとする。精度分析又は不確かさの分析は,使用する試験システム及び評価する機関に関係
する実験室で行うのがよい。使用測定装置,大気条件,機関性能及び使用燃料は,記録する
こととする。この規格では,使用する燃料の種類に関係なく,記録すべきデータを推奨して
いる。
この規格で推奨するデータ形式は,JIS B 8008-1又はJIS B 8008-2を使って,それぞれ排
出物を測定するときに使用するもので,既存のデータ形式と相反したり,置き換わることを
意図したものではない。
JIS B 8008-1又はJIS B 8008-2に規定されているように,排出物結果は, “g/kWh” (優
先)又は “g/m3” で表すものとする。検査者によっては,結果を特別な計測単位で表すこ
とを要求することがあるので注意が必要である。この場合は,試験の前に計測単位を決定し
ておくことが望ましい。
2. この規格で定義する標準報告形式は,あらゆる種類の内燃機関に適用することをねらいとし
ているため,項目の中には,特定の機関及び/又はある種の試験(特に現地での測定)には
必要でないものもある。また一方で,試験の目的によって追加の項目が必要となる場合もあ
る。報告すべき項目の追加及び削除は,関係当事者間の合意に基づくこととする。

――――― [JIS B 8008-6 pdf 3] ―――――

2
B 8008-6 : 2000 (ISO/DIS 8178-6 : 1995)
3. この規格の対応国際規格を次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO/DIS 8178-6 : 1995 Reciprocating internal combustion engines−Exhaust emission measurement
−Part 6 : Test report (IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8008-1 往復動内燃機関−排気排出物測定−第1部 : ガス状排出物及び粒子状排出物の台上測定
備考 ISO 8178-1 : 1996 (Reciprocating internal combustion engines−Exhaust emission measurement−
Part 1 : Test-bed measurement of gaseous and particulate exhaust emissions) からの引用事項
は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 8008-2 往復動内燃機関−排気排出物測定−第2部 : ガス状排出物及び粒子状排出物の現地測定
備考 ISO 8178-2 : 1996 (Reciprocating internal combustion engines−Exhaust emission measurement−
Part 2 : Measurement of gaseous and particulate exhaust emissions at site) が,この規格と一致
する。
JIS B 8008-3 往復動内燃機関−排気排出物測定−第3部 : 定常状態における排気煙濃度の定義及び測

備考 ISO 8178-3 : 1994 (Reciprocating internal combustion engines−Exhaust emission measurement−
Part 3 : Definitions and methods of measurement of exhaust gas smoke under steady-state
conditions) からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 8008-4 往復動内燃機関−排気排出物測定−第4部 : 各種用途の試験サイクル
備考 ISO 8178-4 : 1996 (Reciprocating internal combustion engines−Exhaust emission measurement−
Part 4 : Test cycles for different engine applications) が,この規格と一致する。
JIS B 8008-5 往復動内燃機関−排気排出物測定−第5部 : 試験燃料
備考 ISO 8178-5 : 1997 (Reciprocating internal combustion engines−Exhaust emission measurement−
Part 5 : Test fuels) からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 8008-7 往復動内燃機関−排気排出物測定−第7部 : エンジンファミリの定義及び決定方法
備考 ISO 8178-7 : 1996 (Reciprocating internal combustion engines−Exhaust emission measurement−
Part 7 : Engine family determination) が,この規格と一致する。
JIS B 8008-8 往復動内燃機関−排気排出物測定−第8部 : エンジングループの定義及び決定方法
備考 ISO 8178-8 : 1996 (Reciprocating internal combustion engines−Exhaust emission measurement−
Part 8 : Engine group determination) が,この規格と一致する。

3. 定義

 この規格は,JIS B 8008-1,JIS B 8008-2,JIS B 8008-3,JIS B 8008-4,JIS B 8008-5,JIS B 8008-7,
JIS B 8008-8に基づく排気測定から得られる結果のデータ報告形式を規定しているので,この規格で用い
る用語の定義は,これらの規格の定義による。

4. 記号

4.1 一般記号

 この規格に使用する一般記号を表1に示す。

――――― [JIS B 8008-6 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 8008-6 : 2000 (ISO/DIS 8178-6 : 1995)
表1 一般記号
記号 用語 単位
DF 希釈係数 −
FFH 乾き状態濃度から湿り状態濃度の −
算出に用いる燃料別係数
GEDFW 湿り状態の等価希釈排気質量流量 kg/h
GTOTW 湿り状態の希釈排気質量流量 kg/h
VEDFW 湿り状態の等価希釈排気容積流量 m3/h
VTOTW 湿り状態の希釈排気容積流量 m3/h
Wf 重み係数 1
Wfe 実効重み係数 1

4.2 化学組成の記号

 この規格に使用する化学組成の記号を表2に示す。
表2 化学組成の記号
記号 用語 記号 用語
CO 一酸化炭素 O2 酸素
CO2 二酸化炭素 SO2 二酸化硫黄
HC 炭化水素 PT 粒子状物質
NOx 窒素酸化物

5. 排出物試験報告

 推奨する試験報告は,7種類の用紙(附属書参照)で構成し,簡潔な様式で試験運
転に関するすべての情報を含んでいる。試験報告は,検査者,顧客及び機関製造業者が後で試験結果を見
やすいように容易に保存できる単一様式の書類である。これには,最終テスト結果のほか,試験機関,試
験室及び試験燃料についてのデータ類,さらに,初期測定データから最終結果を導き出すために必要なデ
ータを取り入れている。報告形式は,すべての試験サイクル及び燃料に適用可能である。この報告書の項
目の削除及び追加は,関係者が同意した場合だけ行われる。
備考 この規格では,試験報告すべきすべての項目を明確に規定するための適切な例として7種類の
用紙を附属書に含めている。したがって,各用紙の記載項目,項目の記載順序などの様式が附
属書と異なる用紙であっても,報告すべき項目がすべて適切に含まれていれば,試験報告に使
用しても差し支えない。

5.1 一般情報

 用紙1には,機関証明,機関用途,試験サイクル及び試験証明などの,機関の認証に不
可欠な情報を含める。適用可能ならば,五つの異なる試験サイクルに対しての排出物試験結果を記載して
もよい。ガス状排出物及び粒子状排出物は,可能な場合は常にg/kW・hで表すこととする。検査者が他の
単位を要求する場合,又は,JIS B 8008-2の3.8を適用する場合だけ,例外を認める。このような場合の単
位は,用紙1に明示することとする。

5.2 機関情報

 用紙2-1には,テストを受ける機関の基本的仕様を含める。この情報は,認証試験用と
して同一の排出特性をもつ機関を確定するのに十分なものである。検査者又は顧客が更に情報を要求する
場合は,それを試験報告に追加してもよい。用紙2-2(又は用紙2-3)は,エンジンファミリ(又はエンジ
ングループ)の仕様を規定する他の情報を含む。これらの仕様は,エンジンファミリについてはJIS B
8008-7によって,またエンジングループについてはJIS B 8008-8による。もし,エンジンファミリ(又は
エンジングループ)の考え方を試験を受ける機関に適用しない場合は,用紙2-2(又は用紙2-3)を提出す
る必要はない。

――――― [JIS B 8008-6 pdf 5] ―――――

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  • ISO/DIS 8178-6:1995(IDT)

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