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JIS B 8277:2008 規格概要
この規格 B8277は、熱交換器,ジャケット付き容器などで温度変化などによって生じる伸縮を吸収するために設ける伸縮継手の設計,製作及び検査方法について規定。
JISB8277 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8277
- 規格名称
- 圧力容器の伸縮継手
- 規格名称英語訳
- Expansion joint for pressure vessels
- 制定年月日
- 1993年3月15日
- 最新改正日
- 2018年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 21.120.20, 23.020.30
- 主務大臣
- 経済産業,厚生労働
- JISハンドブック
- 圧力容器・ボイラ 2021
- 改訂:履歴
- 1993-03-15 制定日, 2003-09-30 改正日, 2008-11-25 改正日, 2013-11-25 確認日, 2018-10-25 確認
- ページ
- JIS B 8277:2008 PDF [43]
B 8277 : 2008
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 伸縮継手の形式及び一般事項・・・・[1]
- 5 継手部の構造・・・・[2]
- 6 ベローズ形伸縮継手の設計・・・・[5]
- 6.1 設計に関する一般事項・・・・[5]
- 6.2 疲労に関する一般事項・・・・[5]
- 6.3 記号の意味・・・・[6]
- 6.4 補強リングをもたないU形状べローズの設計・・・・[9]
- 6.5 補強リングをもつU形状べローズの設計・・・・[17]
- 6.6 トロイダル形状べローズの設計・・・・[21]
- 6.7 ベローズの変位・・・・[23]
- 6.8 ベローズ形伸縮継手を熱交換器に設ける場合の応力評価・・・・[27]
- 7 成形シェル形伸縮継手の設計・・・・[28]
- 7.1 成形シェル形伸縮継手の応力計算及び応力評価・・・・[28]
- 7.2 成形シェル形伸縮継手を熱交換器に設ける場合の応力評価・・・・[37]
- 8 伸縮継手の溶接及び熱処理・・・・[39]
- 8.1 伸縮継手成形加工後の熱処理・・・・[39]
- 8.2 伸縮継手と円筒胴との継手部の溶接後熱処理・・・・[39]
- 8.3 多層べローズ・・・・[39]
- 8.4 溶接・・・・[40]
- 9 非破壊試験・・・・[40]
- 9.1 成形シェル形伸縮継手の非破壊試験・・・・[40]
- 9.2 べローズ形伸縮継手の非破壊試験・・・・[40]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8277 pdf 1] ―――――
B 8277 : 2008
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,高圧ガス保安協会
(KHK)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 8277:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,
このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認に
ついて,責任はもたない。
この規格の一部の図・表で,†マークの付いているものは,アメリカ機械学会 (The American Society of
Mechanical Engineers) によるアメリカ機械学会ボイラ圧力容器規格 (ASME Boiler and Pressure Vessel Code
2004) から引用した資料であり,同学会Code & Standards Departmentの文書による承諾を得ている。
ASMEから事前に文書による承諾を得ない限り,これらの資料を翻訳又は複製してはならない。
The figures and tables marked with † in this standard, were adapted from the ASME Boiler and Pressure Vessel
Code 2004 by The American Society of Mechanical Engineers with the written consent of the ASME Codes &
Standards Department. No additional translation or reproduction may be made of these materials without the prior
written consent of ASME.
また,††マークの付いているもの及び4.5項については,TEMA(Tubular Exchanger Manufactuers Association,
inc.)によるStandard of The Tubular Exchanger Manufacturers Association, 8th Editionから引用した資料を含ん
でおり,TEMAの文書による承諾を得ている。TEMAから事前に文書による承諾を得ない限り,これらの
資料を翻訳又は複製してはならない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8277 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8277 : 2008
圧力容器の伸縮継手
Expansion joint for pressure vessels
1 適用範囲
この規格は,熱交換器,ジャケット付き容器などで温度変化などによって生じる伸縮を吸収するために
設ける伸縮継手の設計,製作及び検査方法について規定する。ただし,圧力容器においてその適用が認め
られる場合には,JIS B 8265の附属書10に規定した設計法を適用してもよい。
注記 図においては,機能図を示しており,省略しているものがある。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0190 圧力容器の構造共通用語
JIS B 8265 圧力容器の構造−一般事項
JIS B 8266 圧力容器の構造−特定規格
JIS B 8267 圧力容器の設計
JIS B 8274 圧力容器の管板
JIS G 4902 耐食耐熱超合金板
JIS H 4551 ニッケル及びニッケル合金板及び条
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0190による。
4 伸縮継手の形式及び一般事項
a) 伸縮継手の形式は図1に示すものとし,ベローズ形[図1 a),図1b) 及び図1d)]と成形シェル形[図
1 c)]とに分類する。
b) ベローズ形伸縮継手はベローズと胴とで構成され,必要に応じ補強リング又は押さえリングでベロー
ズを補強したものとする。補強リングの止め金具の使用例は,図2による。また,ベローズ形伸縮継
手は,ベローズ部を多層構造としてもよい。
c) ベローズ形波形部の形状は,図5 a) 及び図5b) に示すようにU形状とするが,図5 c) に示すような
トロイダル形状としてもよい。
d) 成形シェル形伸縮継手は,軸方向に可とう(撓)性をもった成形シェルと胴とによって構成され,成
形シェル部には周方向溶接線及びノズルを設けてもよい。その場合の継手部の構造を,図3に示す。
e) 伸縮継手は単一,又は複数の同じ形状に成形された波形部からなっている。それらの製造は冷間成形
したままでもよく,また,成形後熱処理加工してもよい。
――――― [JIS B 8277 pdf 3] ―――――
2
B 8277 : 2008
f) この規格による伸縮継手の設計は,次の条件を満足しなければならない(記号の意味は,6.3を参照)。
1) ベローズ形伸縮継手の寸法 : Nq≦3Db
2) ベローズ形伸縮継手の呼び厚さ : nt≦5.0 mm
3) ベローズを多層構造とする場合の層数 : n≦5
4) 中立位置からの軸方向の伸縮を原則とするが,ベローズ形伸縮継手を中立位置から初期変位をもっ
て取り付ける場合,及び軸に垂直方向の変位若しくは曲げを伴う場合にも適用してよい。ただし,
その変位量を明確にし,設計で考慮しなければならない。
5) 伸縮継手の設計温度は,時間依存特性が許容応力に影響する範囲(クリープ温度領域)にあっては
ならない。また,オーステナイト系ステンレス鋼及び高ニッケル合金に対する設計温度は,425 ℃
を超えてはならない。
なお,ここでいう高ニッケル合金とは,JIS G 4902耐食耐熱超合金板 (NCF-P) 並びにJIS H 4551
ニッケル及びニッケル合金板 (NCuP) で規定する材料で,UNS N066XX及びUNS N04400(ASME
Section II Part D参照)に相当する材料をいう。
5 継手部の構造
伸縮継手を溶接によって円筒胴に取り付ける構造は,図4による。この場合は,それぞれ同図に示す条
件に適合する構造とする。ただし,この規格の式に従って 算する場合には,伸縮継手の平行部の最
大長さLt又は (Lt−L´) は,図4に示す制限を超えてもよい。
a) b)
c) d)
図1−伸縮継手の形式例及び部品名称
――――― [JIS B 8277 pdf 4] ―――――
3
B 8277 : 2008
a) b)
図2−補強リングの止め金具の使用例
a) 周継手を設ける場合
b) 補強なしのノズルを設ける場合 c) 補強付きのノズルを設ける場合
R : 成形シェルの外側円筒部の内半径 (mm)
t : 成形シェル外側円筒部の厚さ (mm)
図3−成形シェル形伸縮継手の外側円筒部に溶接継手を設ける場合の構造
――――― [JIS B 8277 pdf 5] ―――――
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JIS B 8277:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.020 : 流体貯蔵装備 > 23.020.30 : 圧力容器,ガスボンベ
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.120 : 軸及び継手 > 21.120.20 : 軸継手
JIS B 8277:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0190:2010
- 圧力容器の構造に関する共通用語
- JISB8265:2017
- 圧力容器の構造―一般事項
- JISB8266:2003
- 圧力容器の構造―特定規格
- JISB8267:2015
- 圧力容器の設計
- JISB8274:2008
- 圧力容器の管板
- JISG4902:2019
- 耐食耐熱超合金,ニッケル及びニッケル合金―板及び帯
- JISH4551:2000
- ニッケル及びニッケル合金板及び条