JIS B 8330:2000 送風機の試験及び検査方法 | ページ 20

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附属書図19 ノズルの幾何学的形状
23.2.6 スロート部に静圧孔があるノズルでは,90°間隔でピエゾメータリングに接続した4個の静圧孔を
設ける。
23.2.7 管路にノズルが接続されている場合には,吸込管路の直径とスロート部直径との比は0.525を超え
てはならない。ノズルの上流側に接続される管路は,直管で均一な円形断面を有しなければならない。上
流側管路に測定断面を設ける場合は,管路の直径の6.56.75倍の長さがなければならない。また,吐出し
側管路に設ける場合は,管路の直径の9.59.75倍の長さがなければならない。

23.3 入口領域

  マルチノズルは,各ノズルの中心線が空気槽壁面から1.5d以上となるように設置する。同時に使用する
任意の2個のノズルの中心間の最小距離は,大きい方のノズル直径の3dとする。

23.4 マルチノズル及びベンチュリノズルの性能

23.4.1 23.3の規定に従って製作したマルチノズルの装置は,圧力比rd>0.9(すなわち       10kPa)の場合
は,校正なしで使用してもよい。
23.4.2 ノズルの流量係数 附属書表5から読み取るか,又は次の式で算出することができる。
.7006 1346. 1 C
.09986
Red Red 1 4
1 4
Au Au
L/d=0.6の場合
又は

――――― [JIS B 8330 pdf 96] ―――――

                                                                                             89
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.6688 1315. 1 C
.09986
Red Red 1 4
1 4
Au Au
L/d=0.5の場合
ここに
Redは,出口の直径に基づくレイノルズ数であり,次の式で推定する。
2 u p
Red .095 d 106
(171. .0048tu)
愀 田 ノズルの上流における運動エネルギー係数であり,管路内ノズルの場合は1.043,空気槽
内のノズル及びマルチノズル又は自由流入ノズルの場合は1である。
拿 d/D(空気槽の場合は,0とみなすことができる)(管路内ノズルの場合は
Cは,ノズル流出係数
附属書表5 空気槽内で使用するノズルの流量係数
ノズルの レイノルズ数Red ノズルの レイノルズ数Red
流量係数 L/d=0.5 L/d=0.6流量係数 L/d=0.5 L/d=0.6
愀 愀
0.950 12 961 14 720 0.973 57 519 63 948
0.974 62 766 69 736
0.951 13 657 15 491
0.952 14 401 16 314 0.975 68 713 76 295
0.953 15 196 17 195 0.976 75 488 83 765
0.954 16 047 18 137 0.977 83 249 92 320
0.978 92 195 102 180
0.955 16 961 19 148 0.979 102 576 113 620
0.956 17 942 20 234
0.957 18 998 21 402 0.980 114 715 126 992
0.958 20 136 22 661 0.981 129 024 142 753
0.959 21 365 24 021 0.982 146 048 161 500
0.983 166 513 184 032
0.960 22 695 25 492 0.984 191 401 211 428
0.961 24 137 27 086
0.962 25 703 28 817 0.985 222 073 245 182
0.963 27 407 30 701 0.986 260 450 287 409
0.964 29 268 32 758 0.987 309 324 341 172
0.988 372 865 411 057
0.965 31 303 35 006 0.989 457 538 504 164
0.966 33 535 37 472
0.967 35 989 40 184 0.990 573 788 631 966
0.968 38 697 43 174 0.991 739 389 813 986
0.969 41 693 46 482 0.992 986 593 1 085 643
0.993 1 378 954 1 516 727
0.970 45 018 50 153 0.994 2 056 291 2 260 760
0.971 48 723 54 242 0.995 3 377 887 3 712 194
0.972 52 866 58 815
23.4.3 空気の膨張による修正係数は,附属書表6から読み取るか,又は次の式で算出できる。

――――― [JIS B 8330 pdf 97] ―――――

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1 5.0 5.0
/2 4
rd 1( rd ) 1
/2 4
1 1 rd 1 rd
pu p p
rd 1
pu pu
この式は次の式で置き換えることができる。
1 5.0
/2 k 4
rd 1 1 rd
4 /2
1 1 rd 1 rd
附属書表6 空気槽内で使用するノズルの空気の膨張による修正係数
静圧力比 直径比 戀
rd 0 0.20 0.25 0.30 0.40 0.50
膨張による係数 攀
1.00 00
1.000 1.000001.000001.000001.00000 00
1.000
0.98 23
0.989 0.989210.989170.989110.98886 29
0.988
0.96 34
0.978 0.978290.978230.978110.97761 50
0.976
0.94 32
0.967 0.967260.967160.966990.96625 61
0.964
0.92 19
0.956 0.956100.955980.955750.95478 63
0.952
0.90 92
0.944 0.944810.944660.944380.94319 55
0.940
23.4.4 質量流量は,次の式に示す。
n
2
qm ( idi ) 2 u p
i 1
4
マルチノズルの場合
2
qm d 2 u p
4
ベンチュリノズルの場合
ここに,
n
( id 2)
i
i 1
は,種々のノズル開口部の直径の2乗の和とそれぞれの流量係数との積である。
田 22.3.5による上流側の密度である。

23.5 不確かさ

23.5.1 流出係数Cの不確かさは,Red≧1.2×104の場合には,±1.2%である。

24. 四分円インレットノズルによる流量の算出

24.1 設置

  インレットノズルは,開放(自由)流入条件の場合にだけ使用し,附属書図20によらなければならない。

――――― [JIS B 8330 pdf 98] ―――――

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附属書図20 四分円インレットノズルの幾何学的形状

24.2 幾何学的形状

24.2.1 四分円インレットノズルは,内側を加工し規定の精度で滑らかに仕上げた円形管路をもつ標準のノ
ズルに相当する。これによって,ノズル内の流れは,ノズルが管路に直接接続されても,ノズル入口にお
ける測定条件に影響しないようになる。試験通風路の断面を拡大する必要がある場合は,入口部の測定ノ
ズルと円形管路との接続部においてだけ行う。附属書図20に,ノズル及び延長した円形管路の断面を示す。
24.2.2 ノズルスロート部の直径dは,0.001dの精度で測定しなければならない。
45°間隔で測定した4箇所の測定値は,平均値との差が±0.002d以内でなければならない。
静圧孔は,附属書図20に示す寸法及び7.の規定に合致させなければならない。
ノズル,測定管路及び延長管路の表面は,滑らかに仕上げなければならない。

24.3 インレットノズルの前面における無障害空間

  入口の中心点の周囲における無障害の長方形空間の最小寸法は,ノズル直径dの大きさによる。
a=b≧2.5d
ここに, aは,入口の中心点と上流壁面との距離。附属書図17b),c)及び附属
書図20を参照。
bは,長方形空間の側壁面までの距離。

24.4 四分円インレットノズルの性能

  質量流量は,次の式に示す。

――――― [JIS B 8330 pdf 99] ―――――

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d2
qm 2 p u
4
ここに,
106
1 .0004
Red
105≦Red≦107でd≧50mmの場合;
空気の膨張による修正係数
p
1 .055
pa
1.4で 湘 ;
痿 22.3.5から計算される上流の密度

24.5 不確かさ

  流量係数の不確かさは,Red≧105で          湘    ,±0.003である。

25. コニカルインレットによる流量の算出

  コニカルインレットは,開放(自由)流入条件の場合にだけ使用する。

25.1 幾何学的形状

25.1.1 附属書図21に,コニカルインレットの寸法及び公差を示す。断面形状は円錐部と吸込面との間,
及び円錐と円箇のスロート部との間の接続部でうねり及び突起がなく,軸対称とする。入口の軸と通風路
の軸とは一致しなければならない。
25.1.2 スロート部の直径dは,スロート部の圧力測定孔を含む平面において,0.001dの精度内で45°間
隔で測定した4か所の測定値の算術的平均値である。
25.1.3 圧力測定孔は,7.の規定による。
25.1.4 差圧 瀰 13.2.3の規定に従って測定する。
25.1.5 特に規定しない場合には,末広がり断面の広がり角は,0≦30°の範囲内であればよい。末広がり
部又は円形接続管の長さは,3d以上とする。

25.2 スクリーンの設置

25.2.1 コニカルインレットの場合には,附属書図17c)による調整可能なスクリーンの取付けが許されるが,
流量係数 湎 確かさは増加する(25.5.3を参照)。

――――― [JIS B 8330 pdf 100] ―――――

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JIS B 8330:2000の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5801:1997(NEQ)

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