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B 8330 : 2000
附属書図17 流量測定装置の接続
22.3.2 流量係数
流量係数 次の制約下ではレイノルズ数と無関係である。
− 直径比 : 拿 d/Dただし0≦
− スロート部の直径 : d≧0.05m
− スロート部のレイノルズ数
4qm 5
Red ≧10
ud
――――― [JIS B 8330 pdf 91] ―――――
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B 8330 : 2000
ここに, ノズルの上流における空気の粘度
D : 上流通風路の直径
d : ノズルスロート部の直径
上記の条件下では, 戰 係は次の経験式で表される。
5.4
.09858 .0196
4 5.0
1( )
22.3.3 空気の膨張による修正係数
空気の膨張による修正係数 圧力比rdの関数で,ここに,
pdo p
rd 1
Pu pu
( 瀰 次の式は,rd>0.75の場合に成り立つ。
1 5.0
/2 k 4
rd 1 1 rd
4 /2
1 1 rd 1 rd
22.3.4 組合せ係数
組合せ係数 圧力比rdの値及び直径比 戰歛地暈 附属書図18に示す。質量流量は,次の式
から導かれる。
2
qm d 2 u p
4
ここに, 田 ノズル上流における密度である。
22.3.5 ノズル上流における密度の算出
22.3.5.1 自由流入条件でのベンチュリノズル
ノズルの上流における密度は,次の式に示す。
pu
u
Rw u
ここに, pu=pa
儀痿 儀懿 ta+273.15
――――― [JIS B 8330 pdf 92] ―――――
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B 8330 : 2000
注記−自由流入ベンチュリノズルに対しては, 戰
附属書図18 ISOベンチュリノズルの組合せ流量係数
22.3.5.2 管路内でのベンチュリノズル
ノズル上流における密度は,次の式に示す。
pu
u
Rw u
ここに, pu=上流の圧力
――――― [JIS B 8330 pdf 93] ―――――
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B 8330 : 2000
儀痿 ベンチュリノズルの上流における温度
22.3.5.2.1 温度tuを測定し,上流のマッハ数が0.15未満の場合,絶対温度 儀田
儀痿 ta+273.15
真の静温度より高く,せき止め温度より低いが,この両者の値の差は5×10−3以下である。
計算は 儀田 いて行う。
22.3.5.2.2 温度tuを測定せず,上流マッハ数が0.15より大きい場合。
流量計の上流におけるせき止め温度は,次の式に示す。
儀 最痿 儀懿 ta+273.15
補助送風機がない吸込側管路付きの場合,
prx or Pex
sgu a
qmcp
補助送風機がある吸込側管路付きの場合には,Prxは補助送風機の軸動力,Pexは電動機内装の補助送風
機の入力動力である。
1 por
r Pe
sgu sg
qmcp
吐出し側管路がある場合。
すべての場合で静温度 儀田 次の式で算出できる。
2
qm
u sgu 2 2
2Au ucp
初期値 儀痿 儀 最 びqmの場合にはqm1が得られる。
この値から,流量計の 儀痿 レイノルズ数ReD又はRed,及び質量流量qmを算出できる。
pdo
備考39. 拿 0.67及び
pu, =0.75
sgu 1.011 0
マッハ数Mau=0.235及び u
qm ( 儀 最 ‰ qmの真の値より5.5×10−3小さい。
22.4 不確かさ
22.4.1 附属書図17a)に示すような管路付き入口をもつベンチュリノズルの流量係数 湎 確かさu 愀 %)
は,次のとおりである。
d
u 2.1 5.1D
22.4.2 附属書図17b)に示すような自由流入のベンチュリノズルの流量係数 湎 確かさu ±1.2%であ
る。
22.4.3 附属書図17c)に示すような自由流入のベンチュリノズルに,ノズルの入口面から4d未満離れた距
離にスクリーンを設置する場合には,流量係数の不確かさに0.5%を加えなければならない。この場合un
は±1.7%に等しくなる。
22.4.4 空気の膨張による修正係数 湎 確かさu 攀 %) は,次の式に示す。
8 p
u 4( 100 )
pu
22.4.5 圧力,密度及び直径の測定の不確かさが7.11.に規定の最大値に等しい場合には,質量流量qm又
は,体積流量qvを算出のための総合不確かさuqm及びuqvは,圧力比rdが附属書表4の数値以上の場合で
も,附属書表4に示す不確かさの値を超えてはならない。
――――― [JIS B 8330 pdf 94] ―――――
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附属書表4 流量測定の不確かさ
ベンチュリノズルの 管路付き入口 自由流入入口 スクリーン付き
配置 附属書図17a) 附属書図17b) 自由流入入口
附属書図17c)
圧力比rd=1− 一 0.75 0.75 0.90
流量係数の不確かさ ±1.5% ±1.2% ±1.7%
u 愀
流量の不確かさ ±2.0% ±1.75% ±2.0%
uqm又はuqv
23. マルチノズル又はベンチュリノズルによる流量の算出
23.1 設置
標準通風路における試験の場合は,吸込側又は吐出し側空気槽内でマルチノズルを使用しなければなら
ない。マルチノズルの大きさは種々あるが,大きさ及び半径が同じノズルは,空気槽内で軸対称に配置し
なければならない。
管路付きの配置では,完全なスロートタップ付きノズルを使用しなければならない。上流側の静圧孔は
適切な配置に対し,図に示す位置に設ける。下流側の静圧孔は完全なスロートタップで,附属書図19に示
す位置に設ける。
23.2 幾何学的形状
23.2.1 附属書図19に,マルチノズルの寸法及び公差を示す。
断面形状は軸対称で,出口端は直角で,ばりがなく,傷,丸みのない形状とする。ノズルの軸とノズル
を設置する空気槽の軸とは,平行とする。ノズルスロート部の長さLは,0.6d±0.005d(推奨)又は0.5d
±0.005dとする。
23.2.2 ノズル断面形状は附属書図19のように長円形とするが,どの方向の法線においても,長円形から
の差が0.015d以内となる23種類の近似半径を使用してもよい。
23.2.3 ノズルスロート部の直径dは,ノズル出口の長円の短軸上において,0.001dの精度で測定する。45°
間隔で4箇所測定し,平均値の±0.002d以内でなければならない。
スロート部の入口では平均径は0.002dより大きくてもよいが,ノズル出口では平均値より小さくないも
のとする。
23.2.4 ノズル内面の表面は,直線状の刃を当てて滑らした場合に音がしない程度に十分滑らかとし,表面
のうねりはピークツーピークで0.001dを超えないものとする。
23.2.5 ノズルを空気槽内で使用する場合には附属書図19に示すいずれの形状を使用してもよい。
ノズルから管路又はディフューザに直接放出する場合には,スロートタップ付きノズルを使用し,ノズ
ル出口にはフランジ接続とし,4箇所の静圧孔はピエゾメータリングで接続しなければならない。
――――― [JIS B 8330 pdf 95] ―――――
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JIS B 8330:2000の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5801:1997(NEQ)
JIS B 8330:2000の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.120 : 換気装置.ファン.空調装置
JIS B 8330:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0132:2005
- 送風機・圧縮機用語
- JISB8340:2000
- ターボ形ブロワ・圧縮機の試験及び検査方法
- JISB8346:1991
- 送風機及び圧縮機―騒音レベル測定方法
- JISC9603:1988
- 換気扇
- JISZ8762:1995
- 絞り機構による流量測定方法