JIS B 8330:2000 送風機の試験及び検査方法 | ページ 7

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図23 振動の許容値(参考)
(軸受箱上で)
備考 原動機側の振動が送風機に影響を及ぼすことがあるので,軸継手については十分注意する必要
がある。
参考 全振幅a ( ‰档氏 速度v (mm/s) との関係は,次のとおりである。
a an
v
2 103 6 10 4
ここに, 2n
角速度=60 rad/s)

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付表1 送風機試験成績表

――――― [JIS B 8330 pdf 32] ―――――

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付表2 送風機試験成績表
(図12参照)
参考図

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附属書(規定)
産業用送風機−標準通風路による性能試験方法

まえがき

  この附属書は,1997年に発行されたISO 5801を翻訳して,技術的内容を変更することなく作成した日
本工業規格である。
この附属書には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定) 送風機圧力及び送風機の接続形式
附属書B(規定) 屋根強制換気扇
附属書C(規定) 送風機接続形式B,C及びDの断面nにおけるPsgn並びにPnの直接計算法
附属書D(参考) 吐出し口軸が水平でない場合の送風機吐出し曲管
附属書E(参考) 参考文献

序文

この附属書は,各国の送風機業界の指導的専門家及び研究機関による,ほぼ30年に及ぶ討議,比較試験,
詳細分析の集大成である。
旧来から,各国で制定された送風機性能試験規格が必ずしも同じ結果に到達しないことが指摘されていた。
長年にわたり国際規格の必要性が叫ばれていたが,1963年になってISO/TC 117がその作業に着手した。
それ以降,重要な進展が見られ,国際規格自体はいまだ発行に至っていないものの,以後の各国の規格改
正によって格段の一致が見られるようになった。
現在,幾つかの重要な点の合意によって,この附属書の原文である国際規格がまとめられた。試験装置,
特に大形送風機の試験装置が非常に高価である点に留意し,現在の規格に,世界各国の規格から各種多数
の装置構成を採用し,それらの今後の使用を公認する必要があった。そのために,この附属書は,現状の
ように大部のものになっている。
この規格の主な特徴は,次のとおりである。
a) 接続形式
送風機の吐出し口及び/又は吸込口と管路との接続が性能に影響を及ぼすため,4種類の標準接続
形式に分類することが合意された。
具体的には
接続形式Aは,吸込管と吐出し管の両方をもたない場合,
接続形式Bは,吸込管はもたず吐出し管だけをもっている場合,
接続形式Cは,吐出し管はもたず吸込管だけをもっている場合,
接続形式Dは,吸込管と吐出し管の両方をもっている場合。
複数の接続形式に相当する送風機は,複数の標準化性能特性をもつことになる。使用者は,実際の
使用形態に最も近い接続形式を選択するのが望ましい。
b) 共通部分
各種の試験規格によって同じ送風機を試験して得られる差は,主に送風機吐出し口の流れのパター
ンに依存し,通常はわずかであるが顕著な場合もある。一般に,送風機に使用されるすべての標準試
験通風路には,送風機の吸込口及び/又は吐出し口付近に共通部分があり,送風機圧力算出の一貫性

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を保証するのに十分との合意がある。
これらの共通部分の形状の差は,厳密に制限されている。ただし,一部の特定の状況については,
従来の合意に達している。
1) 吐出し旋回流のない遠心送風機又は横流送風機の場合,大気又は測定空気槽に排出する際に,30.2f)
記載の整流格子のない簡易形吐出し管路を使用してもよい。
2) 大形送風機(吐出し口直径が800mm以上)の場合,吐出し側において整流器を含む共通の標準通
風路を使用して試験を実施することは困難である。この場合,関係者の合意によって,送風機性能
は,吐出し側に長さ2Dの管路をもつ30.2f)記載の装置を使用して測定してもよい。しかし,この方
法で得られる結果は,特に送風機によって大きな旋回流が発生する場合には,通常の接続形式Dを
使用して得られる結果とある程度の差が生じる。その起こり得る差異値の程度の確認は,今後の研
究に待つほかはない。
c) 計算
送風機圧力は,送風機吐出し口におけるせき止め圧力と,送風機吸込口におけるせき止め圧力の差
として定義する。高精度を得るには,空気の圧縮性を考慮しなければならない。ただし,基準マッハ
数が0.15を超えない場合には,簡略方法を使用してもよい。
送風機の基準断面におけるせき止め圧力及び流体圧あるいは静圧の計算法については,
ISO/TC117/SC1分科委員会の特設グループにおける検討に従い,附属書Cに規定してある。
送風機の理論空気動力及び効率の計算には,3通りの方法が提案されている。そのすべてが極めて
近い結果を与える(圧力比が1.3の場合には,1 000分の23の差)。
d) 流量測定
流量の算出は,送風機圧力の算出と完全に分離されている。いろいろな標準化された方法を利用で
きる。

1. 適用範囲

  この附属書は,すべての種類の産業用送風機(天井扇風機,卓上扇風機などの空気循環専用の送風機を
除く。)の性能について規定する。
この附属書は測定値の不確かさの推定値を提供し,回転速度,扱う気体,及びサイズ(模型試験の場合)
の変化に対し試験結果の規定限度を設けて換算法則を規定した。

2. 引用規格

  次に掲げる引用規格には,この附属書全体を通して参照する規定が記載されている。本書の刊行時点で
記載された版が有効であった。すべての規格は改正されることがあるため,この国際規格に基づいて合意
する関係者は,下記の規格の最新版を使用できるかどうかを調査されたい。
ISO 3966 : 1977 Measurement of fluid flow in closed conduits−Velocity area method using Pitot static tubes
ISO 5167-1 : 1991 Measurement of fluid flow by means of pressure differential devices−Part 1 : Orifice
plates, nozzles and Venturi tubes inserted in circular cross-section conduits running full
ISO 5168 : 1998 Measurement of fluid flow−Evaluation of uncertainties
ISO 5221 : 1984 Air distribution and air diffusion−Rules to methods of measuring air flowrate in an air
handling duct
IEC 60034-2 : 1972 Rotating electrical machines−Part 2 : Methods for determining losses and efficiency of

――――― [JIS B 8330 pdf 35] ―――――

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JIS B 8330:2000の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5801:1997(NEQ)

JIS B 8330:2000の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8330:2000の関連規格と引用規格一覧