JIS B 8372-1:2022 空気圧―空気圧用減圧弁及びフィルタ付減圧弁―第1部:供給者の文書に表示する主要特性及び製品表示要求事項 | ページ 3

                                                                                             9
B 8372-1 : 2022 (ISO 6953-1 : 2015)
4.3.6 再現性(任意選択の特性)
再現性rは,設定圧力に対する出口圧力の最大のばらつきに相当する。
試験は,JIS B 8372-2:2022の10.3.2及び10.3.3に従って実施しなければならない。
再現性rは,出口の最大設定圧力に対する百分率で表し,JIS B 8372-2:2022の10.3.4に従って決定しな
ければならない。
4.3.7 ブリード式パイロット操作形減圧弁の感度
感度Sは,出口圧力の変化が現れる,調整用ハンドルの回転位置の最小差,又は二つのパイロット圧力
(設定圧力)値の最小差に相当する。
試験は,JIS B 8372-2:2022の10.3.2及び10.3.3に従って実施しなければならない。
最大設定圧力の百分率で表す感度Sは,JIS B 8372-2:2022の10.2.4に従って決定しなければならない。
4.3.8 ブリード式パイロット形減圧弁の順方向流量又はリリーフ流量がゼロ時の最大空気消費量
最大空気消費量は,供試品が閉じられたときの最大空気消費量を示す(順方向流量,又はリリーフ流量
ゼロ時における漏れ量)。
空気消費量は,与えられた入口圧力において,最大出口圧力の範囲で出口圧力を増減させ,入口ポート
で測定しなければならない。
試験はJIS B 8372-2:2022の9.2に従って実施しなければならない。
空気消費量の最大値は,JIS B 8372-2:2022の9.3に従って表記する。
4.3.9 ケースの有効容量
4.3.9.1 フィルタ付減圧弁の場合,4.3.9.2に規定するケースの有効容量を表示する。
4.3.9.2 ケースの有効容量は,フィルタケースの容量ごとに,JIS B 8371-2:2000の8.に従い測定しなけれ
ばならない。測定結果は,フィルタ付減圧弁に関する試験成績書などに表記しなければならない。
4.3.10 フィルタ付減圧弁のドレン装置
手動式,自動式又はその他のドレン排水器の形式を表示しなければならない。
4.3.11 構成部品の材質
一般的な構造材料(例えば,本体,ボンネット,内部部品,エラストマ,ケース)の一覧を表示しなけ
ればならない。

5 操作及び保守

  適用,操作,試験及び保守に必要な,次を含む情報を提供しなければならない。
a) 調整要件
b) フィルタ付減圧弁の場合,機能不全を予防するフィルタエレメントの交換条件
c) フィルタ付減圧弁の部品(フィルタエレメント,ケースなど)に使用可能な洗浄剤の種類
d) 最低使用温度(必要によって凝縮水の凍結に関する適切な警告を表記する。)
e) フィルタ付減圧弁の場合,自動ドレン機構の最低作動圧力
f) 使用条件によってダイヤフラムの適用限度がある場合,その定格圧力(4.2.3参照,JIS B 8372-2:2022
の試験で確認した圧力よりも低い可能性がある。)

6 表示

6.1  減圧弁及びフィルタ付減圧弁には,次の情報を表示しなければならない。
a) 製造業者若しくは供給者の名称,又は商標

――――― [JIS B 8372 pdf 11] ―――――

           10
B 8372-1 : 2022 (ISO 6953-1 : 2015)
b) 形式名又は形式番号
c) 定格圧力
d) 最高使用温度
e) 製品の洗浄剤に関する警告(必要な場合)
f) 流れの方向(JIS B 8380による。)
g) 最大ドレンレベル(必要な場合)
h) 製造年月日又はその符号
6.2 空気圧用減圧弁及びフィルタ付減圧弁には,その他のデータを表示することもできる(例えば,設
定圧力範囲)。

7 規格適合表示

  製造業者が,この規格に適合することを試験報告書,カタログ及び販売資料に記載する場合は,次の文
言を用いることが望ましい。
“この空気圧用減圧弁(又はフィルタ付減圧弁)の特性及び要求事項は,JIS B 8372-1(空気圧−空気圧
用減圧弁及びフィルタ付減圧弁−第1部 : 供給者の文書に表示する主要特性及び製品表示要求事項)に適
合する。”

――――― [JIS B 8372 pdf 12] ―――――

                                                                                            11
B 8372-1 : 2022 (ISO 6953-1 : 2015)
附属書A
(参考)
ISO 1179-1:1981のポート形式
(対応するJISがなく,対応国際規格での記載を不採用とした。)
参考文献
[1] JIS B 8372-3 空気圧−空気圧用減圧弁及びフィルタ付減圧弁−第3部 : 減圧弁の流量特性の代替試
験方法

JIS B 8372-1:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6953-1:2015(IDT)

JIS B 8372-1:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8372-1:2022の関連規格と引用規格一覧