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JIS B 8390-1:2016 規格概要
この規格 B8390-1は、圧縮性流体,すなわち気体を使用する空気圧機器の流量特性を決定するための定常流れ試験方法について規定。
JISB8390-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8390-1
- 規格名称
- 空気圧―圧縮性流体用機器の流量特性試験方法―第1部 : 通則及び定常流れ試験方法
- 規格名称英語訳
- Pneumatic fluid power -- Determination of flow-rate characteristics of components using compressible fluids -- Part 1:General rules and test methods for steady-state flow
- 制定年月日
- 2016年4月20日
- 最新改正日
- 2016年4月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6358-1:2013(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 23.100.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 油圧・空気圧 2019
- 改訂:履歴
- 2016-04-20 制定
- ページ
- JIS B 8390-1:2016 PDF [58]
B 8390-1 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[3]
- 4 記号及び単位・・・・[5]
- 5 試験装置・・・・[6]
- 6 試験手順・・・・[13]
- 7 試験成績の表示・・・・[18]
- 8 規格適合表示・・・・[18]
- 附属書A(規定)代替試験手順・・・・[19]
- 附属書B(参考)流量計の校正・・・・[22]
- 附属書C(参考)測定の不確かさの評価・・・・[24]
- 附属書D(参考)測定結果の誤差の考察・・・・[29]
- 附属書E(参考)流量特性の計算式及び図表示・・・・[36]
- 附属書F(参考)実用単位の使用・・・・[40]
- 附属書G(参考)市販の空気圧機器の試験結果・・・・[41]
附属書H(参考)表計算ソフトのソルバー機能を用いた最小二乗法による臨界背圧比b及び亜音速指数m
の計算手順 50
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[55]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8390-1 pdf 1] ―――――
B 8390-1 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本フルードパワー工業会
(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8390-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8390-1 : 2016
空気圧−圧縮性流体用機器の流量特性試験方法−第1部 : 通則及び定常流れ試験方法
Pneumatic fluid power-Determination of flow-rate characteristics ofcomponents using compressible fluids-Part 1: General rules and testmethods for steady-state flow
序文
この規格は,2013年に第1版として発行されたISO 6358-1を基に,対応する部分については対応国際
規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定さ
れていない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,圧縮性流体,すなわち気体を使用する空気圧機器の流量特性を決定するための定常流れ試
験方法について規定する。ただし,この規格は,次のような流量係数が変化する機器に適用しない。
a) 流れによって変形する弾性部品を含むため,著しく大きなヒステリシス特性をもつ機器
b) 減圧弁などのような内部フィードバック機構をもつ機器
c) シリンダ,アキュムレータなどのような,流量測定中に流体と機器との間でエネルギーの変換をする
機器
この規格及びISO 6358-2において適用する機器を,表1に示す。
――――― [JIS B 8390-1 pdf 3] ―――――
2
B 8390-1 : 2016
表1−この規格及びISO 6358-2において適用する機器
上流圧力一定試験 上流圧力可変試験
機器 この規格 ISO 6358-2 この規格 ISO 6358-2
上流圧力一定試験 充試験 上流圧力可変試験 放出試験
グループ1 方向制御弁 ○ ○ ○ ○
流量制御弁 ○ ○ ○ ○
管継手 ○ ○ ○ ○
マニホールド ○ ○ ○ ○
機器群 ○ ○ ○ ○
グループ2 フィルタ及びルブリケータ ○ − − −
チェック弁 ○ − − −
急速排気弁 ○ − − −
チューブ及びホース ○ − − −
グループ3 消音器及び排気ミストセパ
− − ○ ○
レータ
ブローノズル − − ○ ○
シリンダのポート − − ○ ○
この規格は,定常流れ試験方法の試験装置,試験手順及び結果表示の要求事項についても規定する。
この規格では,代替試験手順を附属書Aに規定する。また,流量計の校正を附属書Bに,測定の不確か
さの評価を附属書Cに,測定結果の誤差の考察を附属書Dに,流量特性の計算式及び図表示を附属書E
に,試験成績表示への実用単位の使用に関する手引きを附属書Fに,市販の空気圧機器の試験結果を附属
書Gに,流量特性の計算に関する手引きを附属書Hにそれぞれを参考として示す。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6358-1:2013,Pneumatic fluid power−Determination of flow-rate characteristics of components
using compressible fluids−Part 1: General rules and test methods for steady-state flow(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0125-1 油圧・空気圧システム及び機器−図記号及び回路図−第1部 : 図記号
注記 対応国際規格 : ISO 1219-1,Fluid power systems and components−Graphical symbols and circuit
diagrams−Part 1: Graphical symbols for conventional use and data-processing applications(MOD)
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)
JIS B 0202 管用平行ねじ
注記 対応国際規格 : ISO 228-1,Pipe threads where pressure-tight joints are not made on the threads−
Part 1: Dimensions, tolerances and designation(MOD)
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部 : 全体系
注記 対応国際規格 : ISO 261,ISO general purpose metric screw threads−General plan(IDT)
――――― [JIS B 8390-1 pdf 4] ―――――
3
B 8390-1 : 2016
JIS B 0401-2 製品の幾何特性仕様(GPS)−長さに関わるサイズ公差のISOコード方式−第2部 : 穴
及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
注記 対応国際規格 : ISO 286-2:2010,Geometrical product specifications (GPS)−ISO code system for
tolerances on linear sizes−Part 2: Tables of standard tolerance classes and limit deviations for holes
and shafts(IDT)
JIS B 8381-1 空気圧用継手−第1部 : 熱可塑性樹脂チューブ用プッシュイン継手
注記 対応国際規格 : ISO 14743,Pneumatic fluid power−Push-in connectors for thermoplastic tubes
(MOD)
JIS B 8393 空気圧−標準参考空気
注記 対応国際規格 : ISO 8778,Pneumatic fluid power−Standard reference atmosphere(IDT)
ISO 16030,Pneumatic fluid power−Connections−Ports and stud ends
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142によるほか,次による。
3.1 圧力の用語及び定義
3.1.1
静圧(static pressure)
乱れの影響を受けない,流れ方向に対して垂直な方向で測定された圧力。
注記 静圧は,壁面にあけられた圧力タップに圧力測定機器を接続することによって測定できる。
3.1.2
よどみ圧力(stagnation pressure)
流れる気体が等エントロピ的にせき止められた場合に得られる圧力。
注記 この規格において規定された圧力測定管で測定された静圧は,よどみ圧力との誤差が6 %以内
である。
3.2 温度の用語及び定義
3.2.1
静温度(static temperature)
ある速度で流れる気体とともに動く機器によって測定された気体の温度。
3.2.2
よどみ温度(stagnation temperature)
流れる気体が等エントロピ的にせき止められた場合に得られる気体の温度。
注記 この規格において,圧力測定管で管の壁にあるプローブ又は挿入温度プローブで測定された流
体の温度は,よどみ温度との誤差が1 %以内である。
3.3 流れの用語及び定義
3.3.1
チョーク流れ(choked flow)
機器の少なくとも一つの断面で速度が局所的に音速であり,マッハ数が1に等しい気体の流れ。
注記 この状態では,気体の質量流量は,上流圧力に比例し,下流圧力には依存しない。
3.3.2
亜音速流れ(subsonic flow)
――――― [JIS B 8390-1 pdf 5] ―――――
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JIS B 8390-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6358-1:2013(MOD)
JIS B 8390-1:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.01 : 流体動力システム一般
JIS B 8390-1:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0125-1:2020
- 油圧・空気圧システム及び機器―図記号及び回路図―第1部:図記号
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB0202:1999
- 管用平行ねじ
- JISB0205-2:2001
- 一般用メートルねじ―第2部:全体系
- JISB0401-2:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
- JISB8381-1:2008
- 空気圧用継手―第1部:熱可塑性樹脂チューブ用プッシュイン継手
- JISB8393:2000
- 空気圧―標準参考空気