JIS B 8390-2:2018 空気圧―圧縮性流体用機器の流量特性試験方法―第2部:代替試験方法

JIS B 8390-2:2018 規格概要

この規格 B8390-2は、圧縮性流体,すなわち,気体を使用する空気圧機器の流量特性を決定するための代替試験方法として充填試験及び放出試験について規定。

JISB8390-2 規格全文情報

規格番号
JIS B8390-2 
規格名称
空気圧―圧縮性流体用機器の流量特性試験方法―第2部 : 代替試験方法
規格名称英語訳
Pneumatic fluid power -- Determination of flow-rate characteristics of components using compressible fluids -- Part 2:Alternative test methods
制定年月日
2018年7月20日
最新改正日
2018年7月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 6358-2:2013(MOD)
国際規格分類

ICS

23.100.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
油圧・空気圧 2019
改訂:履歴
2018-07-20 制定
ページ
JIS B 8390-2:2018 PDF [45]
                                                                                 B 8390-2 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[3]
  •  4 記号及び単位・・・・[3]
  •  5 試験装置・・・・[4]
  •  6 試験手順・・・・[9]
  •  7 試験成績の表示・・・・[14]
  •  8 規格適合表示・・・・[15]
  •  附属書A(参考)測定の不確かさの評価・・・・[16]
  •  附属書B(規定)等温化タンクの容積を校正及び決定するための試験方法・・・・[22]
  •  附属書C(参考)等温化タンクの充材 28附属書D(参考)等温性能を決定するための試験方法・・・・[30]
  •  附属書E(参考)流量特性の計算式・・・・[33]
  •  附属書F(参考)表計算ソフトのソルバー機能を用いた最小二乗法による臨界背圧比b及び亜音速指数mの計算手順・・・・[36]
  •  参考文献・・・・[40]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[41]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8390-2 pdf 1] ―――――

B 8390-2 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本フルードパワー工業会
(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 8390の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8390-1 第1部 : 通則及び定常流れ試験方法
JIS B 8390-2 第2部 : 代替試験方法

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――――― [JIS B 8390-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8390-2 : 2018

空気圧−圧縮性流体用機器の流量特性試験方法−第2部 : 代替試験方法

Pneumatic fluid power-Determination of flow-rate characteristics of components using compressible fluids-Part 2: Alternative test methods

序文

  この規格は,2013年に第1版として発行されたISO 6358-2を基に,対応する部分については対応国際
規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定さ
れていない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,圧縮性流体,すなわち,気体を使用する空気圧機器の流量特性を決定するための代替試験
方法として充試験及び放出試験について規定する。ただし,この規格で適用しない機器を次に示す。
a) 流れによって変形する弾性部品を含むため,ヒステリシス特性をもつ機器
b) 減圧弁などのような,内部フィードバック機構をもつ機器
c) チェック弁,急速排気弁などのような,クラッキング圧力をもつ機器
d) シリンダ,アキュムレータなどのような,流量測定中に流体と機器との間でエネルギーの変換をする
機器
注記1 ヒステリシス特性をもつ機器は,この規格で規定する試験方法を適用しない。第1部で規定
する試験方法を適用する。
JIS B 8390の規格群の第1部及び第2部において適用する機器を,表1に示す。

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2
B 8390-2 : 2018
表1−JIS B 8390の規格群において適用する機器
機器 上流圧力一定試験 上流圧力可変試験
第1部 第2部 第1部 第2部
上流圧力一定試験 充試験 上流圧力可変試験 放出試験
グループ1 方向制御弁 ○ ○ ○ ○
流量制御弁 ○ ○ ○ ○
管継手 ○ ○ ○ ○
マニホールド ○ ○ ○ ○
機器群 ○ ○ ○ ○
グループ2 フィルタ及びルブリケータ ○ − − −
チェック弁 ○ − − −
急速排気弁 ○ − − −
チューブ及びホース ○ − − −
グループ3 消音器及び排気ミストセパ − − ○ ○
レータ
ブローノズル − − ○ ○
シリンダのポート − − ○ ○
充試験は,下流側に接続ポートがない機器に対して試験をすることができない。
この規格は,試験方法の試験装置,試験手順及び結果表示の要求事項についても規定する。
この規格では,測定の不確かさの評価を附属書Aに参考として示す。等温化タンクの容積の試験方法の
要求事項を附属書Bに規定する。等温化タンクに関する手引を附属書Cに,等温化性能の試験方法の要求
事項を附属書Dに,流量特性の計算式に関する手引を附属書Eに,流量特性計算の手順に関する手引を附
属書Fにそれぞれ参考として示す。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6358-2:2013,Pneumatic fluid power−Determination of flow-rate characteristics of components
using compressible fluids−Part 2: Alternative test methods(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0125-1 油圧・空気圧システム及び機器−図記号及び回路図−第1部 : 図記号
注記 対応国際規格 : ISO 1219-1,Fluid power systems and components−Graphic symbols and circuit
diagrams−Part 1: Graphic symbols for conventional use and data-processing applications
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary
JIS B 0202 管用平行ねじ
注記 対応国際規格 : ISO 228-1,Pipe threads where pressure-tight joints are not made on the threads−
Part 1: Dimensions, tolerances and designation
JIS B 8393 空気圧−標準参考空気

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B 8390-2 : 2018
注記 対応国際規格 : ISO 8778,Pneumatic fluid power−Standard reference atmosphere
JIS B 8390-1 空気圧−圧縮性流体用機器の流量特性試験方法−第1部 : 通則及び定常流れ試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 6358-1,Pneumatic fluid power−Determination of flow-rate characteristics of
components using compressible fluids−Part 1: General rules and test methods for steady-state flow

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142及びJIS B 8390-1によるほか,次による。
3.1
等温化タンク(isothermal tank)
放出又は充による空気の温度変化を3 K以内に抑えるため,充材を詰めたタンク。

4 記号及び単位

4.1   この規格で使用する量記号及び単位は,表2による。
表2−量記号及び単位
参照 名称 量記号 次元a) SI単位 実用単位
箇条番号
6.3.2 臨界背圧比 b 無次元数 − −
6.3.1.2 コンダクタンス Ce L4TM−1 m3/(s・Pa)(ANR) )
L/(s・bar)(ANR) 又は
dm3/(sbar)(ANR) )
6.3.1.3 音速コンダクタンス C L4TM−1 m3/(s・Pa)(ANR) )
L/(s・bar)(ANR) 又は
dm3/(s・bar)(ANR) )
6.3.2 亜音速指数 m 無次元数 − −
− 絶対よどみ圧力 p ML−1T−2 Pa c) MPa又はkPa
− 質量流量 qm MT−1 kg/s g/s又はkg/s
− 標準参考空気の状態に qv L3T−1 m3/s(ANR) ) L/s(ANR) 又は
換算した体積流量 L/min(ANR)
− ガス定数(完全ガスの場合) R L2T−2Θ−1J/(kg・K) J/(kg・K)
− 絶対よどみ温度 T Θ K K
6.3.3 圧力依存係数 Kp M−1LT2 Pa−1 %/bar
5.5.2 時間 t T s s
5.4.3 等温化タンク容積 V L3 m3 L又はdm3
注a) =質量,L=長さ,T=時間,Θ=温度
b) 1 bar=100 kPa=0.1 MPa=105 Pa=105 N/m2
c) 1 Pa=1 N/m2

――――― [JIS B 8390-2 pdf 5] ―――――

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