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JIS B 8372-2:2003 規格概要
この規格 B8372-2は、JIS B 8372-1に規定する空気圧用減圧弁及びフィルタ付減圧弁の供給者の文書に表示する主要な特性を決定するパラメータに関する試験,手順及び試験結果の表示方法について規定。
JISB8372-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8372-2
- 規格名称
- 空気圧―空気圧用減圧弁及びフィルタ付減圧弁―第2部 : 供給者の文書に表示する主要特性の試験方法
- 規格名称英語訳
- Pneumatic fluid power -- Compressed air pressure regulators and filter-regulators -- Part 2:Test methods to determine the main characteristics to be included in literature from suppliers
- 制定年月日
- 2003年3月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6953-2:2000(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 23.100.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 油圧・空気圧 2019
- 改訂:履歴
- 2003-03-20 制定日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS B 8372-2:2003 PDF [10]
B 8372-2 : 2003 (ISO 6953-2 : 2000)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会(JFPA)
/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 6953-2:2000,Pneumatic fluid power
−Compressed air pressure regulators and filter-regulators−Part 2: Test methods to determine the main
characteristics to be included in literature from suppliersを基礎として用いた。
JIS B 8372-2には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)参考文献
JIS B 8372の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8372-1 第1部 : 供給者の文書に表示する主要特性及び製品表示要求事項
JIS B 8372-2 第2部 : 供給者の文書に表示する主要特性の試験方法
――――― [JIS B 8372-2 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8372-2 : 2003
(ISO 6953-2 : 2000)
空気圧−空気圧用減圧弁及びフィルタ付減圧弁−第2部 : 供給者の文書に表示する主要特性の試験方法
Pneumatic fluid power−Compressed air pressure regulators andfilter-regulators−Part 2: Test methods to determine the main characteristicsto be included in literature from suppliers
序文 この規格は,2000年に第1版として発行されたISO 6953-2,Pneumatic fluid power−Compressed air
pressure regulators and filter-regulators−Part 2: Test methods to determine the main characteristics to be included in
literature from suppliersを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)
である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にない事項である。
空気圧システムの動力は,回路中の圧縮空気を介して伝達され制御される。空気圧用減圧弁及びフィル
タ付減圧弁は,装置の最適性能を確保するために必要な一定の圧力を保持するための機器である。
1. 適用範囲 この規格は,JIS B 8372-1に規定する空気圧用減圧弁及びフィルタ付減圧弁(以下,特に
表示しない場合はともに減圧弁という。)の供給者の文書に表示する主要な特性を決定するパラメータに関
する試験,手順及び試験結果の表示方法について規定する。
この規格の目的は,
− 試験方法及び試験データの表示方法を規格化することによって減圧弁の比較を容易にし,
− 空気圧システムにおける減圧弁の適切な適用を補助することにある。
この規格で規定している試験は,異なる種類の減圧弁の比較を可能にすることを意図しており,生産す
る減圧弁ごとに行う製造(出荷)試験ではない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 6953-2:2000,Pneumatic fluid power−Compressed air pressure regulators and filter-regulators−
Part 2: Test methods to determine the main characteristics to be included in literature from suppliers
(IDT)
――――― [JIS B 8372-2 pdf 2] ―――――
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B 8372-2 : 2003 (ISO 6953-2 : 2000)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142 油圧及び空気圧用語
備考 ISO 5598:1985 Fluid power systems and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格
の該当事項と同等である。
JIS B 8372-1 空気圧−空気圧用減圧弁−第1部 : 供給者の文書に表示する主要特性及び製品表示要求
事項
備考 ISO 6953-1:2000 Pneumatic fluid power−Compressed air pressure regulators and filter-regulators
−Part 1: Main characteristics to be included in literature from suppliers and product-making
requirementsが,この規格と一致している。
JIS B 8390 空気圧−圧縮性流体用機器−流量特性の試験方法
備考 ISO 6358:1989 Pneumatic fluid power−Components using compressible fluids−Determination of
flow-rate characteristicsが,この規格と一致している。
JIS K 2001 工業用潤滑油−ISO粘度分類
備考 ISO 3448:1992 Industrial liquid lubricants−ISO viscosity classificationが,この規格と一致して
いる。
JIS Z 8203 国際単位系(SI)及びその使い方
JIS Z 8601 標準数
備考 ISO 3:1973 Preferred numbers−Series of preferred numbersからの引用事項は,この規格の該
当事項と同等である。
ISO 65:1981 Carbon steel tubes suitable for screwing in accordance with ISO 7-1
ISO 2944:2000 Fluid power systems and components−Nominal pressures
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0142及びJIS B 8372-1による。
4. 単位 空気圧システムでは,JIS Z 8203によるSI単位を用い,この規格では特に次の単位を用いてい
る。
圧力(ゲージ) : メガパスカル(MPa)
温度 : セルシウス温度(℃)
流量 : リットル毎分(L/min)(ANR)
参考 JIS B 8393:2000(空気圧−標準参考空気)ではANRを,温度20 ℃,絶対圧0.1 MPa,相対湿
度65 %の標準状態の空気と定義している。
5. 試験条件
5.1 温度 処理空気,装置及び周囲の空気温度は,すべての試験で25±10 ℃を保持しなければならない。
5.2 圧力 規定した圧力は,±2 %に保持しなければならない。優先する試験圧力は,JIS B 8372-1の
4.3.2又はISO 2944に示されている。他の試験圧力が要求される場合は,JIS Z 8601の標準数R5から選択
しなければならない。
――――― [JIS B 8372-2 pdf 3] ―――――
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B 8372-2 : 2003 (ISO 6953-2 : 2000)
6. 定格圧力を確認する試験手順
6.1 減圧弁の入口及び出口の定格圧力が等しい場合は,任意に三つのサンプルを選びこの試験を実施す
る。また,入口及び出口の定格圧力が異なる場合には,任意に六つのサンプルを選びこの試験を実施する。
減圧弁にダイヤフラムが用いられている場合,それを修正又は交換して試験圧力に耐えるようにする(ダ
イヤフラムは,試験の対象から除かれる。)。また,シール以外の構造部から破損が起るように,製品のシ
ール方法を変更してもよいが,変更によって圧力容器の構造的強度を上げてはならない。
なお,入口及び出口の定格圧力が異なる場合は,それぞれ入口の定格圧力及び最高設定圧力を示す。
6.2 試験サンプルの準備
6.2.1 減圧弁の入口及び出口の定格圧力が等しい場合,調節ばねを取り除き,弁体が全開の1/2の位置を
維持できるような長さのスペーサーと交換する。圧力計ポートと入口ポートをプラグでふさぎ,出口ポー
トに圧力を加え試験を行う。
6.2.2 減圧弁の入口及び出口の定格圧力が異なる場合,三つのサンプルの調整ばねを取り除く。弁体を閉
め,出口ポートを開けたたままの状態で,入口ポートに圧力を加え入口の定格圧力試験を行う。さらに,
他の三つのサンプルを6.2.1に示したように用意し,出口ポートに圧力を加え出口の定格圧力試験を行う。
6.3 粘度がJIS K 2001のISO VG32を超えない液体をサンプルに満たし,次にサンプルを5.1の温度環境
に置く。
6.4 温度が安定した後,圧力を減圧弁の定格圧力の1.5倍までゆっくりと加圧する。この圧力で2分間保
持し,漏れ及び破損(6.6で定義)の有無を確認する。
6.5 漏れ及び破損がなければ,更に定格圧力の約半分の圧力を上げる。この圧力で2分間保持し,漏れ
及び破損(6.6で定義)がないかを確認する。
6.5.1 軽合金,黄銅及び鋼鉄で構成される製品の場合,定格圧力の4倍に達するまで,圧力増加を続ける。
6.5.2 亜鉛ダイカスト合金又はプラスチックで構成される製品の場合
6.5.2.1 使用温度50 ℃以下の場合,定格圧力の4倍に達するまで,圧力増加を続ける。
6.5.2.2 使用温度50 ℃を超え80 ℃以下の場合,定格圧力の5倍に達するまで,圧力増加を続ける。
6.6 破損の基準は,破断,部品の離脱又はき裂,若しくは圧力容器の外側を十分に濡らす液体の漏れの
発生である。ポートのねじ部からの漏れは,ねじ部の破断や割れによって発生するもの以外は破損とみな
さなくてもよい。
6.7 定格圧力に対し,三つのサンプルのすべてが試験仕様を満足した場合に合格とする。
6.8 部品又はサブアセンブリ部分(例えばケース/目視窓)が異なった材料で構成される場合,材料に
対する最も高い圧力増加係数を用いることが望ましい。試験圧力は,異なる材料からなる部品のインター
フェース面では,制限される場合がある。
――――― [JIS B 8372-2 pdf 4] ―――――
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B 8372-2 : 2003 (ISO 6953-2 : 2000)
記号
1 空気入口
2 空気圧用フィルタ
3 空気圧用減圧弁
4 サージタンク(オプション)
5 供給圧力遮断弁
6 圧力測定管
7 水
8 ホース
9 流量調整弁
10 消音器(オプション)
11 バイパス遮断弁
12 ノンリリーフ式減圧弁
13 入口圧力(供給圧力)
14 出口圧力(二次側圧力)
15 供試減圧弁
備考 図記号はJIS B 0125-1による。
図 1 試験回路
7. 性能試験
7.1 試験装置
7.1.1 試験回路 試験回路は,図1と完全に一致していなければならない。流量計は,各試験に一箇所だ
け設置する。
− 流量特性試験及び圧力特性試験用としてF1,F3又はF4の位置に,
− リリーフ流量特性試験用としてF1又はF2の位置に置く。
――――― [JIS B 8372-2 pdf 5] ―――――
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JIS B 8372-2:2003の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6953-2:2000(IDT)
JIS B 8372-2:2003の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.50 : 制御用部品
JIS B 8372-2:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB8372-1:2003
- 空気圧―空気圧用減圧弁及びフィルタ付減圧弁―第1部:供給者の文書に表示する主要特性及び製品表示要求事項
- JISB8390:2000
- 空気圧―圧縮性流体用機器―流量特性の試験方法
- JISK2001:1993
- 工業用潤滑油―ISO粘度分類
- JISZ8203:1964
- 単位記号
- JISZ8203:2000
- 国際単位系(SI)及びその使い方
- JISZ8601:1954
- 標準数