JIS B 8386:2011 油圧―バルブ―流量に対する差圧特性の決定方法

JIS B 8386:2011 規格概要

この規格 B8386は、定常状態における油圧制御弁の流路を通る流量によって発生する差圧特性を決定する方法について規定。試験装置,試験方法及び試験結果の表示についても規定。

JISB8386 規格全文情報

規格番号
JIS B8386 
規格名称
油圧―バルブ―流量に対する差圧特性の決定方法
規格名称英語訳
Hydraulic fluid power -- Valves -- Determination of pressure differential/flow characteristics
制定年月日
2000年8月20日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4411:2008(IDT)
国際規格分類

ICS

23.100.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
油圧・空気圧 2019
改訂:履歴
2000-08-20 制定日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2011-02-21 改正日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS B 8386:2011 PDF [11]
                                                                    B 8386 : 2011 (ISO 4411 : 2008)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び単位・・・・[2]
  •  5 試験装置・・・・[3]
  •  5.1 試験装置の選択,校正及び設置・・・・[3]
  •  5.2 試験回路・・・・[3]
  •  5.3 圧力測定点・・・・[4]
  •  6 試験方法・・・・[5]
  •  6.1 測定精度・・・・[5]
  •  6.2 試験流体・・・・[5]
  •  6.3 温度・・・・[5]
  •  6.4 定常状態・・・・[5]
  •  6.5 測定・・・・[5]
  •  6.6 差圧の計算・・・・[6]
  •  6.7 試験結果の表示・・・・[6]
  •  7 規格準拠表示・・・・[7]
  •  附属書A(規定)実用単位の使用・・・・[8]
  •  附属書B(参考)事前チェックリスト・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8386 pdf 1] ―――――

B 8386 : 2011 (ISO 4411 : 2008)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フル
ードパワー工業会(JFPA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)
である。
これによって,JIS B 8386:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8386 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
B 8386 : 2011
(ISO 4411 : 2008)

油圧−バルブ−流量に対する差圧特性の決定方法

Hydraulic fluid power-Valves- Determination of pressure differential/flow characteristics

序文

  この規格は,2008年に第2版として発行されたISO 4411を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,定常状態における油圧制御弁の流路を通る流量によって発生する差圧特性を決定する方法
について規定する。この規格は,試験装置,試験方法及び試験結果の表示についても規定している。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4411:2008,Hydraulic fluid power−Valves−Determination of pressure differential/flow
characteristics(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0125-1 油圧・空気圧システム及び機器−図記号及び回路図−第1部 : 図記号
注記 対応国際規格 : ISO 1219-1,Fluid power systems and components−Graphic symbols and circuit
diagrams−Part 1: Graphic symbols for conventional use and data-processing applications(MOD)
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)
JIS B 8355 油圧−サブプレート取付形4ポート電磁切換弁
注記 対応国際規格 : ISO 4401,Hydraulic fluid power−Four-port directional control valves−Mounting
surfaces(MOD)
JIS B 8357 油圧用圧力補償付流量調整弁−取付面及び取付寸法
注記 対応国際規格 : ISO 6263,Hydraulic fluid power−Compensated flow-control valves−Mounting
surfaces(IDT)
JIS B 8664 油圧−減圧弁,シーケンス弁,アンロード弁,絞り弁及びチェック弁−取付面
注記 対応国際規格 : ISO 5781,Hydraulic fluid power−Pressure-reducing valves, sequence valves,
unloading valves, throttle valves and check valves−Mounting surfaces(IDT)

――――― [JIS B 8386 pdf 3] ―――――

2
B 8386 : 2011 (ISO 4411 : 2008)
JIS B 8666 油圧−リリーフ弁−取付面
注記 対応国際規格 : ISO 6264,Hydraulic fluid power−Pressure-relief valves−Mounting surfaces(IDT)
JIS B 9939-1 油圧−測定技術−第1部 : 一般測定原則
注記 対応国際規格 : ISO 9110-1,Hydraulic fluid power−Measurement techniques−Part 1 : General
measurement principles(MOD)
JIS B 9939-2 油圧−測定技術−第2部 : 管路における平均定常圧力の測定
注記 対応国際規格 : ISO 9110-2,Hydraulic fluid power−Measurement techniques−Part 2 :
Measurement of average steady-state pressure in a closed conduit(MOD)
ISO 10372,Hydraulic fluid power−Four- and five-port servovalves−Mounting surfaces

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142によるほか,次による。
3.1
試験装置差圧(tare pressure differential)
試験装置によって圧力検出ポート間に生じる圧力降下。ただし,供試弁によって生じる圧力降下は除く。
3.2
計測差圧(measured pressure differential)
試験装置及び供試弁によって圧力検出ポート間に生じる圧力降下。
3.3
流量,qv(flow rate)
測定点を流れる流量。
3.4
差圧,Δp(pressure differential)
供試弁によって生じる圧力降下。

4 記号及び単位

4.1 この規格で用いる記号及び単位は,表1による。
4.2 図1図3で用いる図記号は,JIS B 0125-1による。
表1−記号及び単位
参照箇条 用語 記号 単位 b)
3.3 流量 qv m3/s
3.4 差圧 Δp Pa
− 管路内径 d m
− 温度 θ ℃
− 動粘度 ν m2/s
− 質量密度 ρ kg/m3
注記 対応国際規格には,次元に関する注書きとして注a)があるが,JIS
では必要ないので削除した。
注b) 測定結果を表すため用いる実用的な単位は,附属書Aに示す。

――――― [JIS B 8386 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 8386 : 2011 (ISO 4411 : 2008)

5 試験装置

  試験に先立ち,受渡当事者間で協定する必要のある,適切な項目を選択するためのチェックリストを,
附属書Bに示す。

5.1 試験装置の選択,校正及び設置

5.1.1 試験装置の選択は,JIS B 9939-2による。
5.1.2 試験装置の校正は,JIS B 9939-1による。
5.1.3 試験装置の設置は,JIS B 9939-2による。

5.2 試験回路

5.2.1 供試バルブに適した回路として,図1に示す回路を用いる。図1に示す圧力計及び流量計の位置並
びに5.2.55.2.9に示した要求事項は,測定精度等級Aのものだけについて適用する。
図1は基本回路を示しており,機器に故障が発生したときの損傷を防ぐために必要な安全装置は含んで
いない。試験に当たっては,人と機器との両方の安全に十分配慮して試験を実施する。
(使用機器)
1 油温調整可能で,かつ,流量が調整できる油圧源
2 リリーフ弁 (回路保護用)
3 止め弁 (通常,完全開)
4 差圧計測装置
5 供試バルブ
6 温度計
7 流量計
図1−試験回路
5.2.2 サブプレート取付形弁及びモジュラスタック形弁において,差圧の測定は図2に示すような標準測
定用プレートを使用して行うことが望ましい。この場合,5.2.55.2.8及び5.3の要件は適用しない。
図2の寸法Aは,試験するバルブに対するJIS B 8355,JIS B 8357,JIS B 8664,JIS B 8666,又はISO 10372
に規定する最大ポートサイズである。図2の寸法Bは,選択した取付面のOリングに対して適切なものと
する。 ねじポートサイズは,流量に対して適切なものとする。図2には,1ポートだけを示すがこれは例
えばP,T,A及びBポートのいずれにも使用可能である。

――――― [JIS B 8386 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 8386:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4411:2008(IDT)

JIS B 8386:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8386:2011の関連規格と引用規格一覧