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JIS B 8625:2002 規格概要
この規格 B8625は、空気調和用熱源及び蓄熱に用いるアイス・オン・コイル製氷方式の空冷式及び水冷式氷蓄熱ユニットの試験方法について規定。
JISB8625 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8625
- 規格名称
- 空気調和用氷蓄熱ユニット―試験方法
- 規格名称英語訳
- Ice thermal storage units for air conditioning purpose -- Test methods
- 制定年月日
- 1993年1月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 23.120
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1993-01-01 制定日, 2002-09-20 改正日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS B 8625:2002 PDF [30]
B 8625 : 2002
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本冷凍
空調工業会 (JRAIA) /財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正す
べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
これによって,JIS B 8625 : 1993は改正され,この規格に置き換えられる。
JIS B 8625には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定) 蓄熱容量試験方法
附属書2(規定) 熱源機単体の能力試験方法
附属書3(規定) 日量能力試験方法
附属書4(規定) 最大能力試験方法
附属書5(規定) 断熱能力試験方法
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 8625 pdf 1] ―――――
B 8625 : 2002
pdf 目次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 試験の種類・・・・[2]
- 5. 試験・・・・[3]
- 5.1 一般条件・・・・[3]
- 5.2 試験方法・・・・[4]
- 6. 試験の結果・・・・[5]
- 附属書1(規定) 蓄熱容量試験方法・・・・[7]
- 附属書2(規定) 熱源機単体の能力試験方法・・・・[12]
- 附属書3(規定) 日量能力試験方法・・・・[15]
- 附属書4(規定) 最大能力試験方法・・・・[20]
- 附属書5(規定) 断熱能力試験方法・・・・[25]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 8625 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8625 : 2002
空気調和用氷蓄熱ユニット−試験方法
Ice thermal storage units for air conditioning purpose−Test methods
1. 適用範囲
この規格は,空気調和用熱源及び蓄熱に用いるアイス・オン・コイル製氷方式の空冷式及
び水冷式氷蓄熱ユニット(以下,氷蓄熱ユニットという。)の試験方法について規定する。
備考1. 氷蓄熱ユニットを冷却専用に供する場合は,冷却時だけの試験でよい。
2. この規格の中で{}を付けて示してあるkW・h及びkW・hを含む単位は,組立単位として
使用される場合があることから付記したものである。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8613 ウォータチリングユニット
JIS B 8624 氷蓄熱システム用語
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 8624によるほか,次による。
a) 氷蓄熱ユニット(1) 熱源機,蓄熱槽その他の機器類を共通又は分割可能な架台上に設けた装置によっ
て,冷水及び温水を供給する空気調和用装置。
注(1) 性能試験の後に輸送などの理由で一度分割され,再び合体据付けがなされた場合にも,性能面
に影響が及ばないもの。
b) 蓄熱槽 蓄熱材を納める容器。
c) 蓄熱槽内水 蓄熱槽に入れられた蓄熱材としての水。
d) 補助冷却水 熱源機の冷却に用いる場合の蓄熱槽内の水。
e) 補助熱源水 ヒートポンプの熱源として用いる場合の蓄熱槽内の水。
f) 二次側 氷蓄熱ユニットが供給する冷水及び温水を利用する空気調和機,ファンコイルユニットなど
の空気調和用放熱系統。
g) 二次側冷(温)水 氷蓄熱ユニットが供給し,二次側を循環した後再び氷蓄熱ユニットに戻る冷却用
冷水,又は加熱用温水。
h) い(往)き温度 氷蓄熱ユニットが供給する二次側冷(温)水の温度。
i) 外気乾球温度 氷蓄熱ユニットの空気側熱交換器における取入れ空気の乾球温度。
j) 外気湿球温度 氷蓄熱ユニットの空気側熱交換器における取入れ空気の湿球温度。
k) 熱源機負荷 冷却又は加熱用熱量を供給する熱源機にかかる負荷。
l) 蓄熱容量 蓄熱槽内に蓄えることができる熱量。次の条件のもとに得られた値で,kJ [{kWh}] で表す。
1) 冷却時 表2に示す条件のもとに,熱源機を最大10時間運転して,蓄熱槽内水の平均温度を7℃か
ら0℃まで冷却する顕熱(2)と,蓄熱槽内の製氷量に対し,0℃の水から0℃の氷に相変化させる潜熱
――――― [JIS B 8625 pdf 3] ―――――
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B 8625 : 2002
(3)として蓄えられる熱量との和で表示する。
それ以外の顕熱及び潜熱を含む場合は,併記する。補助冷却水として利用する顕熱は含めない。
注(2) 水の比熱は,4.186kJ/ (kg・K) とする。
(3) 氷の融解潜熱は,334kJ/kgとする。
2) 加熱時 表2に示す条件のもとに,熱源機を最大10時間運転して,蓄熱槽内水の平均温度を40℃
から45℃まで加熱したときに蓄熱槽内に蓄えられる顕熱量を表示する。
それ以外の顕熱を含む場合は,併記する。補助熱源水として利用する顕熱は含まない。
m) 熱源機単体の能力 熱源機単体で冷却又は加熱できる熱量。次の条件のもとに得られた値で,kWで
表す。
1) 冷却時 表2に示す条件のもとに,標準流量で熱源機に流入した二次側冷水を,熱源機によって7℃
に冷却する能力を熱源機冷却能力とする。二次側冷水を7℃と異なる温度に冷却する場合は,冷却
温度を併記する。
2) 加熱時 表2に示す条件のもとに,標準流量で熱源機に流入した二次側温水を,熱源機によって45℃
に加熱する能力を熱源機加熱能力とする。二次側温水を45℃と異なる温度に加熱する場合は,加熱
温度を併記する。
n) 日量能力 蓄熱槽内水を冷却又は加熱し蓄えた熱量と,熱源機の運転によって冷却又は加熱される熱
量とを合わせて,二次側に供給できる日積算熱量。次の条件のもとに得られた値でMJ [{kW・h}] で表
す。
1) 冷却時 表2に示す条件のもとに,蓄熱時に熱源機を最大10時間運転して,蓄熱槽内水を冷却して
蓄えた熱量と,冷却時に熱源機を最大10時間運転して冷却される熱量とを合わせ,冷却時の10時
間に標準流量で7℃の冷水として二次側に供給できる積算熱量で表示する。
2) 加熱時 表2に示す条件のもとに,蓄熱時に熱源機を最大10時間運転して,蓄熱槽内水を加熱して
蓄えた熱量と,加熱時に熱源機を最大10時間運転して加熱される熱量とを合わせ,加熱時の10時
間に標準流量で45℃の温水として二次側に供給できる積算熱量で表示する。
o) 最大能力 蓄熱槽内水を冷却又は加熱して蓄えた熱量と,熱源機の運転によって冷却又は加熱される
熱量とを合わせ,二次側へ送水できる1時間当たりの熱量,送水温度及び送水可能な時間数で,次の
条件のもとに得られた値。
1) 冷却時 表2に示す条件のもとに,蓄熱時に熱源機を最大10時間運転して,蓄熱槽内水を冷却して
蓄えた熱量と,冷却時に熱源機を運転して冷却される熱量とを合わせ,標準流量で7℃以下の冷水
として二次側に供給できる熱量 (kW),送水維持温度℃及び維持時間hを表示する。ただし,その
温度を維持する最小時間単位は1時間とする。
2) 加熱時 表2に示す条件のもとに,蓄熱時に熱源機を最大10時間運転して,蓄熱槽内水を加熱して
蓄えた熱量と,加熱時に熱源機を運転して加熱される熱量とを合わせ,標準流量で45℃以上の温水
として二次側に供給できる熱量 (kW),送水維持温度℃及び維持時間hを表示する。ただし,その
温度を維持する最小時間単位は1時間とする。
p) 断熱能力 表2に示す条件のもとに,24時間以上放置して得られた蓄熱槽の損失熱量を,24時間当た
りに換算した熱量で,MJ/d [{kW・h/d}] で表す。
4. 試験の種類
試験の種類は,次による。
a) 蓄熱容量試験(5.2.1参照)
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B 8625 : 2002
b) 熱源機単体の能力試験(5.2.2参照)
c) 日量能力試験(5.2.3参照)
d) 最大能力試験(5.2.4参照)
e) 断熱能力試験(5.2.5参照)
f) 最大電力試験(5.2.6参照)
g) 最大電流試験(5.2.7参照)
h) 消費電力量試験(5.2.8参照)
i) 圧力損失試験(5.2.9参照)
j) 騒音試験(5.2.10参照)
5. 試験
5.1 一般条件
試験は,ほかに特別な規定がない限り5.1.1に規定する計器を用い,5.1.2に規定する条件
のもとで行う。
5.1.1 計器の形式及び精度 試験に用いる計器の精度は,表1又はこれと同等以上のものを用いる。
表1 計器の精度
区分 精度 形式
温度計 空気乾球温度 ±0.1℃ 液体封入ガラス製棒状温度計
空気湿球温度 ±0.1℃ 熱電対,抵抗温度計
冷温水温度 ±0.1℃ 温度差計
ブライン温度 ±0.1℃
冷媒温度 ±1.0℃
流量計 ±2% 記録式,指示式,演算式
水位計 ±1% 静電容量式,圧力式,電極式
冷媒圧力計 ±2% ブルドン管,圧力変換器
電気計器 ±0.5% 指示式
±1% 積算式
備考 %で示した精度は,フルスケールに対してである。
5.1.2 試験条件 試験条件は,5.2の規定によるほか次による。
a) 空気乾球温度,空気湿球温度及び水の温度は,表2の条件による。
b) 供試氷蓄熱ユニットの据付けは,不凍液充てん量など,製造業者の指定する方法によって行い,能力
に影響するような改造及び接続を行ってはならない。
c) 供試機は,定格周波数及び定格電圧(各々の定格の±2%の値)で運転する。
――――― [JIS B 8625 pdf 5] ―――――
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JIS B 8625:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.120 : 換気装置.ファン.空調装置
JIS B 8625:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB8613:2019
- ウォータチリングユニット
- JISB8624:2002
- 氷蓄熱システム用語