この規格ページの目次
JIS B 8613:2019 規格概要
この規格 B8613は、容積形電動圧縮機,蒸発器,凝縮器などによって冷凍サイクルを構成し,水の冷却又は加熱を行うウォータチリングユニットについて規定。なお,空気調和用に供するものに適用し,飲用に供するもの,工業用に供するもの及びブライン(不凍液)を用いて,冷却及び加熱するものには適用しない。
JISB8613 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8613
- 規格名称
- ウォータチリングユニット
- 規格名称英語訳
- Water chilling units
- 制定年月日
- 1981年11月1日
- 最新改正日
- 2019年12月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 27.200
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1981-11-01 制定日, 1987-06-01 確認日, 1987-10-01 改正日, 1994-07-01 改正日, 2001-08-20 確認日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2019-12-20 改正
- ページ
- JIS B 8613:2019 PDF [46]
B 8613 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 種類・・・・[4]
- 4.1 機能による種類・・・・[4]
- 4.2 熱源側の熱交換の方式による種類・・・・[4]
- 4.3 構成による種類・・・・[4]
- 4.4 定格冷却能力(kW)による種類・・・・[4]
- 4.5 定格加熱能力(kW)による種類・・・・[5]
- 5 定格電圧及び定格周波数・・・・[5]
- 6 性能・・・・[5]
- 6.1 定格冷却能力・・・・[5]
- 6.2 定格冷却消費電力・・・・[5]
- 6.3 定格加熱能力・・・・[5]
- 6.4 定格加熱消費電力・・・・[5]
- 6.5 冷却成績係数・・・・[5]
- 6.6 加熱成績係数・・・・[5]
- 6.7 冷却期間成績係数・・・・[5]
- 6.8 加熱期間成績係数・・・・[6]
- 6.9 年間成績係数・・・・[6]
- 6.10 密閉性・・・・[6]
- 6.11 冷却過負荷性能・・・・[6]
- 6.12 加熱過負荷性能・・・・[6]
- 6.13 自動除霜性能・・・・[6]
- 6.14 凍結性能・・・・[6]
- 6.15 耐湿性能・・・・[6]
- 6.16 水圧損失・・・・[6]
- 6.17 補助加熱用電熱装置の消費電力・・・・[6]
- 6.18 始動電流・・・・[6]
- 6.19 絶縁抵抗・・・・[7]
- 6.20 耐電圧・・・・[7]
- 6.21 許容温度・・・・[7]
- 6.22 注水絶縁性能・・・・[7]
- 6.23 異常の有無・・・・[7]
- 7 材料及び構造・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8613 pdf 1] ―――――
B 8613 : 2019
pdf 目次
ページ
- 7.1 冷媒及び冷凍機油・・・・[8]
- 7.2 電気安全に関する材料及び構造・・・・[8]
- 7.3 冷媒回収口・・・・[8]
- 8 試験・・・・[8]
- 8.1 一般・・・・[8]
- 8.2 試験・・・・[10]
- 9 検査・・・・[14]
- 9.1 形式検査・・・・[14]
- 9.2 受渡検査・・・・[15]
- 10 表示・・・・[16]
- 10.1 本体への表示・・・・[16]
- 10.2 技術資料などへの表示・・・・[17]
- 11 取扱説明書及び受渡図書・・・・[18]
- 11.1 取扱説明書・・・・[18]
- 11.2 受渡図書・・・・[18]
- 附属書A (規定) 冷却能力及び加熱能力試験(直接法)・・・・[19]
- 附属書B (規定) 水圧損失試験・・・・[21]
- 附属書C (規定) 運転音試験・・・・[24]
- 附属書D (規定) 期間成績係数の算出方法・・・・[26]
- 附属書E (規定) 電気安全に関する材料及び構造・・・・[29]
- 附属書F (参考) 冷却能力及び加熱能力試験(間接法)・・・・[39]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8613 pdf 2] ―――――
B 8613 : 2019
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本冷凍空調工業会(JRAIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産
業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産
業規格である。これによって,JIS B 8613:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 3)
――――― [JIS B 8613 pdf 3] ―――――
日本産業規格 JIS
B 8613 : 2019
ウォータチリングユニット
Water chilling units
1 適用範囲
この規格は,容積形電動圧縮機,蒸発器,凝縮器などによって冷凍サイクルを構成し,水の冷却又は加
熱を行うウォータチリングユニット(以下,ユニットという。)について規定する。
なお,この規格は,空気調和用に供するものに適用し,飲用に供するもの,工業用に供するもの及びブ
ライン(不凍液)を用いて,冷却及び加熱するものには適用しない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7505-1 アネロイド型圧力計−第1部 : ブルドン管圧力計
JIS B 8606 冷媒用圧縮機の試験方法
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
JIS C 1602 熱電対
JIS C 3306 ビニルコード
JIS C 9335-2-40 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第2-40部 : エアコンディショナ及び除
湿機の個別要求事項
JIS K 2211 冷凍機油
JIS K 5600-5-4 塗料一般試験方法−第5部 : 塗膜の機械的性質−第4節 : 引っかき硬度(鉛筆法)
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS S 6006 鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いるしん
JIS Z 8731 環境騒音の表示・測定方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
冷却能力
冷水から除去する熱量。単位 : kW。
なお,定格条件で運転させたときの冷却能力を定格冷却能力という。
3.2
冷却消費電力
冷却運転時にユニットが消費する電力値。この電力値には,ユニットに内蔵する冷水ポンプ及び/又は
――――― [JIS B 8613 pdf 4] ―――――
2
B 8613 : 2019
冷却水ポンプの消費電力は含まない。単位 : kW。
なお,定格条件で運転させたときの冷却消費電力を定格冷却消費電力という。
3.3
加熱能力
温水に加える熱量。単位 : kW。
なお,定格条件で運転させたときの加熱能力を定格加熱能力という。
3.4
加熱消費電力
加熱運転時にユニットが消費する電力値。この電力値にはユニットに内蔵する温水ポンプ及び/又は熱
源水ポンプの消費電力は含まない。単位 : kW。
なお,定格条件で運転させたときの加熱消費電力を定格加熱消費電力という。
3.5
補助加熱用電熱装置(電気ヒータ)
補助加熱を行う電熱装置。取付けが可能な場合も含む。
3.6
水圧損失
ユニットの入口側の水と出口側の水との圧力差。単位 : kPa。
3.7
冷却水
水冷式ユニットの冷却運転時に凝縮器を通過する水。
3.8
熱源水
水冷式ユニットの加熱運転時に蒸発器を通過する水。
3.9
冷水
冷却運転時に蒸発器を通過する水。
3.10
温水
加熱運転時に凝縮器を通過する水。
3.11
一体形
一つのユニットの中に圧縮機,熱交換器,送風機などを収納したもの。
3.12
分離形
圧縮機,蒸発器,凝縮器などを複数のユニットに分離して収納し,これらを組み合わせて使用する構成
方法。
3.13
形式検査
製品の品質が設計で示された全ての品質特性に適合するかを判定する検査。
――――― [JIS B 8613 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS B 8613:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.200 : 冷蔵技術
JIS B 8613:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7505-1:2017
- アネロイド型圧力計―第1部:ブルドン管圧力計
- JISB8606:1998
- 冷媒用圧縮機の試験方法
- JISB8606:2021
- 冷媒用圧縮機の試験方法
- JISC1509-1:2017
- 電気音響―サウンドレベルメータ(騒音計)―第1部:仕様
- JISC1602:2015
- 熱電対
- JISC3306:2000
- ビニルコード
- JISC9335-2-40:2004
- 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-40部:エアコンディショナ及び除湿機の個別要求事項
- JISK2211:2009
- 冷凍機油
- JISK5600-5-4:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第4節:引っかき硬度(鉛筆法)
- JISK8116:2006
- 塩化アンモニウム(試薬)
- JISS6006:2020
- 鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いる芯
- JISZ8731:2019
- 環境騒音の表示・測定方法