JIS B 8640:2021 空気式低風速放射空調吹出ユニット

JIS B 8640:2021 規格概要

この規格 B8640は、空調機からの冷却空気及び加熱空気を低風速で吹き出しながら,その温度を利用して熱の放射をもたらす空気式低風速放射空調吹出ユニットについて規定。

JISB8640 規格全文情報

規格番号
JIS B8640 
規格名称
空気式低風速放射空調吹出ユニット
規格名称英語訳
Low-velocity radiant heating and cooling air supply unit
制定年月日
2021年3月22日
最新改正日
2021年3月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

23.120, 91.140.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2021-03-22 制定
ページ
JIS B 8640:2021 PDF [12]
                                                                                   B 8640 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 性能・・・・[2]
  •  5 構造・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般・・・・[3]
  •  6.2 試験室・・・・[3]
  •  6.3 測定計器・・・・[5]
  •  6.4 吹出風速試験・・・・[5]
  •  6.5 放射割合試験・・・・[5]
  •  6.6 露付き試験・・・・[6]
  •  7 放射割合の算出方法・・・・[6]
  •  8 測定結果の記録・・・・[7]
  •  9 検査・・・・[7]
  •  9.1 一般・・・・[7]
  •  9.2 形式検査・・・・[8]
  •  9.3 受渡検査・・・・[8]
  •  10 表示・・・・[8]
  •  10.1 一般・・・・[8]
  •  10.2 製品への表示・・・・[8]
  •  10.3 仕様書への表示・・・・[8]
  •  附属書A(参考)吹出ユニットの測定結果記録表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8640 pdf 1] ―――――

           B 8640 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8640 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 8640 : 2021

空気式低風速放射空調吹出ユニット

Low-velocity radiant heating and cooling air supply unit

1 適用範囲

  この規格は,空調機からの冷却空気及び加熱空気を低風速で吹き出しながら,その温度を利用して熱の
放射をもたらす空気式低風速放射空調吹出ユニット(以下,吹出ユニットという。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 4008 ファンコイルユニット
JIS C 1602 熱電対
JIS T 8202 一般用風速計
JIS Z 8504 熱環境の人間工学−WBGT(湿球黒球温度)指数を用いた熱ストレス評価

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS A 4008による。
3.1
空気式低風速放射空調吹出ユニット,吹出ユニット
空調機からの供給空気を利用した,パネル面からの低風速での空気吹出し及び放射性能を備えた吹出口
で,熱源部又は冷却·加熱コイル及び送風機をもたないもの
3.2
標準風量
吹出ユニットに供給される風量として製造業者が定め,公表した値
3.3
吹出風速
吹出ユニットのパネル面から吹き出される空気によって生じる,パネル面外周から面方向1 mの範囲
でパネル面から1 m離れた平面における風速
注釈1 パネル面が長方形の場合の吹出風速の測定面を,図1に示す。

――――― [JIS B 8640 pdf 3] ―――――

           2
B 8640 : 2021
a) ユニット短辺における測定面 b) ユニット長辺における測定面
図1−吹出風速の測定面
3.4
低風速
0.5 m/s以下の風速
3.5
放射面積
吹出ユニットのパネル面を吹出風速の測定面(図1参照)へ正射影した面積
3.6
供給熱量
空調機からの給気によって吹出ユニットを介して室内へ供給される単位時間当たりの熱量
3.7
放射割合
供給熱量(3.6)のうち,放射による熱量の割合
3.8
露付き
吹出ユニットのパネル面に付着した露の状態

4 性能

  吹出ユニットの性能及び試験方法は,次による。
a) 吹出風速 吹出風速は,6.4によって測定する。吹出風速は,低風速でなければならない。
b) 放射割合 放射割合は,6.5によって測定し,算出する。
c) 露付き 露付きは,6.6によって測定する。吹出ユニットのパネル面に露が付着した場合でも滴下(吹
出しを含む。)してはならない。

5 構造

  吹出ユニットの構造は,次による。
a) 通常の使用状態における温度,及び通常の使用における外力に耐える材料で作られている。
b) 空気流を制御する適切な構造をもつ。
c) 使用中,著しい振動及び騒音がない。

――――― [JIS B 8640 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
B 8640 : 2021

6 試験方法

6.1 一般

  吹出ユニットの試験方法は,6.26.6による。
なお,試験風量は製造業者が定める標準風量及び標準風量の50 %とする。ただし,6.4の吹出風速試験
においては標準風量だけで試験を行う。6.46.6の冷却時の試験における供給空気の温度は三つの区分(以
下,冷却時区分という。)からいずれかを選択し,各試験に共通して用いる。また,試験を実施する吹出ユ
ニットのパネル面は,水平に設置する。

6.2 試験室

  吹出風速の試験室の例を図2に,放射割合の試験室の例を図3に,露付きの試験室の例を図4に示す。
なお,試験室は室内温湿度の状態の維持が可能であり,かつ,吹出風速の測定に影響のない容積及び寸
法とする。
図2図4では室内空気を恒温恒湿用空調機で循環させる構造としているが,室内温湿度が維持できれ
ば循環させる必要はない。
記号説明
1 : 試験室(恒温恒湿室) 5 : 供給空気
2 : 吹出ユニット 6 : 空気の流れ
3 : 空調機 7 : 温度計(供給空気用)
4 : 恒温恒湿用空調機 8 : 温度計(試験室内用)
9 : 風速計
図2−吹出風速の試験室の例

――――― [JIS B 8640 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 8640:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8640:2021の関連規格と引用規格一覧