JIS B 8741-2:2022 ファインバブル技術―ファインバブルの使用及び測定に関する一般原則―第2部:ファインバブルの属性分類

JIS B 8741-2:2022 規格概要

この規格 B8741-2は、ファインバブルのサイズ及び濃度の特性を用いて,マトリックス上に図示する表現方法などを導き,一般原則におけるファインバブル特性の表記技法を規定。

JISB8741-2 規格全文情報

規格番号
JIS B8741-2 
規格名称
ファインバブル技術―ファインバブルの使用及び測定に関する一般原則―第2部 : ファインバブルの属性分類
規格名称英語訳
Fine bubble technology -- General principles for usage and measurement of fine bubbles -- Part 2:Categorization of the attributes of fine bubbles
制定年月日
2022年3月22日
最新改正日
2022年3月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 20480-2:2018(IDT)
国際規格分類

ICS

07.030
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2022-03-22 制定
ページ
JIS B 8741-2:2022 PDF [13]
                                                                B 8741-2 : 2022 (ISO 20480-2 : 2018)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 ファインバブルの使用及び測定に関する一般原則・・・・[2]
  •  4.1 ファインバブル技術の規格構成・・・・[2]
  •  4.2 液体の品質・・・・[2]
  •  5 ファインバブルの属性表現・・・・[3]
  •  5.1 サイズインデックス及び個数濃度インデックスの適用・・・・[3]
  •  5.2 サイズ特性におけるファインバブルのクラスの表現・・・・[4]
  •  6 上昇速度によるファインバブルの属性の分類・・・・[5]
  •  6.1 上昇速度によるファインバブルの属性・・・・[5]
  •  6.2 上昇速度によるファインバブルの分類・・・・[6]
  •  附属書A(参考)液体中のウルトラファインバブルの個数安定性の観測例・・・・[9]
  •  参考文献・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8741 pdf 1] ―――――

           B 8741-2 : 2022 (ISO 20480-2 : 2018)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人ファインバブル産業会
(FBIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべき
との申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8741 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 8741-2 : 2022
(ISO 20480-2 : 2018)

ファインバブル技術−ファインバブルの使用及び測定に関する一般原則−第2部 : ファインバブルの属性分類

Fine bubble technology-General principles for usage and measurement of fine bubbles-Part 2: Categorization of the attributes of fine bubbles

序文

  この規格は,2018年に第1版として発行されたISO 20480-2を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,ファインバブルのサイズ及び濃度の特性を用いて,マトリックス上に図示する表現方法な
どを導き,一般原則におけるファインバブル特性の表記技法を規定する。
この規格は,使用者が上昇速度によってファインバブルを分類可能とすることを目的としている。
注記1 “ファインバブル”及び“ウルトラファインバブル”は,商標登録されている。以下,登録商
標の記号は,省略する。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 20480-2:2018,Fine bubble technology−General principles for usage and measurement of fine
bubbles−Part 2: Categorization of the attributes of fine bubbles(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8741-1 ファインバブル技術−ファインバブルの使用及び測定に関する一般原則−第1部 : 用

注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 20480-1,Fine bubble technology−General principles for
usage and measurement of fine bubbles−Part 1: Terminology

――――― [JIS B 8741 pdf 3] ―――――

           2
B 8741-2 : 2022 (ISO 20480-2 : 2018)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS B 8741-1による。
3.1
上昇速度(rise velocity)
液体中をファインバブルが上昇する速度
3.2
終末上昇速度(terminal rise velocity)
ファインバブルの浮力と粘性抵抗力とが釣り合ったときの速度
注釈1 これは,終末沈降速度とは反対方向の速度である。上昇速度が沈降速度として表現される場合,
上昇速度は負の数値となる。したがって,ファインバブルの分類において,混乱を避けるため
に,終末沈降速度よりも終末上昇速度を用いる。
注釈2 終末沈降速度は,粒子に作用する重力と流体抗力とが釣り合った状態で,静止液中を一定の割
合で移動する粒子の速度(JIS Z 8820-1[7]の3.1.1参照)である。

4 ファインバブルの使用及び測定に関する一般原則

4.1 ファインバブル技術の規格構成

  この規格の目的は,ファインバブル技術の規格を開発する者に,全体的な枠組み及び指針を提供し,フ
ァインバブルの利用者間のコミュニケーションを促進することである。一貫した規格の作成を支援するた
めに,3階層から成る規格構成を採用する。
規格の構成は,次による。
a) 第1層(基本規格)は,ファインバブル技術に適用可能な測定及び使用に関する共通の用語,基本概
念及び原理を網羅する。この文書は,基本規格の一部であり,次の二つの階層のための基礎として使
用することを意図している。
b) 第2層(測定規格)は,サイズインデックス,個数濃度インデックスなどの特性評価のための様々な
測定方法論,並びにサンプリング及び試料調製のための一般的な方法を網羅する。
c) 第3層(個別の応用技術規格)は,次を含む分野における個別の応用技術を対象とする。
1) 食品,植物栽培,農業,飲料水及び化粧品業界
2) 医療·医薬分野
3) 新機能材料,太陽電池,半導体及び液晶の製造
4) 洗浄,トイレ洗浄,土壌洗浄,水処理などの工程

4.2 液体の品質

  ファインバブルを含んでいる液体の特性は,そのpH値,及びその中に含まれる無機及び有機物質に大
きく依存する。
したがって,液体の重要な特性を測定し,明らかにすることが必要である。液体の重要な特性とは,電
気伝導率,全有機炭素濃度,シリカ濃度,ナトリウム濃度,被酸化性物質の酸素成分,水の場合は100 ℃
で加熱した蒸発残さ(渣),pH,波長254 nmで光路長1 cmの25 ℃での吸光度,さらに,110 ℃で加熱し

――――― [JIS B 8741 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
B 8741-2 : 2022 (ISO 20480-2 : 2018)
た後の蒸発残さ(渣)などである。 水の品質を規定する規格の典型的な例は,ISO 3696[1],ASTM D 1193[2]
及びCODEX STAN 108[3]である。

5 ファインバブルの属性表現

5.1 サイズインデックス及び個数濃度インデックスの適用

5.1.1 一般
“サイズインデックス”及び“個数濃度インデックス”は,ファインバブル技術に関わる人に役立つ。
バブルは,気体と液体との間の閉じた界面である。理想的には,バブルを,媒体中に存在する固体粒子
又は液体粒子(例えば,油)から区別し,それぞれの粒子のサイズを別々に決めることが望ましい。
現在広く用いられている光散乱又は音響特性を利用する測定方法においても,異なる粒子タイプからの
信号を識別することができず,粒子全体としての評価になってしまう。サイズ及び濃度の評価値は,完全
にはバブルによるものではないが,ほとんどの場合,作業を行う使用者にとっては,実用上,十分に正確
である。“サイズインデックス”及び“個数濃度インデックス”という用語は,関与する不確かさをよりよ
く反映するために,サイズ及び個数濃度に優先して使用することが望ましい。
5.1.2 サイズインデックス規則
“サイズインデックス”の使用には,次の規則を適用する。
a) サイズインデックスには,これに関係するファインバブルの測定方法及び適用分野の説明を添付する。
1) 実際の“測定方法”には,工業的に利用可能な合意された方法を含む。
2) 実際の“適用可能な分野”には,ファインバブル以外の特定用途向け機能構成要素の説明を含む。
3) 実施例としては,“養殖技術用未処理原水を粒子軌跡解析(PTA)法で測定したサイズインデックス”
がある。
注記 粒子軌跡解析(PTA)法の詳細については,JIS Z 8829[4]参照。
b) 異なる手法で求めたサイズインデックスとの比較は,不可能である。
c) サイズインデックスは,ファインバブルサイズの定義に固有の不確かさの確認を伴うことが望ましい。
5.1.3 個数濃度の考え方
個数濃度の実際の測定は,測定原理を前提とする。例えば,光学測定は,所与のファインバブル水試料
中の固体粒子からファインバブルを識別することが不可能である。しかし,使用者は,試料の生成の履歴
を知れば,固体粒子の個数濃度の寄与を推定することが可能である。
汚染されておらず極めて清浄な発生機は,元の水試料にいかなる固体粒子も加えない。したがって,生
成水中のファインバブルの個数濃度インデックスは,元の水試料中の固体粒子の濃度を総個数濃度から差
し引くことによって推定が可能である。不確かさは,例えば,発生機がどの程度清浄であるかを推定する
ことによって割当てが可能である。また,バブルを発生させずに,発生機に試料を通すことが可能である
場合,パイプ及びタンク壁からの汚染を考慮に入れるバックグラウンド値として使用することが可能であ
る。

――――― [JIS B 8741 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 8741-2:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 20480-2:2018(IDT)

JIS B 8741-2:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8741-2:2022の関連規格と引用規格一覧