JIS B 8826-2:2005 クレーン―通路及び保護装置―第2部:移動式クレーン | ページ 2

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クレーンのクローラシュー及びトラックパッドの表面は,3点支持が可能な場合は通路として使用でき
る。

7. 踏面

7.1   踏面の寸法は,図1及び表1に適合しなければならない。できる限り両足が乗せられるものとする。
7.2 はしごの最上段又は最下段から隣接する次の踏面へ横移動する場合,はしごの段とその踏面との距
離は半径300 mm以内でなければならない(図1参照)。
7.3 踏面には,手すりと手がかりとが適切に配置されていなければならない。
7.4 足が踏面からはみ出して,機械の稼動部分と接触する可能性がある場合には,踏面と稼動部分との
間に保護材を設けなければならない。
7.5 踏面には,横滑りしたときに足が止まるように,ストッパーを設けなければならない。
7.6 踏面の表面を手がかりとして使用する構造としてはならない。
7.7 踏面は,できるだけ泥がたまりにくく,また,靴底にたまった泥を落としやすい構造でなければな
らない。クローラシューが踏面として使われる場合は,この限りではない。
7.8 踏面は,使用者が降りるときに,できるだけ自然な位置に足がのせられ,踏面がはっきり見える構
造にしなければならない。
7.9 着脱式の踏面は,使用してはならない。どうしても使用する場合には,地面から乗り移る最初の回
転しない踏面の前面端部に1 000 Nの水平荷重を作用させたときに,どの面においても80 mmを超えて移
動させてはならない。地面からの最初の踏面は,回転自在式を使用してもよい。

8. はしご

8.1   はしごは,7. に規定した事項を満足しなければならない。
8.2 地面から5 mを超える高さの垂直はしごは,はしご落下防止装置を備えなければならない。落下を
保護する構造が望ましい。はしごを上り下りする人がたえず操作する必要がないものとする。
8.2.1 はしごの背もたれなどの保護装置の下端は,地面又は作業床から2 m以下の高さでなければならな
い。
8.2.2 垂直はしごに設けられた背もたれなどの保護装置の内側面の位置は,はしご踏面から700 mmを超
えてはならない。また,内側の幅は700 mm以下でなければならない。
8.3 垂直はしごには,休息用の踊り場を少なくとも高さ10 mごとに設けなければならない。
8.4 地面又は作業床から2 m以上の高さにある螺旋(らせん)はしごには,開放側に防護さくを設けなけ
ればならない。

9. 階段

9.1   階段の両側には,手すりを設けなければならない。
9.2 地面又は作業床から2 m以上の高さにある階段では,開放側に防護さくを設けなければならない。
9.3 階段の踏込みは,階段の蹴上げ高さと同等以上でなければならない。連続する蹴上げと踏面とは,
一様な寸法とする。
9.4 階段は,7. に規定された事項を満足しなければならない。
9.5 階段の高さが10 mを超えるものにあっては,7.5 m以内ごとに踊り場を設けなければならない。

――――― [JIS B 8826-2 pdf 6] ―――――

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単位 mm
さん(桟)付きはしご
踏面付きはしご 階段
図 1 踏面,はしご及び階段

――――― [JIS B 8826-2 pdf 7] ―――――

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表 1 踏面,はしご及び階段の寸法
記号 名称 寸法(mm)
最小値 最大値
A 地面又は作業床から最初の踏面までの高さ ― 600
B 蹴上げ高さ 1)さん(桟)付きはしご 230 400
2)踏面(踏面付きはしご,階段等) 180 250
C 踏面の幅 はしご
1)片足用 160 ―
2)両足用 300 ―
階段 400 ―
D さん(桟)の直径又は幅 19 40
E 足の甲のためのすき間 150 ―
F1 踏込み深さ 240 (1) 400
踏面(踏面付きはしご,階段など)
F2 つま先のためのすき間[さん(桟)の背後の何もない所の間隔] 150 ―
G 踏面の寸法 130 270
H 一番上のさんから踏面までの距離 − 150
I 歩道へ通じる踏面の上部方向のすき間 2 000 ―
J 踏面の配置(2B+G) (2) 630
R はしごから踏面までの距離 ― 300
注(1) 9.3参照。つま先のための自由な空間があれば130 mmに減少できる。
(2) に関する公式は,必ず満足するものとする。

10. 手すり及び手がかり

10.1 手すり及び手がかりの寸法は,図2及び表2による。
10.2 手すり及び手がかりは,通路に沿って適切に配置されて,移動する人が連続してつかめ,また,使
用者が体のバランスを保ちやすいものでなければならない。
10.3 手すり及び手がかりの望ましい断面形状は,円形とする。正方形又は長方形の断面の場合には,角
を丸めなければならない。
10.4 手すり及び手がかりの握り部が支持部より外に出ている場合は,握り部の端の形状を変化させて手
が滑り落ちないようにしなければならない。
10.5 はしごを使用する場合は,手がかりよりも手すりの方が望ましい。手がかりを設ける場合には,間
隔ははしごの踏面の間隔と一致させなければならない。

――――― [JIS B 8826-2 pdf 8] ―――――

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備考 延長手すりは,はしごの一部として付いていても,
別になっていてもよい。
図2 手すり及び手がかりの寸法

――――― [JIS B 8826-2 pdf 9] ―――――

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表 2 手すり及び手がかりの寸法
記号 名称 寸法(mm)
最小値 最大値
A 幅−直径又は板の幅 1)はしご,踏面又は歩道 16 (3) 38 (3)
2)階段及び傾斜路の手すり 16 80
B 手がかりの支持脚への曲げから曲げまでの距離 150 ―
C 据え付け面までの手のためのすき間 75 ―
D 人が立つ面からの距離 ― 1 600
E 作業床,階段及び傾斜路から手すりの高さ(垂直方向) 900 1 100
垂直はしごの手すり高さ(作業床などからの垂直方向の距離) 750 1 100
F 踏面の端から手すり及び手がかりまでのオフセット距離 75 200
G 平行な手すり間の距離 1)はしご ― 600 (4)
2)階段,傾斜路 460 ―
H 歩道,通路,踏面及び階段の床面から手すり及び手がかりまでの距離 820 1 084
注(3) 垂直の場合は,最小値19 mm及び最大値40 mmとする。
(4) 腰部のためのすき間を考慮した場合が600 mmとなる。

11. 作業床,作業通路,歩道,防護さく(柵)及びつま先板

11.1 作業床,作業通路,歩道,防護さく及びつま先板の寸法は,図3及び表3による。防護さくの一番
上のレールと作業床との真中には,中さん(桟)を設けなければならない。
11.2 地面又は作業床から2 m以上の高さにある作業床の開放側には,防護さくを設けなければならない。
輸送時の高さ制限などが優先されるクレーンの天井などは,この限りではない。
歩道,作業床 作業通路
図 3 作業床,作業通路,歩道及び防護さく

――――― [JIS B 8826-2 pdf 10] ―――――

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JIS B 8826-2:2005の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 11660-2:1994(MOD)

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