JIS B 8826-1:2015 クレーン―通路及び保護装置―第1部:一般

JIS B 8826-1:2015 規格概要

この規格 B8826-1は、JIS B 0146-1に規定するクレーンの通常運転,保守,検査,組立,解体及び緊急事態時における運転室並びにクレーン上の場所へ移動するための通路について規定。更にクレーン上又はクレーン付近の人々を可動部分,落下物若しくは通電・充電部分から保護する保護装置の一般的要求事項について規定。

JISB8826-1 規格全文情報

規格番号
JIS B8826-1 
規格名称
クレーン―通路及び保護装置―第1部 : 一般
規格名称英語訳
Cranes -- Access, guards and restraints -- Part 1:General
制定年月日
2004年4月25日
最新改正日
2019年10月25日
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対応国際規格

ISO

ISO 11660-1:2008(MOD)
国際規格分類

ICS

53.020.20
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
物流 2019
改訂:履歴
2004-04-25 制定日, 2009-10-01 確認日, 2015-03-25 改正日, 2019-10-25 確認
ページ
JIS B 8826-1:2015 PDF [25]
                                                                                 B 8826-1 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語,定義及び記号・・・・[1]
  •  3.1 用語及び定義・・・・[1]
  •  3.2 記号・・・・[3]
  •  4 通路・・・・[3]
  •  4.1 通路の分類・・・・[3]
  •  4.2 通路の選択・・・・[4]
  •  5 一般要求事項・・・・[5]
  •  6 階段及び踏面付きはしご・・・・[6]
  •  7 桟付きはしご及び足がかり・・・・[7]
  •  7.1 桟付きはしご・・・・[7]
  •  7.2 足がかり・・・・[10]
  •  8 背もたれ・・・・[11]
  •  9 歩道,傾斜歩道,作業床及びマンホール・・・・[13]
  •  10 手がかり,手すり,中桟及び側面保護設備・・・・[15]
  •  11 歩道及び傾斜歩道のための最小断面・・・・[16]
  •  12 ハッチ・・・・[17]
  •  13 保護装置及び制限装置・・・・[17]
  •  13.1 可動部分からの保護装置・・・・[17]
  •  13.2 落下防止装置・・・・[17]
  •  14 感電防止装置・・・・[18]
  •  附属書A(参考)滑りにくい表面の例・・・・[19]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[20]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8826-1 pdf 1] ―――――

B 8826-1 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
クレーン協会(JCA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正し
た日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 8826-1:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 8826の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8826-1 第1部 : 一般
JIS B 8826-2 第2部 : 移動式クレーン
JIS B 8826-3 第3部 : タワークレーン
JIS B 8826-4 第4部 : ジブクレーン
JIS B 8826-5 第5部 : 天井クレーン及び橋形クレーン

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8826-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8826-1 : 2015

クレーン−通路及び保護装置−第1部 : 一般

Cranes-Access, guards and restraints-Part 1: General

序文

  この規格は,2008年に第2版として発行されたISO 11660-1を基とし,我が国の実情に合わせるため,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 0146-1に規定するクレーンの通常運転,保守,検査,組立,解体及び緊急事態時に
おける運転室並びにクレーン上の場所へ移動するための通路について規定する。更にクレーン上又はクレ
ーン付近の人々を可動部分,落下物若しくは通電・充電部分から保護する保護装置の一般的要求事項につ
いて規定する。
クレーンの各形式に特有な要求事項は,JIS B 8826-2,JIS B 8826-3,JIS B 8826-4及びJIS B 8826-5に
よる。これらの特有の要求事項は,場合によっては,この規格の一般的要求事項に適合しない場合もある。
また,この規格と同等以上の保護機能をもつ場合には,この規格と異なる寸法でもよい。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 11660-1:2008,Cranes−Access, guards and restraints−Part 1: General(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0146-1 クレーン用語−第1部 : 一般
JIS B 8826-2 クレーン−通路及び保護装置−第2部 : 移動式クレーン
JIS B 8826-3 クレーン−通路及び保護装置−第3部 : タワークレーン
JIS B 8826-4 クレーン−通路及び保護装置−第4部 : ジブクレーン
JIS B 8826-5 クレーン−通路及び保護装置−第5部 : 天井クレーン及び橋形クレーン

3 用語,定義及び記号

3.1 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0146-1によるほか,次による。

――――― [JIS B 8826-1 pdf 3] ―――――

2
B 8826-1 : 2015
3.1.1
桟付きはしご(rung ladder)
勾配75度を超え,片足又は両足を乗せて昇降可能な桟をもつはしご。
3.1.2
踏面付きはしご(stepped ladder)
手すり付きで,勾配60度を超え,両足を乗せて昇降可能な踏面をもつはしご。
3.1.3
階段(stair)
踏面をもつ勾配60度を超えない場合に使用される通路。
3.1.4
傾斜路(ramp)
踏面をもたない勾配20度以下の傾斜した床面をもつ通路。
3.1.5
歩道(walkway)
クレーン上で歩行又は移動するための水平(5度以下)な床面をもつ通路。
3.1.6
踏棚(rest platform, landing)
一連のはしご又は階段と次の一連のはしご又は階段との間に設けられた水平な床面。
3.1.7
作業床(platform)
運転・保守・検査又は修理作業に携わる人のための水平な床面。
3.1.8
手すり(handrail)
二つの場所の間で手を離すことなく,持つ位置を移動することができるもの。
3.1.9
手がかり(handhold)
片手でつかんで身体を支えることができるもの。
3.1.10
つま先板(toeboard)
物が落下しないように,歩道・作業床及び踏棚の周辺に設置した垂直板。
3.1.11
足がかり(foothold)
片足又は両足で身体を支えることができるもの。
3.1.12
マンホール(manhole)
人が通行できる開口部で,カバーを取り付けることができるもの。
3.1.13
ハッチ(hatch)
人の通行ができる開口部で,丁番付きの扉を取り付けることができるもの。

――――― [JIS B 8826-1 pdf 4] ―――――

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B 8826-1 : 2015
3.1.14
保護具(personal protective equipment)
安全上の危険防止を目的に,個々の人が身に装着するか又は手に持つように設計された装具又は器具。
例えば,安全帯。
3.1.15
踏面(step)
はしご又は階段の一部で,両足で昇降可能な水平面をもつもの。

3.2 記号

  この規格で用いる主な記号及び意味は,次による。
a 階段の踏面間隔 図3参照
b はしごの桟の滑り止め高さ 図5参照
c 手がかりの手を入れる長さ 図4参照
d はしごと構造物壁面との間隔 図6参照
e はしごと背面障害物との間隔 図6参照
f はしごの中心線と側面障害物との間隔 図6参照
g はしごの側木又は手すりが不連続な場合の隙間 図5及び図12参照
h 階段の蹴上げ 図3参照
i はしごの桟取付けピッチ 図5参照
k はしごの桟の直径又は幅 図5参照
m 階段の踏板又ははしご側木内幅 図3及び図5参照
n 手すり又は手がかりの直径又は幅 図4参照
p 階段の踏込み,踏板の奥行 図3参照
q 手がかりと手を入れる壁との隙間 図4参照
r 手すり又は手がかりの最下部とはしご又は階段の下に位置している作業床・踏棚との垂直高さ 図
4参照
s 手すり又は手がかりの最上部とはしご又は階段の上に位置している作業床・踏棚との垂直高さ 図
4参照
t はしごに沿って設置されている手すり又は手がかりの縁とはしごの側木の縁との隙間 図4参照
u 身体が通過可能な平行に設置されている手すり又は手がかりの間隔 図4及び図7参照
v 手すり又は手がかりの高さ 図12参照
v1 中桟のつま先板の上部からの高さ 図12参照
v2 手すりの中桟からの高さ 図12参照
w つま先板上部の床上からの高さ 図12参照
y 床とつま先板下部縁との隙間 図12参照
z はしごの桟と手がかり又は手すりとの距離 図7参照

4 通路

4.1 通路の分類

  通路の分類は,表1による。

――――― [JIS B 8826-1 pdf 5] ―――――

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