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JIS B 8831:2004 規格概要
この規格 B8831は、JIS B 0146-1に規定するクレーン(移動式クレーンを含む)の鋼構造部分の設計に適用。
JISB8831 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8831
- 規格名称
- クレーン-荷重及び荷重の組合せに関する設計原則
- 規格名称英語訳
- Cranes -- Design principles for loads and load combinations
- 制定年月日
- 2004年2月25日
- 最新改正日
- 2019年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 8686-1:1989(MOD), ISO 8686-3:1998(MOD), ISO 8686-5:1992(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 53.020.20
- 主務大臣
- 経済産業,厚生労働
- JISハンドブック
- 物流 2019
- 改訂:履歴
- 2004-02-25 制定日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-25 確認日, 2019-10-25 確認
- ページ
- JIS B 8831:2004 PDF [12]
B 8831 : 2004
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本クレーン協会(JCA)/財団法人
日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 8686-1:1989,Cranes - Design
principles for loads and load combinations Part 1 : General,ISO 8686-3:1998,Cranes - Design principles for loads
and load combinations Part 3 : Tower cranes及びISO 8686-5:1992,Cranes - Design principles for loads and load
combinations Part 5 : Overhead travelling and portal bridge cranesを基礎として用いた。
JIS B 8831には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8831 pdf 1] ―――――
B 8831 : 2004
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 荷重の種類・・・・[2]
- 5. 荷重の組合せ・・・・[4]
- 附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[8]
――――― [JIS B 8831 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8831 : 2004
クレーン−荷重及び荷重の組合せに関する設計原則
Cranes-Design Principles for Loads and Load Combinations
序文
この規格は,1989年に第1版として発行されたISO 8686-1:1989,Cranes - Design principles for loads
and load combinations Part 1 : General,1998年に第1版として発行されたISO 8686-3:1998,Cranes - Design
principles for loads and load combinations Part 3 : Tower cranes及び1992年に第1版として発行されたISO
8686-5:1992,Cranes - Design principles for loads and load combinations Part 5 : Overhead travelling and portal
bridge cranesを翻訳し,技術的内容を変更し,一部労働安全衛生法に基づくクレーン構造規格及び移動式
クレーン構造規格(以下,「構造規格」という。)による規定を付け加えて作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格は,JIS B 8821:1994の改定に伴い,荷重及び荷重の組合せに関する項目を単独規格とし
たものである。また,側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。
1. 適用範囲
この規格は,JIS B 0146-1に規定するクレーン(移動式クレーンを含む)の鋼構造部分の
設計に適用する。ただし,正当な理論又は実験によって証明できれば,この規格に規定する数式及び数値
によらなくてもよい。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 8686-1:1989,Cranes - Design principles for loads and load combinations Part 1 : General (MOD)
ISO 8686-3:1998,Cranes - Design principles for loads and load combinations Part 3 : Tower cranes
(MOD)
ISO 8686-5:1992,Cranes - Design principles for loads and load combinations Part 5 : Overhead
travelling and portal bridge cranes (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0146-1 クレーン用語―第1部 : 一般
JIS B 0146-2 クレーン用語―第2部 : 移動式クレーン
JIS B 8830 クレーン―風荷重の評価
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0146-1及びJIS B 0146-2による。
――――― [JIS B 8831 pdf 3] ―――――
2
B 8831 : 2004
4. 荷重の種類
4.1 記号 この項で使用する記号は,次による。
a : 有効ホイルベース (m)
Fc : 遠心力(N)
Fi : 慣性力(N)
g : 重力加速度(m/s2)
L : スパン(m)
Q : 定格荷重及び水平に運動する部分の質量(kg)
Rs : 旋回半径 (m)
Rw : 車輪荷重(N)
Fs : 車輪側方力(N)
Vc : 周 速 度(m/s)
Vm : 各動作速度(m/s)
Wh : つり上げ荷重(kg)
Wv : つり上げ荷重及び運動する部分の質量(kg)
β : 慣性力を求める係数
δ : 水平動荷重を求める係数
λ : 車輪側方力係数
4.2 定常荷重 クレーンが,通常の作業を行なっているとき発生する荷重で,つり荷及び機体の質量,
加減速によって生じる水平力及びレール上を走行するクレーンの斜行によって生じる車輪側方力をいう。
4.2.1 垂直動荷重 定格荷重にフックブロック,グラブバケット,つりビーム,リフチングマグネットな
どの質量及び巻上げ用ワイヤロープの質量(揚程が50m以上の場合に限る。)を加えたつり上げ荷重が,
垂直にクレーンに作用することによって生じる力をいう。
4.2.2 垂直静荷重 機体を構成する部分のうち,垂直動荷重に含まれない部分の質量によって生じる力を
いう。移動するトロリの質量,ホッパー内及びクレーン上にあるばらものの質量も垂直静荷重とみなす。
4.2.3 水平動荷重 各種動作によって生じる慣性力又は遠心力,車輪側方力などによって生じる力などで,
次のものを考慮する。
1) クレーン(移動式クレーンを除く)
a) 慣性力 横行,走行,引込及び旋回運動などの加減速に伴って生じる力で,次式による。
ただし,横行,走行で車輪駆動の場合は,動輪荷重の15%を最大とする。また旋回運動の場合は,
荷重はジブ先端にあるものとする。
Fi Wv g (4.1)
ここに, Fi : 慣性力(N)
Wv : つり上げ荷重及び運動する部分の質量(kg)
g : 重力加速度(m/s2)
Vm : 各動作速度(m/s)
β : 慣性力を求める係数(図4.1参照)
.0062Vm 横行及び走行
.0077Vm 引込
.0046Vm 旋回
――――― [JIS B 8831 pdf 4] ―――――
3
B 8831 : 2004
引 込
0.15
横・走行
旋 回
0.10
β
0.05
0.00
0 1.0 2.0 3.0 4.0m/s
図 4.1 慣性力を求める係数
b) 遠心力 旋回運動に伴って旋回方向に外方へ働く力で,次式による。
2
Wh Vc
Fc (4.2)
Rs
ここに, Fc : 遠心力(N)
Wh : つり上げ荷重(kg)
Rs : 旋回半径 (m)
Vc : 周速度(m/s)
c) 車輪側方力 車輪の進行方向と直角方向に,スパンと有効ホイルベースとの比により生じる水平力
で,次式による。
Fs Rw (4.3)
ここに, FS : 車輪側方力(N)
Rw : 車輪荷重(N)
L : ス パ ン(m)
a : 有効ホイルベース(m)
λ : 車輪側方力係数=(1+L/a) / 60 (図4.2参照)
ただし,L/a<2の場合は,λ=0.05
L/a>8の場合は,λ=0.15 とする。
有効ホイルベースのとり方は図4.3による。ただし,水平のガイドローラーを設ける場合は,外側の二
つのガイドローラーの中心距離をホイルベースとする。
0.20
0.15
0.10
λ
0.05
0.00
0 2 4 6 8
L/a
図 4.2 車輪側方力係数 図 4.3 有効ホイルベースの取り方
――――― [JIS B 8831 pdf 5] ―――――
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JIS B 8831:2004の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8686-1:1989(MOD)
- ISO 8686-3:1998(MOD)
- ISO 8686-5:1992(MOD)
JIS B 8831:2004の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 8831:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0146-1:2017
- クレーン―用語―第1部:一般
- JISB0146-2:2017
- クレーン―用語―第2部:移動式クレーン
- JISB8821:2013
- クレーン鋼構造部分の計算基準
- JISB8830:2001
- クレーン―風荷重の評価