18
B 8923 : 2015
附属書JB
(参考)
取付ボルト取付方法
JB.1 取付方法
キャスタは取付ボルト(JIS B 1180),ばね座金(JIS B 1251),平座金(JIS B 1256)を使用して取り付
けた状態で旋回時に干渉しない構造とするのがよい(図JB.1参照)。
図JB.1−取付ボルト例
参考文献
JIS B 1180 六角ボルト
JIS B 1251 ばね座金
JIS B 1256 平座金
――――― [JIS B 8923 pdf 21] ―――――
19
B 8923 : 2015
附属書JC
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS B 8923:2015 産業用キャスタ ISO 22878:2004,Castors and wheels−Test methods and apparatus
ISO 22883:2004,Castors and wheels−Requirements for applications up to 1,1 m/s (4 km/h)
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと(V) JISと国際規格との技術的差異
国際規格 の評価及びその内容 の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
1 適用範 キャスタについて ISO 1 車輪及びキャスタ 変更 ISO規格は,性能と試験方法とが別JISでは,車輪については他の規格
囲 規定。 22878 について規定。 で規定している。
規格となっているが適合性評価に資
ISO するため一つの規格とし,JISでは
22883 キャスタについてだけ規定した。
2 引用規
格
3 用語及 3.1 旋回キャスタ ISO 3 用語及び定義は 追加 ISO規格にはない用語を追加した。利用者の利便性のためであり,また
び定義 3.2 ストッパ付き旋22883 ISO 22877による。 実質的な差異はない。
回キャスタ
3.3 固定キャスタ
3.4 ストッパ付き固
定キャスタ
3.5 転がり軸受
3.6 滑り軸受
3.7 最大荷重
4 種類 キャスタの種類 ISO 4 6種類のトッププレ 変更 JISでは,キャスタの形状による種ISO規格の形状,寸法などは我が国
22883 ートについて規定。 類,タイヤ部の材料による種類の2では使用されていないため。
トッププレートの 種類とした。
寸法・取付穴ピッ
B8
チ,取付ボルト穴径
92
など主要寸法によ
3 : 2
って分類。
015
2
――――― [JIS B 8923 pdf 22] ―――――
20
B 8923 : 2015
B8
2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと(V) JISと国際規格との技術的差異
9
国際規格 の評価及びその内容 の理由及び今後の対策
23
番号
: 2
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 の評価
15
5 性能 5.1.1 初期車輪遊びISO 5.3 初期車輪遊び 一致
22883
5.1.2 車輪摩耗遊びISO 5.13 最終車輪遊び 一致
22883
5.2.1 初期旋回遊びISO 5.4 初期旋回遊び 変更 ISO規格では4 mmとなっている, ISO規格で規定された初期旋回遊
22883 JISでは3 mm以下とした。 びの数値は我が国で規定されてい
る数値と合わないので変更した。
5.2.2 旋回摩耗遊びISO 5.14 最終旋回遊び 変更 ISO規格では4 mmとなっている, ISO規格で規定された初期旋回遊
22883 JISでは3 mm以下とした。 びの数値は我が国で規定されてい
る数値と合わないので変更した。
5.3 電気抵抗性能 ISO 5.5 電気抵抗試験 変更 ISO規格では,導電キャスタ又は車ISO規格で規定された帯電防止性
22883 輪はR≦105 Ω,帯電防止キャスタ又
の電気抵抗値は我が国で規定され
は車輪は105 Ωている数値と合わないので静電防
いる。JISでは,導電性と帯電性の止性を追記した。ISO規格の改正の
数値をISOと一致させ,静電防止性際,提案等を検討。
キャスタ及び車輪1.0×107 Ω1.0×109 Ωを追記した。
5.4.1 ストッパ制動ISO 5.7 車輪ストッパ/固 追加 ISO規格では,車輪ストッパの性能我が国の実状による。
性能 22883 定装置の性能試験 だけ規定。JISではON・OFF時の操
作力を規定。車輪ストッパの性能に
ついても車輪径で分類。
5.8 旋回ストッパ/固 変更 ISO規格では,車輪硬度別に2種類
定装置の性能試験 に分類。JISでは車輪径別に3種類
に分類。
5.4.2 ストッパ疲労ISO 5.6 ストッパと固定装 変更 ISO規格は,規定された条件で疲労適合性評価に資するため判定基準
性能(繰返し試験)22883 置の疲労試験 を具体的に規定した。
試験を行い試験品の性能に悪影響を
与える摩耗と永久ひずみがない。JIS
では試験を行い亀裂又は離がなく
永久変形は2 %以下と規定。
――――― [JIS B 8923 pdf 23] ―――――
21
B 8923 : 2015
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと(V) JISと国際規格との技術的差異
国際規格 の評価及びその内容 の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
5 性能 5.5 走行性能 ISO 5.10 動的試験 変更 ISO規格は,規定された条件で乗越適合性評価に資するため判定基準
(続き) 22883 を具体的に規定した。
え試験を行い試験品の性能に悪影響
を与える摩耗と永久ひずみがない。
JISでは車輪本体の状態,金具旋回
部及び車輪軸受部の状態を細かく規
定。
5.6 耐荷重性能 − − 追加 ISO規格にはない耐荷重性能を追 適合性評価に資するため追加した。
加。
5.7 回転性能 − − 追加 ISO規格にはない回転性能を追加。適合性評価に資するため追加した。
5.8 旋回性能 − − 追加 ISO規格にはない旋回性能を追加。適合性評価に資するため追加した。
6 構造 構造について規定 − − 追加 ISO規格にはない構造を追加。 我が国の実状による。
7 寸法 キャスタの各寸法 ISO 4.2.2.2 変更
取付穴ピッチ,取付 寸法が異なる。ISO規格はトッププISO規格の形状,寸法などは我が国
について規定 22883 穴径 レート外形6クラスに分類。JISは では使用されていないため。
車輪径11クラスに分類
キャスタの各寸法 ISO 4.3 旋回キャスタの偏 変更 寸法が異なる。ISO規格は車輪径12我が国の実状による。
について規定 22883 心について規定 クラスに分類。JISは車輪径別に規
定。
8 外観 外観について規定。 − − 追加 ISO規格にはない外観の規定を追 我が国の実状による。
加。
9 試験方 9.1 試験環境 ISO 5.2 JISとほぼ同じ。 変更 ISO規格では,温度は15 ℃28 ℃ 我が国の実状によるものであり,
法 22883 で,湿度は40 %70 %内で試験前 WTO/TBT協定の例外事項。
24時間保管されることとしている。
JISではJIS Z 8703による。
9.2 外観 − − 追加 ISO規格にはない外観の規定を追 我が国の実状による。
加。
9.3 構造 − − 追加 ISO規格にはない構造の規定を追 我が国の実状による。
加。
B8
9.4 寸法 − − 追加 ISO規格にはない寸法の規定を追 我が国の実状による。
923
加。
: 2015
2
――――― [JIS B 8923 pdf 24] ―――――
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B 8923 : 2015
B8
2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと(V) JISと国際規格との技術的差異
9
国際規格 の評価及びその内容 の理由及び今後の対策
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番号
: 2
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 の評価
15
9 試験方 9.5 車輪遊び試験 ISO 4.2 車輪遊び試験 一致
法 22878
(続き) 9.6 旋回遊び試験 ISO 4.3 旋回遊び試験 一致
22878
9.7 電気抵抗試験 ISO 4.4 JISとほぼ同じ。 変更 ISO規格では電圧が500 Vのもので,
適合性評価のため性能項目等と整
22878 合性を図るため変更・追加を行っ
できれば絶縁試験機を用いて測定す
る。JISでは電気抵抗値によって回た。必要に応じISO規格の改正の
際,提案等を検討する。
路計と絶縁抵抗計とを使い分ける。
9.8.1 ストッパ制動ISO 4.6 ストッパ又は固定 追加 ISO規格では,キャスタストッパ又我が国の実状による。
性能試験 22878 機構の性能確認 は固定装置を固定し車輪の進行方向
に水平方向けん引力を測定する。JIS
ではISO規格の試験方法にストッパ
操作時(ON・OFF)の力の測定を追
加。
ISO 4.7 旋回ストッパと固 変更 ISO規格ではストッパ又は固定装置旋回部と車輪の回転を同時に制動
22878 定機構の性能確認 を固定し車輪の進行方向に90±5°するキャスタを考慮して規定。
の角度で旋回軸に沿って水平方向け
ん引力を測定する。JISではキャス
タを固定し旋回ストッパを制動させ
た状態で,旋回部の回転トルクを測
定する。
9.8.2 ストッパ疲労ISO 4.5 ストッパと固定装 追加 ISO規格では除外したねじ込み方式適合性評価に資するため追加した。
性能試験 22878 置の疲労試験 もJISでは試験を行う。
9.9 走行性能試験 ISO 4.8 JISとほぼ同じ。 変更 ISO規格では長方形の障害物はトラ適合性評価のため性能項目等と整
22878 ック進行方向に対して45±3°で右合性を図るため変更・追加を行っ
た。必要に応じISO規格の改正の
向きと左向きの交互に配置と規定。
JISでは90±3°と規定した。 際,提案等を検討する。
9.10 耐荷重性能試 − − 追加 ISO規格にはない耐荷重性能試験の
験 規定を追加。
9.11 回転性能試験 − − 追加 ISO規格にはない回転性能試験の規
定を追加。
――――― [JIS B 8923 pdf 25] ―――――
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JIS B 8923:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 22878:2004(MOD)
- ISO 22883:2004(MOD)
JIS B 8923:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.140 : 家具