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B 8926 : 2015
図5−手動巻上形ハンドリフタ測定図
9.7.2 電動上昇性能試験
フォークの基準荷重中心に最大積載質量を積載し,検査台3)上で,フォークを最下降点から最大揚高ま
で上昇させたときの上昇時間を測定する。
9.8 自然降下性能試験
フォークの基準荷重中心に最大積載質量を負荷して,検査台3)上でフォークを最大揚高まで上昇させ,
10分間放置したときの自然降下量を測定する。試験は,周辺温度15 ℃28 ℃で実施する。
10 検査
リフタの検査は,箇条6,箇条7及び箇条8に適合したものを合格とする。リフタの検査は,形式検査
6)と受渡検査7)とに区分し,検査の項目はそれぞれ次のとおりとする。
なお,受渡検査の抜取検査方式は,受渡当事者間の協定による。
注6) 製品の品質が設計で示した全ての特性を満足するかどうか判定するための検査。
7) 既に形式検査に合格したものと同じ設計及び製造による製品の受渡しのときに,必要と認めら
れる品質特性に適合するかどうかを判定するための検査。
a) 形式検査6)項目
1) 外観
2) 運行性能
3) 始動性能
4) 耐荷重性能
5) 駐車ブレーキ性能
6) 安定性能
7) 上昇性能
8) 自然降下性能
9) 構造
b) 受渡検査7)項目
1) 外観
――――― [JIS B 8926 pdf 11] ―――――
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11 製品の呼び方
製品の呼び方は,規格番号又は規格名称,リフタの種類の記号,最大積載質量及び最大揚高による。
例 JIS B 8926 LMH 500−1500
最大揚高 1 500 mm
最大積載質量 500 kg
リフタの種類の記号 手動油圧式
規格番号(又は規格名称 : ハンドリフタ)
12 使用上の情報
12.1 車両本体への表示
この規格の全ての要求事項に適合したリフタには,次の事項を表示する。
a) 最大積載質量
b) 製造業者名又はその略号
c) 型式,製造年月又は製造番号
d) 使用者に安全を喚起する表示
12.2 取扱説明書の交付
リフタを譲渡する者は,リフタの取扱方法及び使用上の注意事項を記載した取扱説明書を譲渡先へ交付
しなければならない。
12.3 禁止事項及び注意事項の表示
禁止事項及び注意事項の表示は,リフタ本体に表示する。ただし,本体に記載できない場合には,取扱
説明書に記載してもよい。リフタ本体への表示及び取扱説明書への取扱い上の禁止事項及び注意事項の例
を,次に示す。
a) 取扱説明書を読み,読んだ後,保管する。
b) 人は,乗らない,乗せない。
c) 荷物積載時の注意及び警告。
1) 積載する荷物の質量及び大きさの限度。
2) 積載質量を遵守する旨の警告。
3) フォークの下に入らない警告。
4) 荷の重心位置が高くなると安定性を損なう旨の警告。
5) 荷の高さによって前方が見えなくなることへの警告。
6) 荷崩れしないよう積載することの警告。
7) 移動時,フォーク及び荷物を低い位置へ降ろして移動する旨の注意。
d) 始業前の点検を行う。
e) 運行速度の制限。
f) 傾斜地での使用に対する警告。
g) 電動昇降車は,バッテリ取扱い時の注意。
h) 電動昇降車は,充電時の注意。
i) その他必要な情報。
――――― [JIS B 8926 pdf 12] ―――――
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B 8926 : 2015
12.4 装置,点検整備,充電及び取扱い
装置,点検整備,充電及び取扱いに関する要求事項を示す情報は,取扱説明書に記載しなければならな
い。
12.5 電気回路図
電気回路図は,取扱説明書に記載しなければならない。
JIS B 8926:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 8926:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB8922:2015
- 産業用車輪
- JISB8923:2015
- 産業用キャスタ
- JISD6028:2019
- 産業車両―電気に関する要求事項
- JISD6201:2017
- 自走式産業車両―用語