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JIS B 9514:2002 規格概要
この規格 B9514は、タイムレコーダの性能試験方法について規定。タイムレコーダとは,タイムカードの挿入,キー入力などの操作に対応し,時刻データを伴う印字,データ保持,データ伝送などを行う機器をいう。
JISB9514 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B9514
- 規格名称
- タイムレコーダ性能試験方法
- 規格名称英語訳
- Test methods for time recorders
- 制定年月日
- 1970年4月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 35.260
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1970-04-01 制定日, 1976-02-01 確認日, 1977-02-01 改正日, 1982-06-01 確認日, 1988-02-01 確認日, 1990-03-01 改正日, 1995-06-01 確認日, 2000-02-20 確認日, 2002-09-20 改正日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS B 9514:2002 PDF [9]
B 9514 : 2002
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人ビジネス
機械・情報システム産業協会(JBMIA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS B 9514 : 1990は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 9514 pdf 1] ―――――
B 9514 : 2002
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 試験条件・・・・[1]
- 3. 試験項目・・・・[1]
- 3.1 性能試験項目・・・・[1]
- 3.2 安全試験項目・・・・[1]
- 3.3 環境試験項目・・・・[1]
- 4. 試験方法・・・・[2]
- 4.1 性能試験・・・・[2]
- 4.2 安全試験・・・・[3]
- 4.3 環境試験・・・・[4]
- 5. 性能試験成績表の様式・・・・[5]
- 付表1 タイムレコーダ性能試験方法・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 9514 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 9514 : 2002
タイムレコーダ性能試験方法
Test methods for time recorders
1. 適用範囲
この規格は,タイムレコーダの性能試験方法について規定する。
タイムレコーダとは,タイムカードの挿入,キー入力などの操作に対応し,時刻データを伴う印字,デ
ータ保持,データ伝送などを行う機器をいう。
2. 試験条件
タイムレコーダの試験は,通常次に示す使用状態で行う。
a) 電源 電源は,定格周波数及び定格電圧とする。
b) 試験環境 温度は,(20±5)℃,湿度は(60±10)%RHとする。
c) 使用方法 タイムレコーダの操作は,カタログ,仕様書又は取扱説明書による。
d) 消耗品 消耗品は,カタログ,仕様書又は取扱説明書で指定されているものを使用する。
e) 基準カード 試験に用いるカードは,カタログ,仕様書又は取扱説明書で指定されたカード又は同等
のカードとする。
3. 試験項目
3.1 性能試験項目
タイムレコーダの性能試験は,次の項目について行う。
a) 始動試験
b) 作動試験
c) 連続運転試験
d) 時計精度試験
e) 時刻印字試験
f) プログラム機能試験
g) メモリ保持試験
h) 停電補償試験
3.2 安全試験項目
タイムレコーダの安全試験は,次の項目について行う。
a) 電圧変動試験
b) 消費電力試験
c) 漏えい電流試験
d) 絶縁抵抗試験
e) 絶縁耐力試験
f) 平常温度上昇試験
g) 雑音の強さ
3.3 環境試験項目
タイムレコーダの環境試験は,次の項目について行う。
――――― [JIS B 9514 pdf 3] ―――――
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B 9514 : 2002
a) 高温時の作動
b) 低温時の作動
c) 高温保管
d) 低温保管
e) 耐湿性
4. 試験方法
4.1 性能試験
タイムレコーダの性能試験は,次による。
a) 始動試験 使用状態に設定されたタイムレコーダを,運転操作手順に従い始動させたとき正常に作動
することを確認する。
b) 作動試験 通常の使用状態で,各部の機能が正常に作動することを確認する。
c) 連続運転試験 通常の使用状態で,24時間以上の連続運転を行い,各部の機能が正常に作動すること
を確認する。
d) 時計精度試験 通常の使用状態で,24時間以上の連続運転を行い,標準時間に対する誤差を月差とし
て測定し,進み(+)及び遅れ(−)の秒数が仕様の範囲内であることを確認する。
e) 時刻印字試験 時計の表示時刻と印字時刻との一致,印字の鮮明度,所定カード欄内への印字状態を
次によって確認する。
1) カードを差し込み,連続印字を行い,“時”及び“分”が歩進したとき,印字と時計との表示が一致
することを確認する。
2) 全印字の状態について,濃度,色,にじみ,汚点などが仕様の範囲内であることを確認する。
3) 基準カードの,各欄内に正確に印字することを確認する。
f) プログラム機能試験 プログラム機能試験は,次による。
1) 締日 締日,日替時刻などを設定し,印字時刻に応じた印字位置となることを確認する。
2) 日替 日替時刻,締日などを設定し,印字時刻に応じた印字位置となることを確認する。
3) 始業 始業時刻,日替時刻,締日などを設定し,印字時刻に応じた印字内容及び印字位置となるこ
とを確認する。
4) 終業 終業時刻,日替時刻,締日などを設定し,印字時刻に応じた印字内容及び印字位置となるこ
とを調べる。
5) 時報 曜日,種類,時刻及び吹鳴時間を設定し,設定された時刻の1分前から時計の自動運転を行
い,設定された時刻に吹鳴することを確認する。
6) メロディー 曜日,種類,時刻及び吹鳴時間を設定し,設定された時刻の1分前から時計の自動運
転を行い,設定された時刻に吹鳴することを確認する。
7) リボン 印字色及び切換え時刻を設定し,設定された時刻の1分前から時計の自動運転を行い,設
定時刻における印字色の切換えが正常に行われることを確認する。
8) 印字欄切換え 印字欄及び切換え時刻を設定し,設定された時刻の1分前から時計の自動運転を行
い,設定時刻において,印字欄の切換えが正常に行われることを確認する。
9) 残業積算 印字時刻における積算の時間数が正常に行われることを確認する。
10) 登録 登録したIDコードに対し,正常に識別することを確認する。
11) 勤務区分 交代勤務の区分が正常に行われることを確認する。
12) 時計設定 任意の時刻に設定されることを確認する。
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B 9514 : 2002
g) メモリ保持試験 電源を切り,カタログ,取扱説明書などに記載されたメモリ保持時間を保証できる
ことを確認する。
h) 停電補償試験 電源を切り,カタログ,取扱説明書などに記載された規定作動回数を経過後,又は停
電補償時間を経過させた後に正常に作動することを確認する。
4.2 安全試験
タイムレコーダの安全試験は,次による。
a) 電源電圧変動試験 平常温度試験の状態において,定格周波数に等しい周波数の定格電圧に等しい電
圧を加えて連続運転し,電圧を定格電圧に対して±10 %変動させた場合,支障なく運転が継続できる
ことを確認する。
b) 消費電力試験 通常使用状態における1サイクルの平均消費電力が,仕様を満たしていることを確認
する。
備考 1サイクルとは,カードなどのメディアを挿入排出後,次のメディアが挿入可能となるまでの間隔。
c) 漏えい電流試験 通常使用状態で運転し,人が触れるおそれがある非充電金属部と大地との間に1
kΩの抵抗を接続して漏えい電流を測定し,1 mA以下であることを確認する。
d) 絶縁抵抗試験 500 V絶縁抵抗計を用い,非充電金属部と電源端子との間の絶縁抵抗を測定し,1 MΩ
以上であることを確認する。
e) 絶縁耐力試験 絶縁抵抗試験の後,充電部と接地のおそれがある非充電金属部との間に1 000 Vの交
流電圧を1分間加えたとき,これに耐えることを調べる。ただし,1 200 Vの交流電圧を1秒間加えて
この試験に代えてもよい。
f) 平常温度上昇試験 通常の使用状態で,定格周波数に等しい周波数の定格電圧に等しい電圧を加えて連
続運転し,各部の温度上昇がほぼ一定となったときに測定した各部の温度は表1の値以下であること。
表 1 温度限度
測定箇所 温度(℃)
1 巻線 A種絶縁のもの 100
E種絶縁のもの 115
B種絶縁のもの 125
F種絶縁のもの 150
H種絶縁のもの 170
2 整流体 セレン製のもの 75
ゲルマニウム製のもの 60
シリコン製のもの 135
3 ヒューズクリップの接触部 90
4 持ち運び用の取っ手(使用中に人が操金属製のもの,陶磁器製のもの及びガラス製のもの 65
作するものを除く。) その他のもの 80
5 使用中に人が操作する取っ手 金属製のもの,陶磁器製のもの及びガラス製のもの 55
その他のもの 70
6 点滅器などのつまみ及び押しボタン 金属製のもの,陶磁器製のもの及びガラス製のもの 60
その他のもの 75
7 人が触れて使用するもの 金属製のもの,陶磁器製のもの及びガラス製のもの 55
外 その他のもの 70
郭 金属製のもの,陶磁器製のもの及びガラス製のもの
人が容易に触れるおそれのあるもの 85
その他のもの 100
人が容易に触れるおそれのないもの 100
8 試験品を置く木台の表面 95
――――― [JIS B 9514 pdf 5] ―――――
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