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JIS B 9706-1:2009 規格概要
この規格 B9706-1は、機械のHMIにおいて,また,危険区域内にいる人に対して,安全関連情報を伝達するための視覚的手段,聴覚的手段及び触覚的手段に対する要求事項について規定。
JISB9706-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B9706-1
- 規格名称
- 機械類の安全性―表示,マーキング及び操作―第1部 : 視覚,聴覚及び触覚シグナルの要求事項
- 規格名称英語訳
- Safety of machinery -- Indication, marking and actuation -- Part 1:Requirements for visual, acoustic and tactile signals
- 制定年月日
- 2001年9月20日
- 最新改正日
- 2019年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 61310-1:2007(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 13.110
- 主務大臣
- 経済産業,厚生労働
- JISハンドブック
- 機械安全 2020
- 改訂:履歴
- 2001-09-20 制定日, 2006-10-20 確認日, 2009-04-25 改正日, 2014-10-25 確認日, 2019-10-25 確認
- ページ
- JIS B 9706-1:2009 PDF [18]
B 9706-1 : 2009 (IEC 61310-1 : 2007)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[2]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 安全関連情報を表すシグナル・・・・[5]
- 4.1 一般事項・・・・[5]
- 4.2 視覚シグナル・・・・[6]
- 4.3 聴覚シグナル・・・・[8]
- 4.4 触覚シグナル・・・・[8]
- 5 シグナルのコード化・・・・[8]
- 5.1 一般事項・・・・[8]
- 5.2 視覚シグナルのコード化・・・・[9]
- 5.3 聴覚シグナルのコード化・・・・[10]
- 5.4 触覚シグナルのコード化・・・・[11]
- 附属書A(参考)アクチュエータの操作に関連する図記号・・・・[13]
- 参考文献・・・・[16]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 9706-1 pdf 1] ―――――
B 9706-1 : 2009 (IEC 61310-1 : 2007)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本機械
工業連合会(JMF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS B
9706-1:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,
このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認に
ついて,責任はもたない。
JIS B 9706の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 9706-1 第1部 : 視覚,聴覚及び触覚シグナルの要求事項
JIS B 9706-2 第2部 : マーキングの要求事項
JIS B 9706-3 第3部 : アクチュエータの配置及び操作に対する要求事項
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――――― [JIS B 9706-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 9706-1 : 2009
(IEC 61310-1 : 2007)
機械類の安全性−表示,マーキング及び操作−第1部 : 視覚,聴覚及び触覚シグナルの要求事項
Safety of machinery−Indication, marking and actuation− Part 1: Requirements for visual, acoustic and tactile signals
序文
この規格は,2007年に第2版として発行されたIEC 61310-1を基に,技術的内容及び対応国際規格の構
成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
HMI(ヒューマン マシン インタフェース)において,警告シグナル及び危険シグナルは,機械を安全
に使用し,監視するために,安全に関連する情報を危険区域内にいる人及びオペレータに伝達する必要が
ある。
オペレータは,HMIを介して機械又はプロセスに働きかけを行う(図1参照)。HMIは,オペレータが機
械に指令を伝えるためのアクチュエータ(操作器),及びオペレータが機械から情報を受け取るための表示
機器によって構成する。一般に,操作及び表示のための情報は,明確な規則によってコード化したシグナ
ルによって表す。オペレータは,コードによってシグナルの意味を理解する。オペレータの作業負荷に適
するように,色,形状,時間などの各種コード形式を用いる。
オペレータ
情報 HMI 操作
表示機器 アクチュエータ
(コード化) (コード化)
機械
図1−HMI(ヒューマン マシン インタフェース)
シグナルのコード化には,次の利点がある。
− 機械から離れた場所で機械を集中制御できる。
− 表示機器の情報伝達量(例えば,表示面単位又は表示時間単位の情報量)を増やすことができる。
− オペレータ又は危険区域内にいる人の精神的負担を軽減できる。
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2
B 9706-1 : 2009 (IEC 61310-1 : 2007)
1 適用範囲
この規格は,機械のHMIにおいて,また,危険区域内にいる人に対して,安全関連情報を伝達するため
の視覚的手段,聴覚的手段及び触覚的手段に対する要求事項について規定する。
この規格は,危険状態,健康に害を及ぼす状態及び何らかの非常事態を示すための,色,安全標識,マ
ーキング及びその他の警告手段について規定する。また,機械類を安全に使用し,監視するために用いる
表示機器及び操作機器における,視覚シグナル,聴覚シグナル及び触覚シグナルのコード化について規定
する。
この規格の,色及び他の手段によるコード化に関する部分は,IEC 60073を基礎にしている。この規格
の適用対象は,電気的側面だけに限定しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61310-1:2007,Safety of machinery−Indication, marking and actuation−Part 1: Requirements for
visual, acoustic and tactile signals (IDT)
なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。
これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追
補を含む。)には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 9703 機械類の安全性−非常停止−設計原則
注記 対応国際規格 : ISO 13850,Safety of machinery−Emergency stop−Principles for design (IDT)
JIS B 9960-1:2008 機械類の安全性−機械の電気装置−第1部 : 一般要求事項
注記 対応国際規格 : IEC 60204-1:2005,Safety of machinery−Electrical equipment of machines−Part 1:
General requirements (MOD)
JIS Z 9101:2005 安全色及び安全標識−産業環境及び案内用安全標識のデザイン通則
注記 対応国際規格 : ISO 3864-1:2002,Graphical symbols−Safety colours and safety signs−Part 1:
Design principles for safety signs in workplaces and public areas (IDT)
ISO 7000:2004,Graphical symbols for use on equipment−Index and synopsis
ISO 7010:2003,Graphical symbols−Safety colours and safety signs−Safety signs used in workplaces and
public areas
ISO 7731:2003,Ergonomics−Danger signals for public and work areas−Auditory danger signals
IEC 60417,Graphical symbols for use on equipment
IEC 60073:2002,Basic and safety principles for man-machine interface, marking and identification−Coding
principles for indicators and actuators
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
アクチュエータ (actuator)
操作制御機器の,人が操作する部分[IEV 1) 441-15-22を修正]。
注記 アクチュエータには,ハンドル,つまみ,ペダル,押しボタン,ローラー,プランジャー,マ
――――― [JIS B 9706-1 pdf 4] ―――――
3
B 9706-1 : 2009 (IEC 61310-1 : 2007)
ウス,ライトペン,キーボード,タッチスクリーンなどがある。
注1) EVは,International Electrotechnical Vocabulary(国際電気標準用語)の略称である。IEVは,IEC
60050規格群に規定されている。
3.2
明るさ (brightness)
ある面から発している光の強弱の見え方の基になる視感覚の属性(JIS Z 8113の03012参照)。
3.3
コード化 (coding)
一定の規則に従って,特定の意味又は数値をシグナルによって体系的に表すこと。
3.4
コントラスト (contrast)
a) 知覚的意味 同時に又は継時的に見える二つ以上の見え方の差の評価値。
注記1 コントラストの例には,明るさコントラスト,色コントラスト,同時コントラスト,継時
コントラストなどがある。
b) 物理的意味 知覚的明るさコントラストと対応するように意図して,通常,刺激の輝度を含む幾つか
の式の一つによって定義される量。
注記2 物理的には,コントラストは,例えば,光覚輝度いき2)の付近ではΔL / L,また,より高
い輝度ではL1 / L2によって表される。
注2) 輝度いき(luminance threshold)とは,知覚を可能にする最低の輝度をいう(JIS Z 8113
の02022参照)。
(JIS Z 8113の02024参照)
3.5
危険区域内にいる人 (exposed person)
体の全部又は一部が危険区域3)内に存在する人。
注3) 危険区域とは,人が危険源にさらされるような機械類の内部及び/又は機械類周辺の空間をい
う(JIS B 9700-1の3.10参照)。
3.6
図記号 (graphical symbol)
特定の意味を,言語によらずに視覚的に伝えるために用いる図形(ISO 17724の3.1参照)。
3.7
危険源 (hazard)
危害(身体的傷害又は健康障害)を引き起こす潜在的根源。
注記1 危険源という用語は,危険の発生源(例えば,機械的危険源,電気的危険源)を明確にする
ため又は潜在的な危害の性質を明確にするために修飾語を付けて用いることがある(例えば,
感電の危険源,切断の危険源,毒性による危険源,火災による危険源など)。
注記2 この定義において,危険源は,次のものを想定している。
− 機械の“意図する使用”の期間中,恒久的に存在するもの(例えば,危険な動きをする
要素の運動,溶接工程中の電弧,健康を害する姿勢,騒音放射,高温など)。
− 予期せずに現れ得るもの(例えば,爆発,意図しない起動及び予期しない起動の結果と
しての押しつぶしの危険源,破損の結果としての放出,加速度又は減速度の結果として
の落下)。
(JIS B 9700-1の3.6参照)
――――― [JIS B 9706-1 pdf 5] ―――――
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JIS B 9706-1:2009の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61310-1:2007(IDT)
JIS B 9706-1:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.110 : 機械の安全
JIS B 9706-1:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB9703:2019
- 機械類の安全性―非常停止機能―設計原則