JIS B 9923:1997 クリーンルーム用衣服の汚染粒子測定方法 | ページ 3

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B 9923-1997
6.4.2 光散乱式自動粒子計数器の調整 光散乱式自動粒子計数器の調整は,次の順序に従って行う。
(1) 予熱 計数器を使用する前に,電源スイッチを“点”又は“待機”の位置に置き,2060分間放置し
て装置を安定させる。
(2) 内部基準光による調整 粒径区分選別スイッチ又は校正スイッチその他を規定の位置に置き,内部基
準光発生部を作動させた状態で,装置を調整する。
(3) 空気の吸引 図5に示した粒子濃度の測定位置に,空気の吸引口又はこれに接続した長さをできるだ
け短くした吸引管の開口部を置き,光散乱式自動粒子計数器の吸引流量を調整する。
6.4.3 バックグラウンド バックグラウンドは,図5に示す測定装置に,清浄な空気を供給しながら発じ
ん装置に清浄衣服を装着しない状態で,6.4.4の手順に準じ,供給空気及び排出空気の粒子濃度を光散乱式
自動粒子計数器で測定する。
流量は,JIS B 8330に従い測定する。
バックグラウンドの見掛けの粒子数は,次の式によって求める。
PBt QB CB1 CB2
ここに, PBt : バックグラウンドの全粒子数(個/s)
QB : 排出空気の流量 (m3/s)
CB1 : 排出空気の粒子濃度(個/m3)
CB2 : 供給空気の粒子濃度(個/m3)
6.4.4 測定 清浄衣服に付着している分離可能な粒子の測定は,次のとおり行う。
(1) 清浄衣服又は生地(衣服素材)に付着している分離可能な粒子をはく離するための一定条件の運動方
式は,シェーキング法については上下動作,回転動作及び上下と回転動作を組み合わせた動作の3種
類の動作を,また,タンブリング法については回転動作後とし,装置の形式,使用及び測定時間につ
いて明記する。
備考 シェーキング法については,3種類の動作に関して測定することが望ましいが,1種類の動作で
代表させてもよい。動作時間は60分間とする。
(2) 測定装置に清浄な空気を供給し,流量をJIS B 8330に従って測定する。
(3) 供給空気の粒子濃度を光散乱式自動粒子計数器を用いて測定し,記録する。
(4) 供試清浄衣服又は生地(衣服素材)を発じん装置に取り付ける。タンブリング法で生地(衣服素材)
を測定するときの試料の大きさは1m2を2枚とする。
(a) 装置は清浄な環境に設置する。
(b) 装置を稼働し,装置内の粒子濃度が十分に低いレベル,すなわち,0.5 上の粒子が0又は10個
/m3のレベルに達したときの粒子濃度をバックグラウンド濃度とする。
(c) 装置のバックグラウンド濃度が得られた時点で測定者は清浄な手袋を両手に装着し,清浄な環境内
で5.3.2(6)の手法で敏速に供試用清浄衣服を取り出し,回転しているタンブリング室に投入装着する。
(d) 供試用清浄衣服を装置に投入,装着後,30秒経過した後に測定を開始する。
(5) 供試衣服の全部又は生地(衣服素材)を,一定条件で運動させ,そのときの排出空気の粒子濃度を,
(3)で使用した同一の光散乱式自動粒子計数器を用いて測定し,記録する。
(6) 計測試料数はタンブリング法の場合は,1着分(生地1m2を2枚)又は1着,シェーキング法の場合
は生地1枚 (1m2) とし,測定は5回以上及び5分以上で,動作中の計測粒子濃度は,最大値及び最小
値を除く測定値の平均による。

――――― [JIS B 9923 pdf 11] ―――――

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6.4.5 見掛けの粒子数及び分離可能な粒子数の求め方 見掛けの粒子数及び分離可能な粒子数の求め方
は,次による。
(1) 見掛けの粒子数は,次の式によって求める。
Pt=Q× (C1−C2)
ここに, Pt : 対象とする粒径の見掛けの全粒子数(個/s)
Q : 排出空気の流量 (m3/s)
C1 : 排出空気の粒子濃度(個/m3)
C2 : 供給空気の粒子濃度(個/m3)
備考 C2は測定前後の平均濃度としてもよい。
(2) 分離可能な粒子数は,次の式によって求める。
Pt=Pt−Pm
ここに, Pt : 清浄衣服からの分離可能な粒子数(個/s)
Pt : 対象とする粒径の見掛けの全粒子数(個/s)
PBt : バックグラウンド中の見掛けの全粒子数(個/s)
6.5 結果の表示 清浄衣服からの分離可能な粒子数は,表2に示す様式に記載するが,表3に示す様式
に従って発じん方式の概要を示さなければならない。

――――― [JIS B 9923 pdf 12] ―――――

                                          表2 光散乱式自動粒子計数器による測定結果記録用紙(一例)
B9
12
9
番号 衣服名称 測定部位 測定場所 温度 (℃) 湿度 (%) 気圧 (kPa)測定年月日 測定者
23-
全部
199
一部 ( )
7
粒子の種 バックグラウンド測定時 発じん試験時 分離可能な粒子数個
類 流量 供給空気の粒排出空気の粒 見掛けの粒子数 流量 供給空気の粒子濃度排出空気の粒 見掛けの粒子数 個/S
m3/s 子濃度 子濃度 個/s m3/s 個/m3 子濃度 個/s
個/m3 個/m3 個/m3
0.5 1回目 平均値 1回目 実験前 平均値 平均値 平均値
上 2回目
2回目 3回目 実験後
1.0 1回目 平均値 1回目 実験前 平均値 平均値 平均値
上 2回目
2回目 3回目 実験後
5.0 1回目 平均値 1回目 実験前 平均値 平均値 平均値
上 2回目
2回目 3回目 実験後

――――― [JIS B 9923 pdf 13] ―――――

                                                                                             13
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表3 発じん試験装置及び方法の概要(一例)
測定系統の概略 測定器の名称・仕様の概要
系統図
発じん方法の概要 発じん方法の概要説明
説明図
測定の手順解説 手順の説明

――――― [JIS B 9923 pdf 14] ―――――

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JIS B 9923 改正原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 早 川 一 也 東京工業大学
藤 井 修 二 東京工業大学
内 田 円 富士電機製造株式会社
植 田 一 三 日本アイビーエム株式会社
大 越 孝 一 ミドリ安全工業株式会社
小 畑 耕 二 日本バイリーン株式会社
川 又 亨 日本エアーテック株式会社
北 川 光太郎 セーレン株式会社
北 村 勇 耕 東洋リントフリー株式会社
小 林 八 郎 日本シー・アイ・シー技研株式会社
高 橋 保 工業技術院標準部
徳 田 彰 弘 帝人株式会社
福 本 隼 明 三菱電機株式会社
松 本 美 韶 NTN東洋ベアリング株式会社
水 島 裕 男 進和テック株式会社
南 野 脩 芝浦工業大学
岩 瀬 和 夫 東京工業大学
(事務局) 三 上 壮 介 株式会社日本空気清浄協会

JIS B 9923:1997の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 9923:1997の関連規格と引用規格一覧