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C 0511-2 : 2008 (IEC 61511-2 : 2003)
アウトを起こさないように設定される。EWDTがタイムアウトを起こす場合,EWDT出力は低下し,
SIFは停止及び/又は警報を発する。この方形波のパルスは,方形波発生器のアプリケーションプロ
グラムを変えることによって変化することができる。
d) WDT診断を実行する場合に検討すべき設計上の追加的な特徴を,次に示す。
− SIFアプリケーションソフトウェアで使用するのと同じ命令セットで,EWDTのPE論理処理部の方
形波を発生させる。
− 専用のPE論理処理部が入力し,異常な操作を検出するために論理処理部入力バスの状態を監視す
る。
− トータルメモリの機能を最もよく監視するPE論理処理部の様々な記憶域にわたったEWDTプログ
ラムの分配。
− PE論理処理部のコミュニケーション診断を改良するためにPE論理処理部コミュニケーションシス
テムを通して発生した方形波の送信。
− リセットボタンの必要性。EWDTが起動時又は停止時にインターロックする場合,リセットボタン
が必要となる。リセット回路の開発時には,EWDT及びIWDTの双方を考慮する。
− テストボタンの必要性。テストボタンは,EWDTの機能を検証するのに好ましい。
− 専用のPE論理処理部が出力し,異常な操作を検出するために論理処理部出力バスの状態を監視す
る。
− 電気−機械式リレー接点から電子回路に対する誘導的相互作用を抑制するサージサプレッサ。
− 次に示すような追加的電源調整の要件の適用をレビューする。
− 不足電圧保護
− 電気雑音抑制
− 避雷
− EWDT及びIWDTの開始を決定できるような警報の発生
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C 0511-2 : 2008 (IEC 61511-2 : 2003)
要点
1 制御回路を閉じると,出力は通電する。
2 時間間隔設定(1秒に設定すると仮定)が完了する前に制御回路を開き,再度閉じると,EWDT出力は通電し続
ける。監視パルスが設定時間間隔当たり少なくとも一つの移行を実行し続ける限り,出力はオンのままとなる。
3 監視制御がプリセット時間(3)より長い時間オンのままである場合,EWDT出力はオフとなる。
4 監視制御がプリセット時間(4)より長い時間オフのままである場合,EWDT出力はオフとなる。
図E.1−EWDTタイミング図
E.3 参考文献
CCPS, “Guidelines for Safe Automation of Chemical Processes”, AIChE, 345 East 47th Street, New York, New York
10017, ISBN 0-8169-0554-1, 1993.
JIS C 0511-2:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61511-2:2003(IDT)
JIS C 0511-2:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.040 : 産業オートメーションシステム > 25.040.01 : 産業オートメーションシステム一般
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.110 : 機械の安全
JIS C 0511-2:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0508-2:2014
- 電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第2部:電気・電子・プログラマブル電子安全関連系に対する要求事項
- JISC0508-3:2014
- 電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第3部:ソフトウェア要求事項
- JISC0508-4:2012
- 電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第4部:用語の定義及び略語
- JISC0508-6:2019
- 電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第6部:第2部及び第3部の適用指針
- JISC0511-1:2019
- 機能安全―プロセス産業分野の安全計装システム―第1部:フレームワーク,定義,システム,ハードウェア及びアプリケーションプログラミングの要求事項
- JISC0511-3:2008
- 機能安全―プロセス産業分野の安全計装システム―第3部:安全度水準の決定指針
- JISC0511-3:2021
- 機能安全―プロセス産業分野の安全計装システム―第3部:要求安全度水準の決定のための指針