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4.7 高温急冷の影響試験 高温急冷の影響試験は,計器を無通電(強化耐候形計器では,ほぼ全負荷を
加え)で,温度50±2℃の恒温そう内において,1時間放置した後,取り出して直ちに正常な姿勢に取り付
け,10±2℃の清水を水量毎分3mmの割合で計器前面に対し,約60°の方向から一様の降雨状態として1
分間注水した後,カバーにおける異常の有無を目視により調べるものとする。
4.8 屋外暴露の影響試験 屋外暴露の影響試験は,計器を雨線内(強化耐候形計器では,屋外に正南に
面して設置した暴露試験台)に正常な姿勢に取り付け,これを定格周波数の下で,電圧回路にはほぼ定格
電圧を連続に加え,電流回路には毎日8時間程度,全負荷に近い電流を通じて6箇月間屋外暴露を行った
後,4.2(1)及び4.2(2)の試験を行い,更に計器の内部及び外部の劣化状態を目視により調べるものとする。
暴露試験台は,屋外暴露に適した材質で堅ろうに造られたもので,計器を原則として0.7mから2.2mま
での高さの所に取り付けられる構造とし,基準環境又はこれに準じた地区において,地面が芝生地又はこ
れに準じた場所で,風通しが良く,計器に直接雨がかかり,日光の直射を受ける箇所に設置すること。
4.9 金属材料の表面処理試験 ベース及びカバーの金属材料の表面処理は,次の方法により試験を行う
ものとする。
(1) 衝撃 衝撃は,計器と同一の表面処理を施した試験片(4)(約200×100×4mm)を室内に水平に置いた
鋼製台(5)の上に塗装面を上向きにして置き,鋼球(6)を500mmの高さから試験片の上に3回落下(7)さ
せて試験し,落下させた後,塗装面の損傷の有無を目視により調べること。
なお,この試験は,試験片1枚について行う。
注(4) 試験片は,実際の製品に近い材料を用いること及び実際の製品と同じ工程により表面処理を行
い,乾燥後少なくとも1週間以上経過した後に試験することが大切である。乾燥後,間もないも
のを使用すると安定性がないので,判定を誤るおそれがある。
なお,試験片は,試験前によく点検し,外傷のないものを使用する必要がある。
(5) 台は,縦300mm,横200mm,厚さ30mm以上で,上面は平らなものとする。
また,台はコンクリート製の床の上に固定し,上面は水平に保つものとする。
(6) 鋼球は,JIS B 1501(玉軸受用鋼球)に定められた1並級のものとする。
(7) 塗装面にできた鋼球の落下の跡は,重なり合わないように各中心間で30mm以上離れたものに
ついて判定するものとする。
(2) 曲げ 曲げは,計器と同一の表面処理を施した試験片(4)(約150×50×0.3mm)を,室内で塗装面を
下向きにして置き,長径のほぼ中央部に径10mmの棒を当て,これを軸として約1秒かかって約180
度折り曲げて試験し,塗装面の損傷の有無を目視により調べること。
なお,この試験は,試験片2枚について行う。
(3) 塗膜の厚さ 塗膜の厚さは,強化耐候形計器は,ベース,カバーわく及び端子カバーにおける塗膜の
厚さを膜厚計により測定すること。
――――― [JIS C 1281 pdf 6] ―――――
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C 1281 - 1979
電気部会 電力需給計器専門委員会 構成表
氏名 所属
島 崎 辰 夫 日本電気計器検定所東京試験所
杉 原 千 隈 工業技術院漂準部
西 野 治 工学院大学
松 田 泰 資源エネルギー庁公益事業部
猿 渡 彬 大崎電気工業株式会社埼玉工場
鈴 木 茂 生 東京芝浦電気株式会社柳町工場
西 田 秀 男 東光精機株式会社開発部
牧 垣 貢 富士電機製造株式会社松本工場
三 橋 和 治 東光電気株式会社
和 田 宏 康 三菱電機株式会社福山製作所
井 村 光 男 東京電力株式会社
植 木 久 之 電源開発株式会社工務部
上 山 清 治 関西電力株式会社
高 田 ユ リ 主婦連合会
花 見 和 夫 北海道電力株式会社
平 野 繁 九州電力株式会社
福 山 惇 中部電力株式会社
細 美 篤 史 電気事業連合会
山 田 和 陽 王子製紙株式会社工務部
(専門委員) 日比野 芳 丸 日本電気計器検定所標準研究部
後 藤 三 造 社団法人日本電気計測器工業会
(事務局) 村 田 照 夫 工業技術院標準部電気規格課
平 野 由紀夫 工業技術院標準部電気規格課
JIS C 1281:1979の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.220 : 電気学.磁気学.電気的及び磁気的測定 > 17.220.20 : 電気的及び磁気的量の測定
JIS C 1281:1979の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1501:2009
- 転がり軸受―鋼球
- JISR3202:2011
- フロート板ガラス及び磨き板ガラス
- JISZ0236:1974
- さび止め油一般試験方法
- JISZ2371:2015
- 塩水噴霧試験方法