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JIS C 1605:1995 規格概要
この規格 C1605は、温度測定に使用するシース熱電対について規定。
JISC1605 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C1605
- 規格名称
- シース熱電対
- 規格名称英語訳
- Mineral insulated thermocouples
- 制定年月日
- 1982年11月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 61515:1995(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 17.200.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電気計測 2021, 熱処理 2020
- 改訂:履歴
- 1982-11-01 制定日, 1989-08-01 確認日, 1995-07-01 改正日, 2001-02-20 確認日, 2002-06-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS C 1605:1995 PDF [31]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 1605-1995
シース熱電対
Mineral insulated thermocouples
1. 適用範囲 この規格は,温度測定に使用するシース熱電対について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS C 1602 熱電対
JIS C 1610 熱電対用補償導線
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法
JIS Z 8710 温度測定方法通則
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
IEC 1515 (1995) Mineral insulated thermocouple cables and thermocouples
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次のとおりとする。
(1) シース熱電対 金属シースと熱電対素線の間に,粉末状の無機絶縁物を充てん封入し,一体となった
構造に加工された熱電対。
(2) 熱電対 熱起電力を発生させる目的で,2種類の導体の一端を電気的に接続したもの。
(3) 熱量対素線 熱電対の両脚となる金属線又は合金線。
(4) 無機絶縁物 金属シースと熱電対素線とを電気的に絶縁する良質な粉末状のもの(例えば,純度96%
以上の酸化マグネシウム)。
(5) 金属シース 熱電対素線と無機絶縁物を一緒に封入し,熱電対素線が被測温物,雰囲気などに直接接
触しないように保護する金属管。
(6) 測温接点 熱電対素線を接合した接点で,温度を測る位置に置かれるもの。
(7) 接地形測温接点 金属シースと電気的に接続された測温接点。
(8) 非接地形測温接点 金属シースと電気的に絶縁された測温接点。
(9) 基準接点 熱電対と導線との,又は補償導線と導線との接続点を一定の温度(例えば,氷点)に保つ
ようにしたもの。
(10) 規準熱起電力 基準接点が0℃のとき,測温接点の温度に対応し,仮想の熱電対(規準熱電対)が発
生する定められた熱起電力。
(11) 補償導線 常温を含む相当な温度範囲で,組み合わせて使用する熱電対とほぼ同一の熱起電力特性を
もち,熱電対と基準接点との間をこれによって接続し,熱電対の接続部分と基準接点との温度差を補
償するために使用する一対の導体に絶縁を施したもの。
――――― [JIS C 1605 pdf 1] ―――――
2
C 1605-1995
3. 種類
3.1 シース熱電対の種類 シース熱電対の種類は,熱電対素線の構成材料によって表1のとおりとする。
表1 シース熱電対の種類
種類の記号 熱電対素線の構成材料
+脚(1) −脚(1)
SN ニッケル,クロム及びシリコンを主とした合金 ニッケル及びシリコンを主とした合金
SK ニッケル及びクロムを主とした合金 ニッケルを主とした合金
SE ニッケル及びクロムを主とした合金 銅及びニッケルを主とした合金
SJ 鉄 銅及びニッケルを主とした合金
ST 銅 銅及びニッケルを主とした合金
注(1) +脚とは,熱起電力を測る計器の+端子へ接続すべき脚をいい,反対側のものを−脚という。
3.2 金属シース 金属シースは,材質によって表2のとおりとする。
表2 金属シースの材質
記号 材質
A オーステナイト系ステンレス鋼
B 耐食耐熱超合金(2)
注(2) IS Z 8704に準拠する。
3.3 測温接点 測温接点は,図1に示す形状によって表3のとおりとする。
図1 測温接点の形状
表3 測温接点の記号
記号 形状
G 接地形
U 非接地形
4. 許容差 許容差は,熱電対の種類ごとに分類し,表4のとおりとする。
表4 許容差
種類 許容差の分類(3)の分類
クラス1 クラス2 クラス3
SN 温度範囲 −40℃以上+375℃未満 −40℃以上+333℃未満 −167℃以上+40℃未満
許容差 ±1.5℃ ±2.5℃ ±2.5℃
温度範囲 375℃以上1 000℃未満 333℃以上1 200℃未満 −200℃以上−167℃未満
許容差 ±0.004・|t| ±0.0075・|t| ±0.015・|t|
旧階級※ − − −
――――― [JIS C 1605 pdf 2] ―――――
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C 1605-1995
種類 許容差の分類(3)の分類
クラス1 クラス2 クラス3
SK 温度範囲 −40℃以上+375℃未満 −40℃以上+333℃未満 −167℃以上+40℃未満
許容差 ±1.5℃ ±2.5℃ ±2.5℃
温度範囲 375℃以上1 000℃未満 333℃以上1 200℃未満 −200℃以上−167℃未満
許容差 ±0.004・|t| ±0.007 5・|t| ±0.015・|t|
旧階級※ − 0.75級 1.5級
SE 温度範囲 −40℃以上+375℃未満 −40℃以上+333℃未満 −167℃以上+40℃未満
許容差 ±1.5℃ ±2.5℃ ±2.5℃
温度範囲 375℃以上800℃未満 333℃以上900℃未満 −200℃以上−167℃未満
許容差 ±0.004・|t| ±0.007 5・|t| ±0.015・|t|
旧階級※ − 0.75級 1.5級
SJ 温度範囲 −40℃以上+375℃未満 −40℃以上+333℃未満 −
許容差 ±1.5℃ ±2.5℃ −
温度範囲 375℃以上750℃未満 333℃以上750℃未満 −
許容差 ±0.004・|t| ±0.007 5・|t| −
旧階級※ − 0.75級 −
ST 温度範囲 −40℃以上+125℃未満 −40℃以上+133℃未満 −67℃以上+40℃未満
許容差 ±0.5℃ ±1℃ ±1℃
温度範囲 125℃以上350℃未満 133℃以上350℃未満 −200℃以上−67℃未満
許容差 ±0.004・|t| ±0.007 5・|t| ±0.015・|t|
旧階級※ − 0.75級 1.5級
注(3) 許容差とは,熱起電力を規準熱起電力表によって換算した温度から測温接点の温度を引いた値の
許される最大限度をいう。
備考1. |t|は,測定温度の+,−の記号に無関係な温度 (℃) で示される値である。
2. ※は,参考のために示す。
5. 規準熱起電力 規準熱起電力は,付表15のとおりとする。
6. 常用限度 常用限度(4)は,表5による。
注(4) 常用限度とは,空気中において連続使用できる温度の限度をいう。
表5 常用限度
記号 金属シースの外径 金属シース ℃
mm A B
SN 0.5 600
1.0, 1.5, (1.6), 2.0 650
3.0, (3.2) 750
4.5, (4.8) 800 900
6.0, (6.4) 800 1 000
8.0 900 1 050
SK 0.5 600
1.0, 1.5, (1.6), 2.0 650
3.0, (3.2) 750
4.5, (4.8) 800 900
6.0, (6.4) 800 1 000
8.0 900 1 050
――――― [JIS C 1605 pdf 3] ―――――
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C 1605-1995
記号 金属シースの外径 金属シース ℃
mm A B
SE 0.5 600
1.0, 1.5, (1.6), 2.0 650
3.0, (3.2) 750
4.5, (4.8) 800 900
6.0, (6.4) 800 900
8.0 800 900
SJ 0.5 400
1.0, 1.5, (1.6), 2.0 450
3.0, (3.2) 650
4.5, (4.8) 750
6.0, (6.4) 750
8.0 750
ST 0.5 300
1.0, 1.5, (1.6), 2.0 300
3.0, (3.2) 350
4.5, (4.8) 350
6.0, (6.4) 350
8.0 350
備考 ( ) 内の系列は,将来廃止する。
7. 特性 特性は,11.によって試験を行ったとき,次のとおりとする。
(1) 温度特性 温度特性は,表6のとおりとする。
表6 温度特性
項目 特性 試験方法
適用箇条
熱起電力特性 表4の値を満足すること 11.2.4
熱起電力の安定度(5) 表4の値の51以下 11.2.5
注(5) 安定度とは,熱起電力特性の安定の程度をいう。
(2) 電気的特性 電気的特性は,表7のとおりとする。
表7 電気的特性
項目 金属シースの外径 特性 試験方法
mm 適用箇条
絶縁抵抗 20M
0.5, 1.0, 1.5, (1.6), 2.0 圀一 上 11.2.6
3.0, (3.2), 4.5, (4.8) 100M 圀一 上
6.0, (6.4), 8.0
耐電圧(6)1.0, 1.5, (1.6) 100VACに1分間耐えること 11.2.7
3.0, (3.2), 4.5, (4.8), 500VACに1分間耐えること
6.0, (6.4), 8.0
注(6) 金属シースの外径0.5mmは適用しない。
備考1. 接地形には適用しない。
2. 補償導線付は,JIS C 1610に規定する絶縁抵抗値との小さい方を適用する。
3. ( ) 内の系列は,将来廃止する。
(3) 機械的特性 機械的特性は,表8のとおりとする。
――――― [JIS C 1605 pdf 4] ―――――
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C 1605-1995
表8 機械的特性
項目 特性 試験方法
適用箇条
耐衝撃性 測温接点の接合点,端子の接続点など電11.2.8
気的接続に異常がないこと
8. 寸法
8.1 シース熱電対の構造 シース熱電対の構造は,熱電対素線の径及び金属シースの肉厚が,表9のと
おりとする。ただし,長さは,受渡当事者間の協定による。
表9 各部の寸法
単位mm
金属シースの外径D 熱電対素線の径d 金属シースの肉厚t
0.5±0.025 金属シースの外径の 金属シースの外径の
1.0±0.025 15%以上 10%以上
1.5±0.025
(1.6±0.025)
2.0±0.025
3.0±0.030
(3.2±0.030)
4.5±0.045
(4.8±0.050)
6.0±0.060
(6.4±0.060)
8.0±0.080
備考 ( ) 内の系列は,将来廃止する。
8.2 シース熱電対 シース熱電対は,測温接点近傍仕上り外径の寸法の許容差が,表10のとおりとする。
表10 仕上り寸法
単位mm
金属シースの外径D 仕上り外径の許容差
0.5 ±0.05
1.0 ±0.05
1.5 ±0.05
(1.6) (±0.05)
2.0 ±0.05
3.0 ±0.05
(3.2) (±0.05)
4.5 ±0.05
(4.8) (±0.05)
6.0 ±0.10
(6.4) (±0.10)
8.0 ±0.10
備考 ( ) 内の系列は,将来廃止する。
――――― [JIS C 1605 pdf 5] ―――――
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JIS C 1605:1995の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61515:1995(MOD)
JIS C 1605:1995の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.200 : 熱力学及び温度測定 > 17.200.20 : 温度測定機器