JIS C 1610:2012 熱電対用補償導線

JIS C 1610:2012 規格概要

この規格 C1610は、JIS C 1602及びJIS C 1605に規定する熱電対及びシース熱電対と組み合わせて使用する補償導線について規定。

JISC1610 規格全文情報

規格番号
JIS C1610 
規格名称
熱電対用補償導線
規格名称英語訳
Extension and compensating cables for thermocouples
制定年月日
1974年9月1日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60584-3:2007(MOD)
国際規格分類

ICS

17.200.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気計測 2021, 熱処理 2020
改訂:履歴
1974-09-01 制定日, 1977-09-01 確認日, 1981-02-15 改正日, 1986-05-01 確認日, 1991-10-01 確認日, 1995-07-01 改正日, 2001-02-20 確認日, 2002-06-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-06-20 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS C 1610:2012 PDF [19]
                                                                                   C 1610 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類及び記号・・・・[2]
  •  5 許容差・・・・[4]
  •  6 使用区分及び記号・・・・[4]
  •  7 特性・・・・[5]
  •  7.1 熱起電力特性・・・・[5]
  •  7.2 電気抵抗・・・・[5]
  •  7.3 絶縁抵抗・・・・[5]
  •  7.4 耐電圧・・・・[5]
  •  7.5 静電容量(キャパシタンス)及びインダクタンス・・・・[5]
  •  8 外観及び構造・・・・[6]
  •  8.1 外観・・・・[6]
  •  8.2 構造・・・・[6]
  •  8.3 寸法・・・・[6]
  •  8.4 心線の被覆及び表面被覆・・・・[7]
  •  8.5 遮蔽の種別及び記号・・・・[7]
  •  8.6 種類及び極性の色別・・・・[7]
  •  9 試験・・・・[8]
  •  9.1 試験状態・・・・[8]
  •  9.2 試験方法・・・・[8]
  •  10 検査・・・・[9]
  •  11 製品の呼び方・・・・[9]
  •  12 表示・・・・[10]
  •  12.1 製品の表示・・・・[10]
  •  12.2 包装の表示・・・・[10]
  •  附属書JA(参考)補償導線の種類の記号及び表面被覆の色別の変遷・・・・[11]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 1610 pdf 1] ―――――

C 1610 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
電気計測器工業会(JEMIMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工
業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工
業規格である。
これによって,JIS C 1610:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 1610 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
C 1610 : 2012

熱電対用補償導線

Extension and compensating cables for thermocouples

序文

  この規格は,2007年に第2版として発行されたIEC 60584-3を取り入れ,技術的内容を変更して作成し
た日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧にその説明を付けて,附属書JBに示す。また,附属書JAは対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,JIS C 1602及びJIS C 1605に規定する熱電対及びシース熱電対(以下,熱電対という。)
と組み合わせて使用する補償導線について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60584-3:2007,Thermocouples−Part 3: Extension and compensating cables−Tolerances and
identification system(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1202 回路計
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS C 1602 熱電対
注記 対応国際規格 : IEC 60584-1:1995,Thermocouples−Part 1: Reference tables(MOD)
JIS C 1605 シース熱電対
JIS C 2525 金属抵抗材料の導体抵抗及び体積抵抗率試験方法
JIS C 3005 ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法
JIS C 3102 電気用軟銅線
JIS C 3152 すずめっき軟銅線
JIS Z 8102 物体色の色名
JIS Z 8103 計測用語
JIS Z 8703 試験場所の標準状態

――――― [JIS C 1610 pdf 3] ―――――

2
C 1610 : 2012

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。
3.1
補償導線(extension and compensating cable)
常温を含む相当な温度範囲内で,組み合わせて使用する熱電対とほぼ同一の熱起電力特性をもち,熱電
対と基準接点との間を接続し,熱電対との接続部分(補償接点)と基準接点との温度差を補償するために
使用する一対の心線に絶縁を施したもの。
3.2
心線(conductors)
補償導線を構成する対をなす金属線(合金線を含む。)。このうち,熱電対の+脚に接続する心線を+側
心線,−脚に接続する心線を−側心線という。
心線には,単線及びより線があり,単線とより線とを構成する一本の金属線を素線という。
構成材料によって,組み合わせて使用する熱電対と同じ材質のエクステンション形心線,及び組み合わ
せて使用する熱電対とは異なる材質のコンペンセーション形心線がある。
3.3
補償導線の熱起電力
補償導線の+側心線と−側心線とで熱電対を構成させた場合に,測温接点の温度変化に対応して発生す
る熱起電力。
3.4
熱電対(thermocouple)
熱起電力を発生させる目的で,2種類の導体の一端を電気的に接続したもの(JIS C 1602参照)。
3.5
測温接点(measuring junction)
心線を接続した接点で,試験のとき温度を測る位置に置かれるもの。
3.6
基準接点(reference junction)
熱電対と導線との,又は補償導線と導線との接合点を一定の温度(例えば,氷点)に保つようにしたも
の(JIS C 1602参照)。
3.7
補償接点
熱電対と補償導線との接合点(JIS Z 8704参照)。
3.8
許容差(tolerance)
補償導線の熱起電力の値から,組み合わせて使用する熱電対の規準熱起電力の値を引いた値の許される
最大限度。
なお,組み合わせて使用する熱電対の規準熱起電力は,JIS C 1602の付表1付表8による。

4 種類及び記号

  種類及び記号は,心線の構成材料によって,表1による。
注記 補償導線の種類の記号及び表面被覆の色別の変遷は,附属書JAを参照。

――――― [JIS C 1610 pdf 4] ―――――

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C 1610 : 2012
表1−種類及び記号
種類 記号a)
組み合わせて使用 心線の構成材料
する熱電対の種類 +側心線 −側心線
B 銅 銅 BC
銅 銅及びニッケルを主とした合金 RCA
R
銅 銅及びニッケルを主とした合金 RCB
銅 銅及びニッケルを主とした合金 SCA
S
銅 銅及びニッケルを主とした合金 SCB
ニッケル及びクロムを主とした合金 ニッケル及びシリコンを主とし NX
N た合金
銅及びニッケルを主とした合金 銅及びニッケルを主とした合金 NC
ニッケル及びクロムを主とした合金 ニッケルを主とした合金 KX
K 鉄 銅及びニッケルを主とした合金 KCAb)
銅 銅及びニッケルを主とした合金 KCBc)
E ニッケル及びクロムを主とした合金 銅及びニッケルを主とした合金 EX
J 鉄 銅及びニッケルを主とした合金 JX
T 銅 銅及びニッケルを主とした合金 TX
注a) 補償導線の種類の記号は,組み合わせて使用する熱電対の種類と心線の材質とによって表し,組み合わせ
て使用する熱電対と同じ材質で構成されるエクステンション形心線を示す記号はX,組み合わせて使用す
る熱電対と異なる材質で構成されるコンペンセーション形心線を示す記号はCとする。
なお,コンペンセーション形心線の記号は,許容差又は補償接点温度による種類分けがある場合には,
A又はBを付して区分する。
b) 記号KCAは,1995年改正時の記号KCBで,1981年改正時にWXと称していたものである。
c) 記号KCBは,1995年改正時の記号KCCで,1981年改正時にVXと称していたものである。

――――― [JIS C 1610 pdf 5] ―――――

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JIS C 1610:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60584-3:2007(MOD)

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