この規格ページの目次
- 3.3 結果
- 4 厚さ
- 5 引張強さ
- 6 曲げ強さ
- 7 破裂強さ
- 8 引裂強さ
- 9 密度
- 9.0A 一般
- 9.1 比重測定方法
- 9.2 気中測定方法
- 10 吸水率
- 11 絶縁破壊の強さ
- 11.0A 一般
- 11.1 試験条件
- 11.2 試験片
- 11.3 電極
- 11.4 手順
- 11.5 結果
- 12 耐アーク性
- 13 塩素含有量
- 14 硫酸塩含有量(参考)
- 15 灰分
- 16 柔軟性
- 16.0A 一般
- 16.1 試験片
- 16.2 手順
- 16.3 結果
- 17 水分
- 18 層間強さ
- 18.0A 一般
- 18.1 試験片
- 18.2 手順
- 18.3 結果
- 18.3A 層間はく離強さ
- 19 収縮率
- JIS C 2315-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS C 2315-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS C 2315-2:2010の関連規格と引用規格一覧
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C 2315-2 : 2010
表2−バルカナイズドファイバーの乾燥時間
公称厚さ 乾燥時間
mm h
0.5以下 624
0.5を超え1.5以下 24
1.5を超え5.0以下 48
5.0を超えるもの 72
3.3 結果
特に規定のない限り,結果は,平均値で表す。ただし,中央値を用いてもよい。中央値を用いる場合は,
最大値及び最小値を記録し,中央値を用いたことを試験報告書に明記する。
4 厚さ
厚さは,JIS C 2300-2の5.1(厚さ)によって測定する。ただし,結果は,8点の平均値で表す。
5 引張強さ
引張強さは,次のa) c)を除き,JIS P 8113又はJIS C 2305-2の箇条7(引張強さ及び伸び)に規定する
方法によって測定する。
a) 引張速度は,100 mm/minで,試験片が破断するまで行う。
b) 縦方向及び横方向から採取した試験片でそれぞれ5回測定する。
c) 結果は,それぞれの方向ごと,5回の平均値をメガパスカル(MPa)で表す。
注記 縦方向とは,試験片の長手方向であり,一般に横方向より高い引張強さを示す。
6 曲げ強さ
曲げ強さは,ISO 178に規定する方法によって測定する。
試験片は,縦方向及び横方向それぞれの方向が試験する板の長手方向になるように,それぞれの方向か
ら5枚採取する。板厚20 mm以上の場合は,板厚が20 mmになるまで両面を対称的に削る。
結果は,それぞれの方向ごとに5回測定し,5回の平均値をメガパスカル(MPa)で表す。
7 破裂強さ
この試験は,0.8 mm以下の板に適用する。
破裂強さは,JIS P 8112に規定する方法によって測定する。ただし,試験片の調湿は,3.1による。
8 引裂強さ
この試験は,厚さ0.8 mm以下の試料に適用する。引裂強さは,JIS P 8116又はJIS C 2300-2の箇条9(引
裂強さ)に規定するエルメンドルフ形引裂試験機を用いて測定する。ただし,試料の縦方向及び横方向そ
れぞれの方向で9枚の試験片を採取し,結果は,それぞれの方向ごとに9回の平均値で表す。
――――― [JIS C 2315-2 pdf 6] ―――――
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C 2315-2 : 2010
9 密度
9.0A 一般
密度の測定は,特に規定がない限り,次のいずれの方法を用いてもよい。用いた方法を記録する。
9.1 比重測定方法
9.1.1 試験片
試験片の大きさは,約40 mmの四角形とし,厚さはそのままの状態で用いる。
9.1.2 手順
試験片の質量を大気中,及び密度が既知の液体中で,各々測定する。測定精度は,ミリグラム(mg)と
する。
注記 液体には,水,アルコール,溶剤,絶縁油などがある。
9.1.3 結果
試験片の密度は,次の式によって求める。
w1x
w1−w2
ここに, ρ : 密度(g/cm3)
w1 : 大気中の試験片の質量(g)
w2 : 液体中の試験片の質量(g)
x : 液体の密度(g/cm3)
9.2 気中測定方法
密度は,JIS C 2300-2の箇条7(密度)に規定する方法によって測定する。
10 吸水率
吸水率は,JIS K 7209:2000に規定するA法によって測定する。ただし,試験片は,3枚採取する。
結果は,3回の平均値で表す。
11 絶縁破壊の強さ
11.0A 一般
絶縁破壊の強さは,厚さ3 mm以下の板に適用する。
11.1 試験条件
試験は,JIS C 2110:1994に規定する方法によって,大気中において23 ℃±2 ℃で行う。ただし,試験
片は,恒温槽中で表2によって乾燥し,乾燥剤入りデシケータの中で室温まで冷却する。冷却後,試験片
をデシケータから取り出して3分以内に試験を行う。
厚さ0.5 mm以下については,デシケータから取り出して30秒以内に試験を行う。
11.2 試験片
試験片の枚数は,JIS C 2110:1994の11.による。
11.3 電極
板の場合は,JIS C 2110:1994の7.1に規定する直径25 mmの小電極及び直径75 mmの大電極を使用する。
小電極は,大電極に同軸で配置する。
11.4 手順
電圧の印加は,JIS C 2110:1994の8.1による。破壊電圧の基準は,JIS C 2110:1994の9.による。
――――― [JIS C 2315-2 pdf 7] ―――――
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C 2315-2 : 2010
11.5 結果
報告は,JIS C 2110:1994の12.による。結果は,平均値で表し,最小値も記録する。
12 耐アーク性
耐アーク性の試験は,JIS K 6911:2006の5.15による。
13 塩素含有量
塩素含有量は,既知である抽出水の塩素イオン測定方法のいずれの方法を用いてもよい。
測定結果に疑義がある場合は,JIS C 2300-2の17.2.1(硝酸銀A法)に規定する方法によって測定する。
塩素含有量は,恒温槽で乾燥した材料1 kgに対する塩素イオンの量をミリグラム毎キログラム(mg/kg)
で表す。
注記 国内では定量分析であるJIS C 2300-2の17.2.4.3(イオンクロマトグラフ法)が浸透している。
14 硫酸塩含有量(参考)
硫酸塩含有量は,既知である抽出水の硫酸イオン測定方法を用いて測定する。
抽出溶液の硫酸塩分は,恒温槽で乾燥した材料1 kgに対する硫酸イオンの量をミリグラム毎キログラム
(mg/kg)で表す。
15 灰分
灰分は,試験片を燃焼した後,その残存量をJIS P 8252又はJIS C 2300-2の箇条14(灰分)に規定する
方法によって測定する。ただし,試験片の質量は,5 g以上とし,3枚採る。ただし,受渡当事者間の協定
によって決めてもよい。試験片の乾燥は,表2による。
灰分は,次の式によって求める。
r
X 100
s
ここに, X : 灰分(%)
mr : 試験片の燃焼残さの質量(g)
ms : 乾燥後の試験片質量(g)
16 柔軟性
16.0A 一般
この試験は,1.5 mm以下の板に適用する。
16.1 試験片
試験片は,100 mm×30 mmで縦方向及び横方向にそれぞれ3枚採取する。
16.2 手順
厚さ1 mm以下の試験片は,それぞれ直径28 mmの丸棒に巻き付ける。
厚さ1 mmを超える試験片は,それぞれ直径45 mmの丸棒に巻き付ける。
16.3 結果
目視によって縦方向及び横方向それぞれの試験片に割れの状況を確認し記録する。
――――― [JIS C 2315-2 pdf 8] ―――――
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C 2315-2 : 2010
17 水分
水分は,JIS P 8127又はJIS C 2300-2の箇条13(水分)に規定する方法によって測定する。ただし,試
験片の質量は,5 g以上とし,3枚採取する。試験片の乾燥時間は,表2による。
水分は,次の式によって求める。
L1 L2
Mo 100
L1
ここに, Mo : 水分(%)
L1 : 試料採取時の試験片質量(g)
L2 : 乾燥後の試験片質量(g)
18 層間強さ
18.0A 一般
層方向引張強さとは,積層面に対して直角方向の引張強さをいう。
層間はく離強さとは,試験片の層の中心部分をはく離し,その両端を互いに90度方向で鉛直上に引っ張
り,はく離させたときの強さをいう。
18.1 試験片
直径30 mmの円盤を3枚採取する。それぞれの端面の表面を粗くしたぶな材に適切な接着剤で接着した
後,外周を削って直径20 mmにする。
18.2 手順
箇条5に規定する引張強さと同じ条件で行う。ただし,引張速度は,1 mm/min5 mm/minとする。
18.3 結果
層方向引張強さは,3回の平均値をキロニュートン(kN)で表す。
18.3A 層間はく離強さ
18.3A.1 装置
引張試験機を使用する。ショッパー形試験機を用いてもよい。
18.3A.2 試験片
3.1によって調湿した試料から,25 mm×約250 mmの試験片を3枚採取する。試験片の長さ方向は,板
の縦方向とする。
18.3A.3 手順
試験片の約50 mmを,全幅にわたりできるだけ層の中心で引き裂く。引き裂いた両端を,引張試験機の
チャックに挟み,引張速度300 mm/minで75 mm以上の長さをはく離させる。
このとき,引き裂かれていない部分を引っ張る方向に90度に保つように指で保持する。
はく離しているときの変化する力の中間の値を記録する。
測定は,中間部分を90度に保持するジグを用いてもよい。
中間の値は,層間はく離強さをチャートの記録によって,又は解析処理によって求めてもよい。
18.3A.4 結果
層間はく離強さは,3回の平均値をニュートン(N)で表す。
――――― [JIS C 2315-2 pdf 9] ―――――
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C 2315-2 : 2010
19 収縮率
100 mm×100 mmの試験片を3枚採り,縦方向及び横方向の長さ並びに厚さを測定する。
長さは,試験片それぞれについて1か所,厚さは,端から20 mm以上離れた箇所4点を測定する。
試験片を,105 ℃±3 ℃の恒温槽で,5 h乾燥する。
デシケータ中で室温まで冷却後,再び,長さ及び厚さを測定する。
収縮率は,縦方向,横方向及び厚さ方向とも次の式によって求める。
A B
S 100
A
ここに, S : 収縮率(%)
A : 乾燥前寸法(mm)
B : 乾燥後寸法(mm)
――――― [JIS C 2315-2 pdf 10] ―――――
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JIS C 2315-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60667-2:1982(MOD)
JIS C 2315-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 2315-2:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC2300-2:2010
- 電気用セルロース紙―第2部:試験方法
- JISC2305-2:2010
- 電気用プレスボード及びプレスペーパー―第2部:試験方法
- JISP8112:2008
- 紙―破裂強さ試験方法
- JISP8113:2006
- 紙及び板紙―引張特性の試験方法―第2部:定速伸張法
- JISP8116:2000
- 紙―引裂強さ試験方法―エルメンドルフ形引裂試験機法
- JISP8252:2003
- 紙,板紙及びパルプ―灰分試験方法―900℃燃焼法